コンテンツマーケティングでの記事の書き方とは!? 注意点など

コンテンツマーケティングでの記事の書き方

コンテンツマーケティングにおけるコンテンツの1つに「記事」があります。ユーザーの役に立つ記事はどのように書けばいいのでしょうか?

 

SEOコンサルタント今回はコンテンツマーケティングにおける記事の書き方について、具体的な手順を紹介します。成約までつながる記事の書き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。SEOライティングとは?SEOを意識したライティングのコツとポイントを解説も併せてチェックしてみてください。

 

 

コンテンツマーケティングでの記事の書き方(準備編)

 

記事を書くとき、最初から執筆を始めてはいけません。いきなり執筆を始めてしまうと途中で内容がぶれてしまい、なにを伝えたい記事なのかわからなくなってしまうからです。

 

そこでまずは、記事を書くための準備から始めます。今回は、コンテンツマーケティングのなかでも、インターネットの検索流入から成約までつなげる「コンテンツSEO」における記事の書き方について紹介します。

 

1. 検索キーワードを決める

 

まずは記事のターゲットとなる検索キーワードを決めます。検索キーワードとは、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索ボックスに入力する単語、もしくはその組み合わせです。

 

たとえばユーザーがYahoo!で「電子レンジ 壊れた」と入力した、この単語の組み合わせが検索キーワードに該当します。

 

コンテンツSEOにおいては、インターネットの検索から自社サイトへ訪問してもらう必要があるので、記事のターゲットとする検索キーワードを決めなければいけません。検索キーワードを抽出するにはさまざまな方法がありますが、おすすめは「キーワードプランナー」です。

 

キーワードプランナーとは、Googleが提供する検索キーワード抽出ツールです。本来はGoogle広告用のツールですが、コンテンツマーケティングにおいても非常に役立ちます。キーワードプランナーでは、主に次の2つの機能があります。

 

<キーワードプランナーの2つの機能>

  • 新しいキーワードを見つける…単語を入力することで、新たなキーワード候補を抽出してくれる
  • 検索ボリュームと予測のデータを確認する…月間平均検索ボリューム※や、その3ヶ月間の推移などを抽出できる

※月間平均検索ボリューム…そのキーワードが月間で検索される平均回数

 

キーワードプランナーを使って自社メディアに合った単語をいくつか洗い出してみて、キーワードプランナーを使って候補を広げていきましょう。

 

2. 共起語を抽出する

 

コンテンツSEOにおける記事では、共起語を抽出することも重要です。共起語とは、入力した対策キーワードと一緒に使われることの多い単語です。共起語を見ることで、検索ユーザーがどのようなコンテンツを求めているのか、ある程度把握できます。

 

たとえば「電子レンジ 壊れた」の共起語を抽出したものが、以下のとおりです。

 

<「電子レンジ 壊れた」の共起語>

共起語出現回数平均出現回数
電子レンジ77227.57
修理1796.39
故障1655.89
家電1585.64
機能1425.07
オーブンレンジ1294.61
買取1224.36
原因1093.89
メーカー1063.79

 

このように「電子レンジ 壊れた」であれば、記事に「電子レンジ」や「修理」「故障」などの言葉が多く使われていることがわかります。

 

なお共起語は、無料のツールで抽出できます。ラッコ株式会社のラッコキーワード(共起語β)が便利です。

 

関連記事: 共起語の役割や正しい使い方とは?おすすめ共起語ツールをご紹介

 

3. ペルソナを設計する

 

共起語を抽出して「検索ユーザーがどのようなコンテンツを求めているのか」をある程度推測できれば、次はペルソナを設計します。ペルソナとは、記事のターゲットとなる人物像です。

 

ペルソナの特徴は、ターゲットの職業や趣味嗜好、ふだんの生活などを細かく決める点です。たとえば「電子レンジ 壊れた」の検索キーワードに対して、次のようなペルソナを設計できます。

 

<「電子レンジ 壊れた」のペルソナ>

性別女性
年齢27歳
職業会社員
収入300万円
既婚・未婚未婚
同居家族構成1人暮らし
居住地域東京都
学歴大学卒
休日の過ごし方友達とショッピング
よく買い物をするお店ショッピングセンター
所持しているPC、モバイル端末スマホ1台、タブレット1台
習慣夜に韓国ドラマを見る
趣味家でドラマや映画を見ること
休日の出没エリアショッピングセンター
悩みいつも通り冷凍食品を温めるための電子レンジを使ったところ、急に電源が落ちて使えなくなってしまった。再度電子レンジを使おうと試みても、やはり電源が入らない。

