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採用求人サイトで効果的なSEO対策とメリット・デメリットを解説

採用求人サイトで効果的なSEO対策とメリット・デメリットを解説

採用求人サイトを運営している場合「採用サイトにもSEO対策は必要なの?」や「今以上に求職者から閲覧されるサイトにしたい」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

結論から言うと、採用求人サイトの場合もSEO対策は必須となり、効果的な対策を行えば企業が求めている求職者へのアプローチが可能です。上位表示している求人サイトは必ずSEO対策を行っていると言っても過言ではないでしょう。

 

SEOコンサルタント本記事では採用求人サイトで効果的なSEO対策と、SEO対策を行う際のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

 

 

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採用求人サイトのSEO対策とは 

 

採用求人サイトとはコーポレートサイトと別に、求職者向けに求人情報などを発信するWebサイトのことです。人材派遣会社や人材紹介会社で多く運用されています。職種特化型の求人サイトやエリア特化型の求人サイトなど多種多様です。

 

具体的には、以下のような情報を発信します。

 

  • 応募要項(求人案件)
  • 選考の流れ
  • 経営方針・事業戦略
  • 会社紹介
  • 社員紹介

採用求人サイトも一般的なWebサイト同様に、ユーザーの検索キーワードに関連してページが表示されます。そのため採用求人サイトを公開しただけでは、多くのユーザーに閲覧されることはないと考えましょう。

 

多くの閲覧数を獲得するには、検索キーワードごとに上位表示される必要があります。つまり、検索エンジンに向けた対策を行うSEO対策が必須です。

 

ここでは、採用求人サイトにおけるSEO対策の必要性について詳しく解説していきます。

 

採用求人サイトにおけるSEO対策の必要性

 

採用求人サイトでSEO対策が必要な理由は、求職者に自社の情報を伝えるためです。

 

多くの求職者はインターネット上で求職情報を探しているため、採用求人サイトを見てもらえれば採用効果を高められます。

 

しかし求職者は、企業ごとの採用求人サイトを探しているわけではありません。

 

基本的にはたくさんの企業情報が掲載されている求人媒体を活用する事が多く、実際に検索エンジン上の検索結果でも求人媒体が上位に表示されやすいです。

 

そのため需要の高い求人媒体と競うためには、SEOで検索上位に表示され、多くのユーザーに閲覧される必要があります。また企業が求めている人材へ求職情報を伝えるためにも、検索キーワードに向けたSEO対策が不可欠です。

 

したがって求人媒体と競うため、適切な求職者に自社の情報を伝えるために、採用求人サイトではSEO対策が必要になります。

 

採用求人サイトでSEO対策をするメリット 

 

採用求人サイトでSEO対策を行い検索上位に表示されることで、ユーザーの目に留まる機会が増え、最終的には信頼を獲得しやすいといえます。また自社で採用を完結できることから、求人広告費を削減できる点や自社の魅力をしっかり伝えられる点がメリットです。

 

ここでは、採用求人サイトでSEO対策をするメリットについて詳しく解説していきます。

 

求職者からの信頼を獲得できる

 

SEO対策によって検索上位に表示されている採用求人サイトの場合、求職者からの信頼を獲得しやすいといえるでしょう。

 

実際にユーザー目線で考えるとイメージしやすいですが、例えば「マーケティング職 未経験 求人」というキーワードで検索した場合、検索上位に表示されているサイトから順に閲覧されやすい特徴があります。

 

SEO対策をしていないサイトの場合、50位や100位の表示となり、そもそもユーザーに閲覧されない可能性が高いです。

 

しかし検索上位に表示されているサイトであれば、実際に応募しなかったとしても企業の認知はされます。複数回検索されればユーザーの目に留まることも多くなり、企業のイメージも定着しやすいです。

 

無名の企業と比べてイメージのある企業であれば親近感が湧きやすく、最終的には信頼につながると考えられます。

 

求人広告費を抑えられる

 

SEO対策によって採用求人サイトから採用ができれば、求人広告費をかける必要がなくなります。

 

どの企業にとっても求人広告費は多額の予算を必要とするため、自社で採用活動を完結できれば、採用コストの大幅削減につながるでしょう。

 

実際、1人あたりの採用コスト平均が以下です。

  • 新卒採用:53万円
  • 中途採用:62万円
  • アルバイト採用:5万円

引用:株式会社リクルート「就職白書」

対して採用求人サイトであれば、以下が必要な費用です。

 

