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パイレーツアップデートとは?内容とGoogleの対応について解説

パイレーツアップデートとは?

パイレーツアップデートとは、著作権保護のために行われたアップデートです。Googleは定期的にアルゴリズムアップデートを行っているため、SEO対策をしたコンテンツ作成をするためには、各アップデートの内容を知っておく必要があります。

 

SEOコンサルタントそこで本記事では、パイレーツアップデートの具体的な内容や対策について解説していきます。

 

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パイレーツアップデートとは

 

パイレーツアップデートとは、Googleが2012年8月に導入された著作権侵害対策のためのアップデートです。パイレーツとは、海賊のほか著作権を侵害するという意味もあります。

 

具体的には、デジタルミレニアム法案(DMCA)に抵触する、著作権侵害を行うホームページの評価を下げるための検索エンジンアルゴリズムです。

 

他人の写真やテキスト、動画などを無断で使用している悪質なサイト運営者への措置として、2012年8月にはじめて実施され2014年10月にはまた新たに更新されました。

Googleは、検索キーワードに対する検索順位を決定するためのルールである検索エンジンアルゴリズムを定期的に見直しており、ユーザーにとって最も役立つコンテンツを上位表示させるよう日々改善を行っています。

パイレーツアップデートとは、そのアルゴリズムアップデートのうちの1つで検索結果の品質を高めるために実施されました。

 

関連記事: コピーコンテンツ(重複URL)がSEOに与える影響や対処法について解説

 

パイレーツアップデートの導入背景

 

パイレーツアップデートの導入背景には、著作権侵害サイトが後を絶たないことが挙げられます。以前は、著作権を侵害しているWebサイトであっても検索上位に表示されていました。

 

こういった、著作権を侵害されえている著作権所有者の権利を守る目的で、パイレーツアップデートが実施されたのです。著作権に違反したコンテンツを掲載しているWebサイトは、検索結果の順位が下がり、訪問者や検索件数が減少するといった影響があります。

 

このように、パイレーツアップデートにより著作権所有者の権利を守り、著作権に違反したコンテンツを扱うサイトの検索順位を低下させるようになりました。

 

パイレーツアップデートの具体的内容

 

パイレーツアップデートでは、大きく次の3つが実施されました。

 

  • 著作権侵害防止のためのアルゴリズム更新
  • 新広告のフォーマット
  • オートコンプリートからの侵害関連後の削除

ここでは、それぞれの具体的内容について解説していきます。

 

著作権侵害防止のためのアルゴリズム更新

 

パイレーツアップデートの中でも大きな更新が、著作権侵害防止の為のアルゴリズム更新です。

 

著作権侵害件数の多いWebサイトの検索順位を下げるためのアルゴリズムで、Googleは専用の著作権侵害の報告フォームから DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づいた著作権侵害の申し立てを受け付けており、その申立を多数受け取ったWebサイトは著作権を無視した運営が継続的に行われているものと判断して、検索順位を下げる措置を取るというものです。

 

このアルゴリズムアップデートにより、映画やテレビ番組などを検索した際に、違法サイトが上位に表示されにくくなりました。検索上位に表示されにくくすることでユーザーがそのようなWebサイトへ訪問する機会を減らし、同時に著作権所有者のの権利を守ることにも繋がります。

 

新広告フォーマットの採用

 

新広告のフォーマット採用とは、音楽や映画、テレビ番組などのキーワードで検索すると、検索結果の上部に検索したコンテンツに関する正規のホームページだけを表示するというものです。

 

ダウンロードや無料、視聴といったキーワードを含む音楽や映画関連のクエリで検索されると、検索結果画面の検索窓と自然検索結果1位の間に、正規のライセンスを受けたサイトへの広告リンクが表示されます。

 

新広告フォーマットの採用により、著作権所有者のサイトを表示させることができるようになり、より悪質なサイトの上位表示化がされにくくなります。

 

オートコンプリートからの侵害関連語の削除

 

オートコンプリートとは、検索窓にキーワードを入力すると下部に自動でキーワード候補を出してくれる機能のことを指します。

 

ここには、過去に多く検索されたキーワードが表示されますが、パイレーツアップデートにより DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づき評価が下がったサイトに繋がるキーワードは表示されなくなりました。

 

アルゴリズムアップデートで、侵害サイトの検索順位を下げている以上オートコンプリートで容易にアクセスできてしまっては意味がありません。そにため、Googleは著作権侵害サイトを検索結果に返すことになる予測クエリが、最初に候補として表示されないように調整するようになりました。

 

パイレーツアップデートの影響を受けるサイトとは

 

では、パイレーツアップデートの影響を受けるサイトとはどのようなサイトなのでしょうか。

 

知らぬ間に著作権侵害してしまっているということがないよう、どのようなサイトがパイレーツアップデートの影響を受けるのかをしっかりと理解しておきましょう。

 

他者の動画や音楽を無断配信している

 

他者の動画や音楽を無断配信しているサイトは、パイレーツアップデートの影響を受ける可能性があります。他サイトの動画や音楽を使用する際には、事前に著作権侵害の対象にならないかを確認する必要がります。

 

YouTubeなどに配信されている動画でも、著作権を所有している場合もあるため動画や音楽をサイト内に使用する際には注意が必要です。

 

コピーコンテンツを使用している

 

著作権侵害となる対象は、動画や音楽だけではなくテキストもその対象となります。他のサイトにあるコンテンツをそのままコピーしているコンテンツや、他のサイトになりすましているコンテンツ等、悪意のあるコピーコンテンツは、著作権侵害などにつながるリスクがあります。