電子レンジが壊れた原因や対処法を知りたいと考えている。また電子レンジが完全に故障して使えないのであれば、新しい製品を買う必要があると考えている。

このようにペルソナの人物像を細かく設定することで「ユーザーがどのような悩み・不安・知らないことを解決するためにそのキーワードで検索したのか」を明らかにできます。これがまさに「検索意図」であり、コンテンツにおいて非常に重要な要素です。

 

またペルソナは通常、2〜3人設定するのがおすすめです。当然検索ユーザーの属性は千差万別なので、1つのキーワードに対して2,3のペルソナを設定すると、より幅広くて性格に検索意図を拾えるようになります。

 

なおペルソナはあくまで仮の人物像なので、本当に検索するユーザーと同一人物である必要はありません。それどころか検索ユーザーと同一人物になるようにペルソナを設計するのは不可能です。あくまでペルソナは「検索した背景」を知るための手段なので、実際のユーザーの人物像と一致しないのは問題ありません。

 

4. 検索意図を洗い出す

 

ペルソナを設定したあとは、この人物像がなぜそのキーワードを検索したのかを洗い出します。たとえば「電子レンジ 壊れた」で設定したペルソナから、この人物像は次のような悩みや知らないことを抱えていると推測できます。

 

<「電子レンジ 壊れた」で検索するユーザーの悩み・知らないこと>

  • 電子レンジが壊れた原因を知りたい
  • 電子レンジを復活させるための方法を知りたい
  • 買い替える場合のおすすめの電子レンジを知りたい(なるべく壊れにくいもの)

上記のようなユーザーが検索する背景にある潜在的な考えが、まさに「検索意図」です。ここで検索意図が明らかになったので、次に執筆の前段階である「構成作成」に移ります。

 

関連記事: SEOにおける検索意図の重要性!調べ方から利用方法まで

 

コンテンツマーケティングでの記事の書き方(構成編)

 

 

構成作成とは、いわば目次をつくる作業です。ここでは検索意図を把握してから、構成を完成させるまでの手順について紹介します。

 

1. 競合となる記事を調査する

 

まず競合となる記事を調査しましょう。競合記事とは、同じ検索キーワードで検索したときに、主に上位に表示されるページです。たとえば「電子レンジ 壊れた」で検索したとき、次のようなページが検索結果の下に表示されます。

 

特に1ページ目に表示されているページは、競合になりやすいコンテンツです。競合記事を見るときは、次のような観点から分析してみましょう。

 

<競合を分析する際の観点>

  • ペルソナ分析で拾えなかった検索意図はあるか?
  • 見出しの順番からどのような検索体験を提供しているか?
  • そのメディアならではのオリジナルコンテンツはあるか?

ただし競合記事は参考にするだけで、ただ真似するだけではいけません。最悪の場合そのメディアから著作権法違反で損害賠償を請求される可能性があるので、分析して参考にする程度にとどめておきましょう。

 

2. 検索意図を「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に分類する

 

ペルソナ設計、および競合分析で得られた検索意図に優先順位をつけます。検索意図は「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類に分類できます。

 

  • 顕在ニーズ→すでに自身のなかでほしい情報を自覚している状態
  • 潜在ニーズ→自覚はしていないものの、なにかしら情報を欲している状態

たとえば「電子レンジ 壊れた」の検索意図は、次のような「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類にわけられます。

 

<「電子レンジ 壊れた」の検索意図を分類する>

  • 電子レンジが壊れた原因を知りたい→顕在ニーズ
  • 電子レンジを復活させるための方法を知りたい→顕在ニーズ
  • 買い替える場合のおすすめの電子レンジを知りたい(なるべく壊れにくいもの)→潜在ニーズ

基本的に検索ユーザーは、顕在ニーズから解決したいと考えています。そのため構成をつくる際も、顕在ニーズから解決できるようにコンテンツを組み立てるようにしましょう。

 

関連記事: ペルソナとは?マーケティングに必要な理由と設定方法

 

3. 検索意図に応える見出しをつくる

 

検索意図を「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に分類したあとは、見出しをつくります。先ほど述べたとおり、基本的には顕在ニーズ→潜在ニーズの順番で見出しをつくるのが重要です。

 

たとえば「電子レンジ 壊れた」の見出しは、次のように作成できます。

 

  • 電子レンジが壊れた原因は?
  1. ●●
  2. ○○
  3. ▲▲
  • 電子レンジが壊れたときの対処法
  1. ●●
  2. ○○
  3. ▲▲
  • 壊れにくいおすすめの電子メール3選
  1. ●●
  2. ○○
  3. ▲▲