  • 採用求人サイト制作費:30万円〜50万円
  • サイト管理費:年間3万円〜5万円

コンテンツ制作やSEO対策を外注した際は別途の費用が必要ですが、基本的には上記の費用のみで運用できます。

求人広告費と比べると数倍から数十倍の差があるため、将来的な費用で考えれば雲泥の差といえるでしょう。

 

自社の魅力を伝えやすい

 

採用求人サイトは自社で運営するため、掲載項目や掲載情報など、内容はすべて自由に設定できます。そのためSEO対策によって上位に表示される状態を作れれば、どの媒体よりも多くのユーザーに自社の魅力を伝えられる点がメリットです。

 

仮に求人広告などの媒体であれば、プランによって掲載項目が制限されることや掲載写真の枚数が定められていることが大半です。

 

本当に求めている人材を確保したい場合、求職者へ自社の情報をすべて伝えることは必須といえるでしょう。

 

また採用求人サイトであれば、記載期間も関係ありません。

 

1年のうち多くの期間で採用を行っている企業であれば、なおさらSEO対策を行っている採用求人サイトが強みになります。

 

採用求人サイトでSEO対策をするデメリット

 

採用求人サイトのSEO対策では、求人広告と比べて成果を出すのに時間がかかってしまうため、即日採用を求めている場合には向いていません。またSEO対策で成果を出すためには、専用のコンテンツを制作する必要があります。

 

ここでは、採用求人サイトでSEO対策をするデメリットについて詳しく解説していきます。

 

成果を出すのに時間がかかる

 

採用求人サイトでSEO対策を行ったからといっても、すぐにたくさんの応募が集まるわけではありません。

 

検索エンジンに評価されるまでには、コンテンツを制作する時間やサイトの評価を受ける時間が必要なため、成果を出すのに時間がかかることは覚えておきましょう。

 

特に採用求人サイトの場合、最初から求めている人材が応募してくるとは限りません。

 

なかにはキーワードの選定がズレていることや、そもそも求人情報が変化することも考えられます。

 

そのため採用求人サイトでSEO対策を行う場合は、長期的な対策を踏まえたうえで、継続して運営することが重要です。

 

採用サイト用のコンテンツが必要

 

採用求人サイトでSEO対策を行う場合、成果を出すために欠かせないことがコンテンツの充実です。

コンテンツとは求人情報もあれば、社内の働く様子、求人に関する知識面などさまざまな内容が考えられます。

SEOではサイト内のコンテンツが重点的に判断される要素のため、いかに評価を得られるコンテンツを制作できるかが重要です。

具体的には以下のポイントを意識しましょう。

 

  • Expertise:専門性
  • Authoritativeness:権威性
  • Trustworthiness:信頼性

上記3つの頭文字をとって「E-A-T」と呼びますが、Googleがコンテンツの最重要項目として判断する基準を示したものです。

求職者にとっても採用求人サイト内のコンテンツは、今後働く企業として信用できるかという目線で判断するポイントともいえるでしょう。

したがって検索エンジンと求職者の両方を考えた際、採用求人用のコンテンツを充実させることが重要です。

 

関連記事: E-A-Tとは?Googleが重要視する理由と対策方法

 

採用求人サイトに効果的な10個のSEO対策 

 

採用求人サイトの場合、特に重要視すべきSEO対策がユーザーが必要とする情報を発信することです。

 

SEO対策ではキーワードを選定し、企業側からターゲットを絞ることもできますが、ユーザー側の心理は無視できません。あくまでユーザーが求めている内容を発信し、価値を伝えることを意識しましょう。

 

ここでは、採用求人サイトに効果的なSEO対策について10個にまとめて詳しく解説していきます。

  1. 求める人材に向けたキーワード選定
  2. 求職活動に役立つ内容のコンテンツ制作
  3. 社内情報に関するコンテンツ制作
  4. Googleしごと検索を対策する
  5. 最重要は求人情報/過去の求人情報を公開する
  6. 特集記事は必須
  7. ジャンルは特化型がおすすめ
  8. 回遊性を高める構造にする
  9. 外部リンクは積極的につける
  10. 広報活動もSEO対策になる

