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ユニバーサル検索とは? SEOや強調スニペットとの関係性を解説

ユニバーサル検索とは?

Webマーケティングは、企業が生き残っていくためにも取り組んでいかなければならないりません。そんなWebマーケティングにはさまざまな用語がありますが、その中の一つに「ユニバーサル検索」があります。

 

ユニバーサル検索といっても、「内容について詳しくわからない」「そもそも聞いたことがない」という方が多いでしょう。

 

SEOコンサルタントそこで今回は、ユニバーサル検索の概要とSEOや強調スニペットとの関係性を解説していきます。Webマーケティングに取り組んでいる方は、ぜひ最後までご一読ください。

 

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ユニバーサル検索の意味

 

ユニバーサル検索とは?

ユニバーサル検索とは、Googleで検索されたときにURLとテキスト情報だけではなく、画像・動画・ショッピング・ニュース・地図などのコンテンツを表示させる機能です。

例えば、「東京 ランチ おすすめ デート」と検索したとしましょう。検索の結果、Google Map上にピンが差された地図が表示され、東京でランチデートをするときにおすすめのレストランが表示されます。

 

他にも企業名を検索したときにページの右側を見ると、企業の概要について書かれているものが表示されるでしょう。ユニバーサル検索が導入された結果、ユーザーはわざわざWebページを見にいかなくても一瞬で欲しい情報にたどり着くため、ユーザーファーストな仕組みです。

 

ユニバーサル検索の例

 

ユニバーサル検索とは時事的なクエリに対してはニュース検索が表示されます。

また、人名やキャラクター名などの検索結果では画像検索結果やYOUTUBEの動画検索結果が出ることもあります。

WEBページではなくさまざまな結果がブレンドして表示されることをユニバーサル検索といいます。これらの表示はGoogle側で決められますのでサイト運営者側でコントロールすることはできません。

universal検索

上図のように、「オレンジ」でGoogle検索したところ、検索結果に、画像や動画やトップニュースなど様々な検索結果が出てきます。このようにユニバーサル検索(Universal Search)とは、2007年にGoogleが開発したアルゴリズムで検索結果画面で動画、画像、地図、地域情報、書籍、ブログ、ニュース、口コミ、学術論文などWEBサイトへのリンク以外の表示することです。

ユニバーサル検索の検索結果ページへの表示の評価基準として、「情報の新鮮さ」などたくさんの要素があると言われています。

SEO担当者はユニバーサル検索を意識したWebページだけでなく画像、動画など様々な点に注意を払うことが不可欠だと言えます。

このように、ユニバーサル検索はユーザーを第一に考えた検索の仕組みです。

 

ユニバーサル検索が実装された背景

 

ユニバーサル検索はGoogleが実装した機能の一つで、2007年から実装されています。ユニバーサル検索を実装した背景には、次の理由がありました。

 

  • ユーザーファーストである
  • バーティカル検索をつかいこなせていない

 

ユーザーファーストである

 

1つ目の理由は、Googleの方針としてユーザーを第一に考えていたからです。ユニバーサル検索が実装される前までは、検索結果にWebサイトのURLとディスクリプションのみを表示していました。

 

しかし、ユーザーが求めている情報はURLとディスクリプションではなく、疑問を解消する情報です。ユーザーの多くは、どのWebサイトでも良いから疑問を解決したいと思っています。したがって、Webサイトの情報やディスクリプションよりもコンテンツの内容が重視されているのが分かります。

 

そこで実装されたのがユニバーサル検索です。ユニバーサル検索は、検索欄に入力されたキーワードを解消する信用性の高い情報を検索結果画面に表示するので、ユーザーはすぐに疑問を解決できます。

 

バーティカル検索をつかいこなせていない

 

2つ目の理由は、バーティカル検索をつかいこなせていないからです。バーティカル検索とは、Google検索エンジンで検索したときに、検索欄の下タブにすべて・ニュース・画像・動画・ショッピングなどを横断的に切り替えて検索する方法です。

 

しかし、バーティカル検索を知らないユーザーも多く、上手く活用しているケースがあまり見られませんでした。そもそもバーティカル検索は、機能を知った上でユーザー自身が自分の欲しい情報に適した形で検索方法を選定しなければなりません。

 

そこで、バーティカル検索の機能をユニバーサル検索によって提供すれば、ユーザー側が検索方法を指定せずに利用できる形になりました。

 

