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廃止されたシステム「ハミングバード」とは?

ハミングバードとは

SEOコンサルタントここでは、過去のアルゴリズムのHummingbird(ハミングバード)について説明します。

 

 

SEOコンサルティング

ハミングバードとは

ハミングバードアップデートとは、「Conversational Search」(会話型検索)の処理能力技術が上がったアップデートです。会話形の検索キーワード(複合ワードや単発キーワードの検索ではなくて文章の検索)や、意図を汲み取りにくい検索キーワード(その言葉の背景の理解が必要なもの)に対して、そのキーワードの背景と文脈を理解してより関連性が高く正しい検索結果を表示するためのアルゴリズムです。

このハミングバードアップデートを勉強する時には、まずW3Cのティム・バーナーズ・リーによって提唱された「セマンティックウェブ(semantic Web)検索」理念を押さえておきましょう。

セマンティック検索は検索ユーザーの意図、目的を検索エンジンが理解してユーザーが求めている一番正しい情報の検索結果を提供する技術です。

セマンティック検索に関連したアルゴリズムとして、ハミングバードとRankBrainとがあります。

 

ハミングバードの特徴

ハミングバードの特徴は、その検索クエリの中に、ユーザーが欲しい情報の「キーワード」が入っていなくてもその検索クエリの背景からどういう情報が欲しいか理解して検索結果を表示することにあるので、例えば、質問形式の検索クエリは、まさにハミングバードの影響で検索結果が出ていると言えます。

一例をあげます。

google検索のハミングバード

「日本で一番長い川は何だ?」と検索した場合、ユーザーが欲しい情報は、この質問の答えです。検索結果は、日本一長い川は信濃川であると写真付きで返してくれています。それだけではなくて、2位~5位の川まで教えてくれています。Googleすごいなーと感心しましたが、よーく見て見ると、写真が、残念ながら5位の北上川の写真でした。(-_-;)

ここら辺の精度ももっと上げてほしいですね。検索2位に表示されたサイトは、日本の川の1位~3位の情報と一緒に今度は世界の川ベスト10の情報も入れています。

このことから、ユーザーが欲しい情報プラスαのサイトが上位表示されやすいと考えられると思います。

以上、ハミングバードの検索結果の一例でした。

 

まとめ

SEOコンサルタントハミングバードはいかがでしたか。Googleがいかにユーザーのために検索技術を向上させているかがわかるアルゴリズムアップデートでしたね。2013年9月に導入されましたが、これを機にGoogleの検索エンジンの精度が飛躍的に向上したのを覚えています。RankBrainも押さえておきましょう。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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