このようにユーザーの検索意図に早く応えられるようなコンテンツを作成することで、悩みに寄り添った記事ができあがります。

 

4. 見出しの内容をもとに情報収集する

 

見出しを作成したあとは、執筆に必要な情報を収集します。情報を収集するには、次のような方法が考えられます。

 

<情報収集する方法>

  • 官公庁や地方自治体、公式ホームページが出しているインターネットの情報を収集する
  • 書籍で調べる
  • アンケートを実施する
  • 有識者にインタビューする など

このように情報収集する方法はさまざまなので、コンテンツの内容や予算などに応じて使い分けてみましょう。

 

コンテンツマーケティングでの記事の書き方(執筆編)

 

 

構成を作成したあとに、いよいよ記事を書きます。記事を公開まで仕上げる手順について紹介します。

 

1. 見出しをもとに執筆する

 

作成した見出しをもとに、記事を執筆します。記事の書き方にはいろいろな手法がありますが、1つ有名なものを紹介します。それがPREP法です。PREP法とは、次のような手順で記事を書く方法です。

 

<PREP法>

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

このように結論を先に書くことで、検索ユーザーの検索意図に対してすぐに応えられるメリットがあります。また結論のあとに理由→具体例をもっていくことで、結論に説得力が生まれ、より検索ユーザーに訴求できるようになります。

 

2. 装飾する

 

記事を書いたあと、特にWebサイトに公開する際は装飾するようにしましょう。単に文字が並べられているだけの記事は、非常に見にくいものになります。

 

そのためマーカーを引いたり、吹き出しアイコンを作成したりすることで、視覚的に見やすいコンテンツにするように意識しましょう。

 

3. 推敲する

 

記事を書き上げて装飾したあとは、誤字脱字や言い回しなどにおかしな点がないか、チェックする作業があります。これを「推敲」といいます。推敲は目で見て確認するのと並行して、音読して確認するのもおすすめです。

 

普段私たちは人と直接コミュニケーションを取る機会が多いので、書くより話すことに慣れている方が大半です。そのため文字情報では気づかなかったおかしな点も、声に出して見ると気づくことも多くあるのです。

 

また推敲する際は、1日寝かせてから記事を見直すのがおすすめです。1日経ってからあらためて記事を見直してみると、新鮮な視点でチェックできるので、間違っている部分がわかったりよりよい表現が思いついたりします。

 

記事を書くときの注意点

 

最後に、記事を書く際の注意点についても紹介します。

 

いきなり執筆から始めない

 

先述したとおり、いきなり執筆から始めないしょう。最初から記事を書こうとすると、途中で内容がブレてしまい、なにを伝えたい記事なのかわからなくなるからです。

 

そのため記事を書く際は、必ず先に構成を作成してから執筆するようにしましょう。

 

文字だけに頼らない

 

文字だけが羅列された記事は、非常に見にくいものになります。そのため画像やイラストなどを作成し、視覚的に見やすい記事をつくるように意識しましょう。

 

特にWebサイトは、基本「読まれないもの」と意識して作成するのがコツです。文字だけが並んでいる記事であったり、検索意図を満たしていないコンテンツはすぐにブラウザバックされます。

 

コンテンツの内容も大切ですが、視覚的な見やすさも重要です。記事の第一印象には、細部までこだわることを意識しましょう。

 

自社商品を宣伝しすぎない

 

たまに自社商品ばかりを宣伝しているコンテンツもありますが、成約につなげるには逆効果です。なぜなら検索キーワードによっては、顧客は商品を求めているわけではないからです。

 

「電子レンジ 壊れた」で検索するユーザーも、最初から電子レンジを求めているわけではありません。この検索ユーザーが求める情報は「電子レンジの故障の原因とその対処法」です。

 

ただしまったく商品を宣伝したいのは、コンテンツマーケティングではありません。そのため、キーワードごとにユーザーが求める商品の購入意欲に応じて、宣伝する量を調整するようにしましょう。

 

SEOコンサルタント【まとめ】コンテンツマーケティングにおいて重要なのは、ユーザーの悩みや不安、知らないことに応えるコンテンツをつくることです。ユーザーの役に立つコンテンツを提供することで、ユーザーから信頼を獲得し、成約までつなげられるのです。ここで紹介した記事の書き方を参考にして、ユーザーの役に立つコンテンツをつくってみましょう。

 

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この記事を書いた人

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。