キーワードの多用は避けるべき
- 2020.06.09
- コンテンツ対策
Webライティングにおいては、SEO(検索エンジン最適化)を常に考えながら書き進めていくほうが効率がよくなります。この時、気を付けなくてはいけないのが、全てにおいて「適切」を心掛けることです。
何事もそうですが、やりすぎはいけません。効果が上がらないばかりか、かえって逆効果になってしまうこともあるからです。
やりすぎかどうかの境目として、文章作成でいえば「違和感」なく読め進めていけるかどうかで決めるというのもひとつの手かもしれません。
例文を挙げて説明してみましょう。
「コンビニ」というキーワードについての文章構成として以下の文章はどうでしょうか?
この文章では、コンビニという言葉がしつこく感じられるぐらい使われています。確かにキーワードが豊富に使われており、SEO的には良さそうに思われるかもしれませんが、通常の文書としてみた場合、やはり違和感を感じさせる文章と言っていいでしょう。
SEOの目的は、検索エンジンのロボットにとっても検索ユーザーにとっても価値あるコンテンツを提供することにあります。
過剰な施策はユーザーにとって良くない、という判断のもと検索エンジンアルゴリズムも改善を繰り返されています。
以上のことを勘案して前記例文は、次のように書き直した方が有効と思われます。
こちらのほうが自然に読み進めていけるので、ユーザーにとって「わかりやすく」「理解しやすい」文章構成になっていると言えるでしょう。
Webライティングと言えども、決して特殊なことだけを行っているのではなく、普通の文章作成で言われている事を参考にできることが多々あります。最終的には読み手を意識して書かれた文章が、良い文書と言っていいのではないでしょうか。
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