求める人材に向けたキーワード選定

採用求人サイトでは、求める人材に向けたキーワード選定を行うことによって、サイトの内容とユーザーとの親和性を高められ、SEOに効果的な状態となります。

 

例えば「マーケティング職」の求人を募集している場合、以下のようなキーワードから、検索ユーザーのニーズを考えましょう。

 

  • 「マーケティング 求人 未経験」
  • 「マーケティング 求人 40代」
  • 「美容クリニック マーケティング 求人」

 

「マーケティング 求人 未経験」であれば、未経験でも働けるマーケティング職の求人を探していることが分かります。「美容クリニック マーケティング 求人」であれば、美容クリニックのマーケティング職と具体的な分野を絞れるでしょう。

上記のように複数のキーワードからニーズを考えれば、自社が求めている求職者を明確化でき、ユーザーに響く情報を発信できます。

 

ユーザーに響く情報であればクリック率や閲覧時間の向上につながるため、最終的には質の高いページとして評価されやすくなります。

関連記事: SEOにおける検索意図の重要性!調べ方から利用方法まで

 

また、キーワードは可能な限り網羅するようにしましょう。

就職・転職ではユーザーニーズは無数にあり、キーワードは考えれば考えるほど出てきます。自社で特化しているジャンルに関連するキーワードは特集ページでできるだけ多く網羅しましょう。

流入数が少なかったり、流入後に求人情報への回遊が少なかったとしても求人サイトそのものがそのジャンルに関連すると検索エンジンに認識させるためには必ず対策しましょう。

ただし、価値の低いコンテンツや内容の薄いコンテンツでは逆効果ですので、量よりも質を担保しつつ増やすことでSEOに強いサイトにできます。

 

求職活動に役立つ内容のコンテンツ制作

採用求人サイトのSEO対策では、求職者に向けて「求職活動の役立つ内容」のコンテンツ発信も効果的な方法の一つです。

役立つ内容のコンテンツは多くのユーザーに共感を得やすく、定期的な更新によって自社サイトのファンへとつなげられます。

具体的には、以下のような内容です。

 

  • 面接の取り組み方を説明するコンテンツ
  • 審査に通りやすい履歴書の書き方を解説するコンテンツ
  • 業界別の人気企業を紹介するコンテンツ

 

単発の発信ではファンにすることが難しいため、さまざまな内容を継続して発信することを意識しましょう。

 

社内情報に関するコンテンツ制作

前述では「求職活動の役立つ内容」のコンテンツでしたが、自社の求職者をターゲットにした「社内情報」のコンテンツ発信も欠かせない内容です。

具体的には、以下の内容になります。

 

  • 募集概要
  • 企業が求める人物像
  • 実際に働いている社員のスケジュール
  • キャリアプラン

特に求職者は、実際に働いた際の実務内容や1日のスケジュールなどを知りたいと考えています。

 

そのため具体的な勤務時間を明記するなど、応募時と働いた際のギャップを感じさせないような情報であれば、ユーザーが求めているコンテンツといえるでしょう。

 

特に残業時間は後から知らなかったというケースも多いため、事前にどの程度の見込みがあるのかをしっかりと伝えることが大切です。

 

Googleしごと検索を対策する

採用求人サイトであれば、Googleが提供している「Googleしごと検索」を有効活用し、自社サイトへのアクセスを増やしましょう。

 

Googleしごと検索とは、求人情報に関連するキーワードを検索した場合に、関連性のある求人が表示される仕組みのことをいいます。

 

Googleが提供しているサービスのため無料で掲載できることや、リスティング広告枠の下に表示されることで、ユーザーから閲覧されやすい点が特徴です。

 

Googleしごと検索に表示されるためには、インデックされている企業ページや採用ページが必要なため、該当するページがないサイトの場合は用意することから始めましょう。

 

最重要は求人情報

 

当たり前のことですが求人サイトにユーザーが求める情報は「求人情報」です。求人情報をしっかりと分かりやすくユーザーに示すことはもちろんですが、サイト内で見つけやすくする導線の確保や詳細検索機能など細かいところまで作りこむ必要があります。

そして、似たような求人情報は他社でも出していますので、そのサイトを使うことでどのようなメリットがあるのかがはっきりと分かるような差別化や独自性を確保する必要があります。

 

