パンダアップデート‐漫画SEO用語集②
漫画SEO用語集その2‐パンダアップデート
パンダアップデートとは?
パンダ・アップデートとは、ユーザにとって価値のない低品質なコンテンツを検索上位に表示されにくくするために行われたGoogleの検索アルゴリズム・アップデートです。日本では2012年にパンダ・アップデートが導入されました。パンダアップデートは白黒をはっきりさせる意味を込めて”パンダになぞらえて命名されました。
パンダアップデートでは、ユーザーにとって価値のない低品質なサイトの順位を下げますが、具体的には下記の4つのようなサイトを指します。
- サイト自体の独自性(オリジナリティ)や専門性が低く内容が薄いサイト
- 自動生成されたサイト
- アフィリエイトなどの広告の占める割合が多く独自コンテンツの割合が低いサイト
- サイト内で重複ページや類似ページ、コピペ率の高いページが多いサイト
- 他のサイトと類似しておりコピペ率が高くミラーサイトと認識できるサイト
パンダアップデートの背景と歴史
2011年の2月にアメリカで初めてパンダアップデートが実行され、日本では、2012年7月に初めて実施されました。パンダアップデートのアルゴリズムは当社はすべて手動で更新されていたようですが、2013年3月以降は自動によるアップデートに切り替わりました。現在では、1ヶ月に1回ほどの頻度で継続して行われているようです。

パンダアップデートの歴史
2011年2月24日:11.8%の検索結果に影響とアナウンス ※アメリカのみ2011年4月11日:2%の検索結果に影響とアナウンス ※英語圏全体2011年5月10日:影響度は公表なし2011年6月16日:影響度は公表なし2011年7月23日:影響度は公表なし2011年8月12日:6-9%の検索結果に影響 ※英語圏以外2011年9月28日:影響度は公表なし2011年10月19日:約2%の検索結果に影響2011年10月19日:1%以下の検索結果に影響2012年1月18日:影響度は公表なし2012年2月27日:影響度は公表なし2012年3月23日:約1.6%の検索結果に影響2012年4月19日:影響度は公表なし2012年4月27日:影響度は公表なし2012年6月9日:1%の検索結果に影響2012年6月25日:約1%の検索結果に影響2012年7月24日:約1%の検索結果に影響2012年8月20日:約1%の検索結果に影響2012年9月18日:0.7%以下の検索結果に影響2012年9月27日:2.4%の検索結果に影響2012年11月5日:1.1%の検索結果に影響 ※アメリカ0.4%に影響2012年11月21日:0.8%の検索結果に影響2012年12月21日:1.3%の検索結果に影響2013年1月22日:1.2%の検索結果に影響2013年3月15日:影響度は公表なし2013年6月18日:アップデートは継続するが公表はしないことを発表引用元:“Google Confirms Panda Update Is Rolling Out: This One Is More “Finely Targeted”
パンダアップデートはペンギンアップデートとGoogleのアルゴリズムの双璧をなす必ず押さえておきたいアルゴリズムです。

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