 

検索エンジンは、重複しているコンテンツをコピーコンテンツとして評価するため、サイト全体の評価を下げることにもなります。そのため、コンテンツ作成の際には知らぬ間にコピーコンテンツになっていないかを、事前にチャックツールを活用して確認することが重要です。

 

他サイトの画像を無断使用している

 

画像にも著作権があるた、他サイトの画像を無断に使用していると、知らずに著作権のある画像を使用してしまっているケースもあります。フリー画像を使用しているつもりでも、過去の担当者が著作権のある画像を使用してしまっているケースがあります。

 

そのため、少しでも心当たりがある場合は気になる画像を削除したり、以前のコンテンツを改めてチェックし直すなどの確認が必要です。

 

Googleの著作権侵害に対する対応

 

著作権侵害防止のために実施されたパイレーツアップデートですが、Googleは具体的にどのような対応を行っているのでしょうか?ここでは、Googleの著作権侵害に対する対応について解説していきます。

削除リクエストを受け付ける

 

パイレーツアップデートはGoogleのアルゴリズムですが、Googleが直接著作権侵害の恐れがあるサイトを検知するわけではありません。自分の創作物等を無断で使用されるなどした場合に、Googleが用意している著作権侵害の申立てを行うフォームに悪質コンテンツの削除リクエストを送ることができます。

 

自身の創作物を使用しいている側にも言い分があるため、場合によっては異議申し立てを行い、削除リクエストを送信した側に通知が送られます。

著作権侵害者へ警告及び削除依頼を送る

 

著作権侵害の申立てを行うフォームを送信時に著作権を侵害したという証拠を送り、審議が通れば相手側に警告及び悪質サイトの削除要請が行われます。その後改善が見られず複数の削除リクエストがある場合には、パイレーツアップデートが適用され検索順位が下がっていきます。

 

著作権侵害の申立てを行っても、著作権を侵害したという十分な証拠が認められない場合にはGoogleはそのサイトの復元を行いますが、場合によっては民事訴訟になることもあり、法的措置が取られるケースもあります。

 

Googleへの削除申請の方法

 

Googleへの削除申請は、著作権侵害の申立てを行うフォームより簡単に行うことができます。フォームに必要な情報を入力し送信すれば、申し立ては完了です。

Googleへの削除依頼

フォーム送信の際には、著作権を侵害したという証拠も合わせて送る必要があります。画像のように「著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明」箇所を記載し、削除してほしい内容をGoogleに伝えます。

著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明

また、中には自身のサイトの検索順位を上げようと、本来は著作権に抵触していない特定の競合サイトのページに対して、検索順位を下げる目的でわざと不正な著作権侵害の申し立てを行うなどのDMCAの基準を逆手に取った悪質な行為をする事例もあります。

そのため、Googleサーチコンソールを導入して削除要請の告知を受け取った際に、直ちに意義申し立ての申請を行えるようにしておくことも大切です。

 

パイレーツアップデートの事前対策

 

コンテンツ作成の際に、意図せず著作権を侵害してしまっているということがないように、パイレーツアップデートの事前対策をしておくことが重要です。

 

せっかく作成したコンテンツを削除しないといけないということが起こらないように、事前にせきる対策を理解し実施しましょう。

 

違法な動画などは紹介しない

 

違法な動画やアニメなどは紹介しないようにしましょう。たとえば、映画やアニメなどの公式に発表していないサイトで配信されている動画を自身のサイトで紹介してしまうと、自身のサイトも著作権を侵害していると判断される場合があります。

 

このような違法サイトからの映像や音楽のダビング、データのバックアップ行為などが、デジタルミレニアム著作権法で違法となっています。

 

他サイトを引用する際は引用タグをつける

 

コンテンツ作成の際に、少なくとも他サイトの内容を参考にすることもあると思います。しかし、参考にした内容をそのまま自身のコンテンツにコピーをすると、コピーコンテンツと判断されサイトの評価を下げてしまう要因となります。場合によっては、ペナルティの対象となることもあります。(Google検索セントラル 上級者向けSEO scraped contentより

 

そのため、他サイトの内容を引用する際には引用タグを付けるようにしましょう。引用タグを付けることで、Googleにこの文章は引用であるということを認識してもらうことができます。

 

専門家の執筆・監修をつける

 

Googleが検索品質評価ガイドライン内で、ページ品質評価の最重要とされている項目の1つにE-A-Tがあります。E-A-Tとは、Expertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった言葉で、検索順位における評価基準の1つとなります。

E-A-Tを意識したコンテンツ作成を行うことで、オリジナリティのあるコンテンツとなりコピーコンテンツになる確立も低くなります。E-A-Tを意識したコンテンツ制作の際には、専門家の執筆や監修を受けるなどの対策を行うと効果的です。

関連記事: SEOでGoogleが重視する「権威性」とは!?

 

SEOコンサルタント【まとめ】多くの情報がインターネット上に配信されている現代では、知らない間に著作権を侵害してしまっているというケースは珍しくありません。そのため、知らない間に著作権侵害をしてしまっているということがないよう、パイレーツアップデートの内容を正しく理解することが重要です。また、パイレーツアップデートの影響を受けないように、今回ご紹介した事前対策のポイントを抑えて、コンテンツ配信の前に著作権侵害に当たるものがないか必ず確認するようにしましょう。

 

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この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析、コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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