求職者の応募が高い求人案件は、”具体的に働く環境がイメージできる求人案件”です。まず、求職者は、自分ができる職種、給料、勤務地に絞って求人検索します。よって、求人を絞りやすい検索導線は必須です。

 

次に、ある程度絞った求人情報の中で、より具体的な情報で構成された求人案件にユーザーは進みます。実際に働く場所なので、少しでもユーザーは情報が欲しいのです。

よって、他社にないオリジナルな情報をいかに載せられるかがその求人サイトの価値になります。条件の良い求人案件を集めることも大事な事です。

 

  • 条件のいい求人案件を全面に出す
  • 各求人案件はできるだけ具体的に詳しく掲載
  • 検索しやすい検索導線づくり
  • 他社サイトの明確な違いを打ち出す
  • 過去の求人情報を公開する

 

過去の求人情報は求職者が求める情報となるため、ユーザーに価値のある情報を発信する観点から、SEO対策に効果的なコンテンツ内容だといえます。

 

また過去の求人情報を公開しておくことで、今後募集をかけたときに応募数増加の可能性がある点もメリットです。

ただし注意点として、募集中の求人情報と明確に差別した状態で掲載しましょう。

なかには過去の求人でも、現在募集している情報と勘違いして応募してくる求職者もいます。どうしても紛らわしい状態になりやすい情報のため、しっかりと分けて公開することが重要です。

 

特集記事は必須

求人情報は最重要ですが、検索で直接流入を確保するのも難しく、別途特集ページなどの記事を作成して流入の確保をする方法があります。

ビックワード以外に複合ワードで、2語ワード、3語ワードを細かく調査し、検索ボリュームを意識するよりは自社の分野に関連するワードを網羅するくらいロングテールで様々な記事を作ると良いでしょう。

具体的には次のように、企業そのものに焦点を当てたり、スキルに焦点を当てたりすることで自社の求人ジャンルとの関連性を高めることができます。

 

  • 年間休日数が120日以上の求人特集
  • 子育て中でも働ける職場特集
  • 福利厚生の手厚い企業特集
  • 未経験から始めるデータ分析の求人特集
  • 社内SE募集特集
  • 夜間に働ける職業特集

様々な求人特集を組んで、情報の優劣を決めて求人情報を訴求しましょう。集まった求人案件で何の特集を組むか考えるのも良いかと思います。

 

ジャンルは特化型がおすすめ

求人ジャンルは非常に多く、業界大手には知名度でも資金力でも太刀打ちすることはできません。余程の資金と時間をかけることができるのであれば対策は可能ですが多くの場合には現実的ではありません。

そのため、業界やジャンルを特化させることで業界大手にはできない集客を実現することができます。

最近では、業種や職種特化型の求人サイトが増えています。

就職や転職であればリクナビ、マイナビが有名ですが、業界特化型には次のようなものがあります。

  • MSエージェント(管理部門・士業特化型)
  • コメディカルドットコム(医療・介護系)
  • ワークポート(IT系に強い転職エージェント)

これらの特化型も業界では成功していますので直接戦うことは難しいものの、弊社には夜間の看護師求人に特化したサイトで成功した事例 などがございます。

 

 

回遊性を高める構造にする

求人サイトはページ数が1万を超えることもよくあります。これは特集ページが多いということもありますが、単純に求人情報が多いためです。

そのため、ユーザーが自分が欲しい情報にどのようにたどり着くかという導線は極めて重要です。求人情報の検索機能はもちろん、関連する特集記事や特定のユーザーにおすすめ求人など高い回遊性を高めるサイト構造にしましょう。

エリア別求人一覧ページなどでは、動的URLではなくて、静的URLにして(https://sample.com/kyujin-tokyo)などのようにURLをして””求人職種+エリア”でSEO順位を狙うのも良いです。

 

外部リンクは積極的につける

2020年の現在でも自社サイトから外部にリンクをつけるとサイトパワーが外に出てしまうと警戒しているウェブ担当者もいますが、ユーザーにとっては内部リンクであろうと外部リンクであろうと自分に欲しい情報であればクリックします。

 

求人情報で企業名を出すのであれば当然、その企業がどのような企業なのかは調べます。ということは公式サイトや関連サイトへのリンクがあればユーザーニーズに応えることにつながります。無駄なリンクをつける必要はありませんが、ユーザーニーズを高めるための外部リンクであれば積極的に貼るようにしましょう。

 

