SEOとUU価値・CV価値について
- 2020.03.02
- WEBマーケティング
ウェブサイトではユーザーのCVがゴールといえます。ビジネス本来のゴールというのは、実際の売上や利益です。通販サイトならば、CVが商品購入から生まれる売上、利益がビジネスの最終的なゴールとなります。
あるいは、賃貸物件の仲介事業を運営する企業だったら、ウェブ上でのCVから、来店、契約を経て得られる売上、利益がビジネスの目的です。そういった意味ではCV数を目的にウェブサイトを運営することが誤っているわけではありません。
よりビジネスの目的に沿ったモニタリングをするためには、売上、利益まで追った方がいいと言えます。そこで、1UU(ユニークユーザー)あたりの売上や利益を表すUU価値や、1CV当たりの売上や利益を表すCV価値が登場します。
UUやCVだけを追っていると、少々傾向がどちらにもあると、ウェブサイトが好調のように見えます。けれど、UU価値やCV価値の方を見ると、下落しているということもあるのです。こういった場合は、新たに集客しているユーザーはCVに達しているものの、その後の売上にはつながっていないということになっているわけです。
例えば、新規に作ったページで集客が増えていても、新規のページの説明文が実際のサービス内容と乖離していてCVが売上につながっていないという可能性があります。
こうした問題はCV数だけを追っていたのでは、気づくことができません。本来求めるべき売上や利益まで追うことこそが重要なのです。流入チャンネル別のUU価値、CV価値データを算出すると、投資判断やSEO施策の優先順位の判断といったことに役立ちます。SEOを優良な集客チャンネルと判断できれば、さらなる投資をすることもできます。
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