エリア特化SEO対策を行い、最寄り駅検索1位となったヨガ教室の事例
今回ご紹介するのは、ヨガ教室のSEO対策事例です。
ヨガ教室のSEO対策
健康志向の高まりと共に、食生活に気を使う方・スポーツやエクササイズなどの運動を心掛けている方も増加したことから、関連市場も非常に拡大しています。
ヨガマーケットも例外ではありません。
元々はスピリチュアルなイメージが強かったヨガですが、現在では体質改善・デトックス・体型維持などの効果に注目が集まり、美容や健康に良いというイメージのほうが主流です。皆様も「ヨガでスタイルアップ!」「ヨガでむくみや冷え性を改善!」といったようなキャッチフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
美容・健康効果に着目し、さらにそれらを高めるべく、筋トレやオーガニックな食事などとヨガとを組み合わせてボディメイクを行う方も多くいらっしゃいます。
様々なメディアがこぞって取り上げるほど流行りに流行ったホットヨガも、ブームを超え、すっかり定番となりました。
近年ではアメリカでは有名なセレブにハリウッド女優、日本では女性誌のトップモデルやインスタグラマーの中にはライフスタイルに長年ヨガを取り入れている方も。彼らに影響を受けてヨガを始めたという方も少なくないことでしょう。
ですがヨガ人口が多いということは、それだけヨガ関連のビジネスに着目する方も多いということです。
特に都市部にはヨガ教室が集中しています。そこに熱心に通っている生徒の中には、新たに民間資格を取得してインストラクターを名乗ったり、新規教室を開業したりといった将来を視野に入れる方が少なからずいるはずです。
また近隣のヨガ教室だけでなく、フィットネスクラブのヨガレッスン・ピラティススタジオも、そこへと通う層が近いわけですから、いうなればライバルのようなものでしょう。
このように多くのライバルに囲まれた状況で生き残っていくための手法のひとつとして、SEO対策をおすすめします。
8位→1ヶ月で1位浮上
2019年から3年間ほぼ1位のサイトです。

こちらの事例のヨガ教室では、元々自社でサイトを開設・運営。
ご相談いただいた段階では、お客様が対策をご希望の【(最寄り駅名)+ヨガ】というワードにて、検索順位8位あたりを安定してキープしている状況でした。こちらの最寄り駅周辺には競合となるヨガ教室・スタジオなどがいくつも存在していることをふまえれば、かなりの健闘です。
実はこちらのお客様は元々WEBマーケティングに詳しい方であり、サイト制作の段階でSEO内部対策を行っていたのだとか。8位という順位は、その成果の表れとも言えるでしょう。
弊社のSEO担当者が検証してみても、お客様のサイトには既にかなりの精度でSEO内部対策が施されている、つまり順位獲得を目指すためのサイト内容の最適化が行われている状況でした。
そこで弊社からは、それまで全く行われていなかった外部対策を進めることをご提案。並行してSEOのプロである弊社担当者がさらに高度な内部対策を担当させていただくことになりました。
結果、なんと対策開始1ヶ月半ほどで1位獲得に成功。
それから数年経った2020年2月現在でも、1位をキープし続けている他、集客も安定しているとのことです。

対策キーワード
「(最寄り駅名) ヨガ」1位
「ヨガ (最寄り駅名)」1位
(※2016年のデータ/変動あり)
成功ポイント
2、未着手分野の対策を重点的に
この事例の成功のポイントは、上記の2つです。
以下で詳しく解説しましょう。
成功ポイント1
メインはローカルSEO
成功のポイントは、ローカル検索の複合ワードでの対策であるローカルSEOをメインとしたことです。
ローカルSEOとは?
SEO対策のひとつで、【地域名(エリア名)+キーワード】などのエリアワードで検索を行った場合の検索結果に表示されることを目的としてサイトを最適化すること。(※英語「local(ローカル)」は、「特定の地方・地域の」「特定の地域向けの」などの意味も持っている)
皆様もご存知のように、最近はスマホ検索で行きたいお店・利用したいサービスを探すのが普通です。
そこで、1番のターゲットとなる「近隣に居住・通勤しており、ヨガ教室に通いたいと考えている方」が最も検索するであろうキーワード、具体的には【ヨガ教室の最寄り駅のワード+ヨガ】で確実に1位を獲得できるよう狙いました。
小規模商圏のネット上で1位を獲得するということは、つまりその圏内のネット上の最も目立つ位置にHPが紹介されている状態になったということです。
検索結果からのクリック率も上昇することから、集客に繋げやすくなります。
成功ポイント2
未着手分野の対策を重点的に
今回の事例では、上記にも記載した通り、既にお客様によってかなり内部対策が行われている状態でした。
そこで弊社は、未着手の状態であった外部対策を重点的に進めることにいたしました。
SEOにおいては内部対策と外部対策は両輪のようなものであり、どちらが欠けても効果を出すのが難しくなります。
逆に言えば、双方ともうまく稼働することで、片方の対策だけではなしえない相乗効果を期待することができるのです。
この事例では、元々サイトの内部対策がしっかり行われていたことから、外部対策(優良被リンク)を適切に行いはじめてから1ヶ月半という短期間で効果が出始めることとなりました。
ただし通常であればこんなにも短期間で結果が出ることは稀であり、もう少々時間がかかるのが普通でしょう。
■弊社SEO担当者より
こちらは「良質な外部リンクには絶大な力がある」という事実が綺麗に証明された事例です。外部対策だけでなく、合わせてさらに内部対策を進めたことも成功の理由だと考えています。
近年ではコンテンツSEOが王道であることから、コンテンツにばかり注力してしまいがちですが、内部対策と同時に必ず外部対策も行うことをおすすめします。
もちろんSEO対策だけでなく、チラシポスティング・SEM等を組み合わせたクロスメディア戦略で広告予算の配分を決めること、効果があると思われる施策に対してのみ予算を使うことも重要です。
順位に伸び悩んでいるサイト運営者様、ぜひ1度弊社へとご相談ください。