広報活動もSEO対策になる

特に近年では自社の内部対策だけではなく広報活動もSEO対策に繋がることが往々にしてあります。

これは自演被リンクを付けたり、サテライトサイトを作るということではなく、プレスリリースやメディアに取り上げて貰うなどの自然な広報活動のことです。

さらに求人情報を掲載している企業へのインタビューを載せたり、利用者へのインタビューなどを特集記事にすることで、その記事に対する被リンクが確保できることもあります。

 

 

採用求人サイトでSEO対策をする注意点 

採用求人サイトのSEO対策においても、適切なサイト構造や定期的な更新は欠かさずに対策しましょう。特に求職活動では最新情報が重要なため、少しでも変更点やアナウンス事項があった場合には、頻繁に情報を更新することが大切です。

 

ここでは、採用求人サイトでSEO対策をする注意点について詳しく解説していきます。

 

検索エンジンに適したサイト構造にする

 

採用求人サイトでは大きいカテゴリ分けはできても、コンテンツ同士の関連性がない場合があります。

 

例えば「履歴書の書き方」と「業界別の企業紹介」であれば、求職活動というカテゴリはできても、その先のカテゴリ分けで悩むこともあるでしょう。

 

コンテンツの量が少なければ大カテゴリで問題ありませんが、コンテンツが増えてきたら、多少の関連性からカテゴリ分けを行い、サイト構造を最適化する必要があります。

 

仮にカテゴリ分けをせずに放置してしまうと、SEOに悪影響を及ぼすことになるため注意が必要です。

 

応募フォームまでの導線を設定する

 

採用求人サイトでありがちなケースが、応募フォームを設けていないことや、応募に至るまでの導線が組まれていないことです。

 

応募フォームの代わりに問い合わせフォームを活用するサイトもありますが、基本的には応募フォームを専用に作成することをおすすめします。

 

なぜなら応募フォームと問い合わせフォームでは本来の使用用途は異なるため、少なからずSEOに影響を及ぼしてしまうからです。

 

また応募フォームが整えられているサイトのほうが求職者も安心して応募に踏み切れるため、応募専用のフォームの作成や各ページにおける内部リンクの設置は忘れずに対策しましょう。

 

情報の更新を忘れない

 

採用求人サイトも一般的なコーポレートサイトと同じく、サイト内の更新頻度はSEOで重要な項目です。

 

特に求人に関する情報は、最新の内容でなければ求職者も困惑してしまいます。

 

そのため情報に変更があった場合や、募集が終了したタイミングでは、更新を怠ることがないように注意しましょう。

 

またユーザーの利便性を考えた場合はサイトの更新時日時を記載することも効果的なため、各コンテンツに追加するなどの活用をおすすめします。

 

求人サイトSEOの技術的な成功方法

 

最後に、求人サイトのSEO技術をご紹介します。まず、求人サイトのSEO対策をするうえで一番の優先順位は、そのサイトだけのオリジナル求人案件を掲載することです。

他の求人サイトの求人案件をリライトした程度の求人案件はよくありません。

 

次に、各求人案件のページを動的ページではなくて静的ページにします。エリア別求人一覧ページなどでは、動的URLではなくて、静的URLにして(https://sample.com/kyujin-tokyo)などのようにURLをして””求人職種+エリア”でSEO順位を狙うのも良いです。

 

求人サイトは求人案件をたくさん掲載すれば、インデックス数を多く獲得できます。インデックス数がSEO対策で上位表示するのに大きな影響がありますので良い求人案件をたくさん集めましょう。

 

また、ユーザーが自分が欲しい情報にどのようにたどり着くかという導線は極めて重要です。求人情報の検索機能はもちろん、関連する特集記事や特定のユーザーにおすすめ求人など高い回遊性を高めるサイト構造にしましょう。

 

 

まとめ

SEOコンサルタント採用求人サイトで効果的なSEO対策と、SEO対策を行う際のメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。採用求人サイトでSEO対策を行えば、将来的には求人広告などを活用する必要がなく、広告費用の大きな削減につながる点がメリットです。また求人媒体では求職者を待つ状態ですが、SEO対策によって明確なキーワード選定を行えば、求める人材に向けたアプローチが可能となります。ただしユーザーが求める情報を発信する必要があるため、求職者のニーズを分析をしたうえでSEO対策を行っていきましょう。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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