ユニバーサル検索の見え方

ユニバーサル検索が実装された背景がわかったところで、検索結果がどのように表示されるのか気になるところです。ユニバーサル検索では、大きく次の4つが表示されます。

  1. 動画
  2. トップニュース
  3. 画像
  4. ナレッジグラフ

それぞれを解説していきましょう。

動画

 

1つ目は動画が検索結果に表示されるパターンです。最近は、YouTube上の動画が検索結果に表示されるケースがよく見られます。

 

検索結果に表示された動画をクリックすると、動画のリンク先に遷移します。 YouTubeの動画の場合は、YouTubeで対象の動画が再生されるページに遷移されるでしょう。

 

例えば「自宅 筋トレ」と検索したとします。検索の結果、自宅での筋トレ方法を解説したホームページの一覧が表示されるほかに、YouTubeでアップロードされている動画が表示されます。

 

また、動画によっては時間ごとにどの項目を実践しているのかを設定しているケースがあるので、対象の時間をクリックすればすぐに指定の時間から再生ができます。

 

動画は文章よりもイメージがつきやすいので、すぐに実践したいと考えている方には嬉しい表示方法でしょう。

トップニュース

 

2つ目はトップニュースが表示されるケースです。トップニュースは、検索したキーワードに関連したニュースが検索結果の一番上に表示されます。また、キーワードに対する最新のニュースが表示されるため、トレンドを把握したいときに便利です。

画像

 

3つ目は画像で表示されるケースです。画像は、キーワードに関連する画像が表示されて、クリックするとバーティカル検索の画像で検索した結果が表示されます。

 

例えば「髪型 夏」と検索した場合、髪型に関するWebサイトが表示されるほかに、画像検索の結果が表示されます。クリックすれば、バーティカル検索で画像を指定したときの検索となるので、今までバーティカル検索を活用できなかったユーザーには嬉しい機能となるでしょう。

ナレッジグラフ

 

4つ目はナレッジグラフで表示されるパターンです。ナレッジグラフとは、検索結果の右側に表示されるもので、テキストだけではなく場所・作品・人物・関連するリンクなどをまとめたものです。

 

例えばある企業を検索したとします。検索後は、検索結果の右側に企業名や企業情報が書かれているほか、画像や企業の場所をGoogle Mapで表示しているでしょう。

 

ユーザーは、わざわざ企業のホームページに訪問しなくても企業の概要を知れます。

 

ユニバーサル検索と強調スニペットの関係

 

ユニバーサル検索と似た機能に「強調スニペット」と呼ばれるものがあります。強調スニペットは、ユニバーサル検索同様にテキスト以外の情報を検索結果に表示する機能です。どちらとも似たような機能のため、違いを詳しく理解している方も少ないでしょう。

 

ここでは、ユニバーサル検索と強調スニペットの関係を解説します。

強調スニペット

 

強調スニペットとは?

強調スニペットとは、質問と判断されるキーワードで検索されたときに、信頼性の高いWebページの情報を検索結果の上部にボックス形式で表示する機能です。

例えば、重さの単位を知りたかったとします。ユーザーは「1グラムあたり何ミリグラム」と検索すると、検索結果の上部にボックスで囲んだ中に「1グラムあたり1000ミリグラム」と表示されます。

他スニペットよりも上位に表示されるため、ユーザーはすぐに知りたい情報を手に入れられます。

 

ユニバーサル検索と強調スニペットの違い

 

ユニバーサル検索と強調スニペットは、そもそもの機能が異なります。

ユニバーサル検索は検索方法の表示形式を提供しており、強調スニペットは検索結果の一部を提供しています。つまり、ユニバーサル検索の中に強調スニペットが含まれていることになります。

また、強調スニペットは検索結果の最上部に表示されるのに対して、ユニバーサル検索はキーワードによって表示される部分が異なります。

 

 

まとめ

SEOコンサルタント今回は、ユニバーサル検索の概要とSEOや強調スニペットとの関係性について解説しました。ユニバーサル検索は、テキスト以外にもさまざまなコンテンツを表示する機能です。ユニバーサル検索の普及により、ユーザーは今までよりも検索エンジンを活用できるようになりました。また、強調スニペットはあくまでユニバーサル検索の一部です。企業のWebマーケティングを担当している方は、ユニバーサル検索や強調スニペットを考慮したSEO対策をすると良いでしょう。

 

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この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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