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上級WEB解析士やGAIQ資格者によるアクセス解析について解説

アクセス解析について解説

SEOコンサルタントここでは、上級WEB解析士やGAIQ資格保持者によるアクセス解析について解説します。

 

SEO相談

WEB解析士とは

WEB解析とは?

WEB解析とは、パソコンやスマートフォン等のデジタル端末に表示されるWEBサイトの解析です。WEBサイトに訪れるユーザーの行動データを分析して活用します。最終的にはWEB集客を成功させ、売り上げに貢献し事業拡大の成果に貢献することが目的です。WEB解析を専門としてデータに基づく根拠でWEBサイトを改善していき事業を改善していくのがWEB解析士です。

 

WEB解析士の仕事の流れ

ヒアリング 分析ツールの選定 解析 施策の提案
独自ヒアリングシートを用いたヒアリングでUSP(商品やサービスが持っている独自の強み)の洗い出し。 ヒートマップ、マウスムーブ、Google Analitics、Googleサーチコンソールなど様々な分析ツールの設定。 サイトの解析 解析結果をもとに貴社の予算やリソースを加味した上で最適な改善案をご提案いたします。

 

では、WEB解析士はどういう仕事をするのでしょうか。4つのポイントをご紹介します。

 

>>具体的なWEB解析の提案書はこちら

 

Check1 サイト構築力

 

W3Cに準拠したコーディングでサイトはきちんと作られているか。ディレクトリ階層、クローラビリティ、Googleアルゴリズムにペナルティなどうけていないか確認します。サイト構築に問題がないかチェックします。

 

Check2 デザイン力

 

サイトデザインは、UI(user interface)とUX(user experience)に基づいた、ユーザビリティ(ユーザーの使いやすい設計)を高めたサイトデザインになっているか検証します。

UIとは、ユーザーインターフェイスの略で、WEBサイトやアプリと情報をやりとりするサイト表示部分を指すのでPCやスマホに表示される画像やテキストすべての情報がUIです。

UXとは、UIを通してユーザーがサイト上で体験することをユーザーエクスぺりセンスと言います。ユーザビリティの高いサイトはコンバージョン率が高く成約につながりやすいデザインと言えます。

信頼性を損ねないデザインになっていないか、コンバージョンが高くなる導線設計がされたサイトになっているか検証します。

 

Check3 SEO対策

 

WEB解析でも重要なのが、SEOで集客できる設計のサイトになっているかどうかチェックします。検索キーワードで検索に引っかかるサイトはSEO設計が必要です。

デザイン力が高いだけではユーザーにサイトを見つけてもらうことさえできません。

SEO対策のキーワード選定は、PPC広告(リスティング広告)でまずはテストマーケティングしていくのが良いでしょう。具体的な戦略を決めていきます。

 

Check4 集客力

 

集客力が高いサイトであるかどうか解析します。SEOで上位表示し、サイトセッション数が増えても実際の問い合わせに繋がらなくては意味がありません。集客力の高いサイトにするためのノウハウもたくさんあります。問い合わせしやすいように常に問い合わせボタンを画面に入れておくのも一つの方法です。集客できるサイトに育てていきます。

Check5 接客力

 

ECサイトでは、特にサイトに訪問したユーザーに様々な商品を見てもらえるような仕掛けが重要です。欲しい商品の情報をテキストと画像で分かりやすく伝える、またそれ以外の商品も検討できるようにユーザーに訴求してあげる、AMAZONのECサイトにはたくさんのノウハウが詰まっています。そういったノウハウを具体的に対策サイトのWEB解析と照らし合わせて実行していきます。

 

アナリティクス分析

 

では、具体的なWEB解析士による分析で何をやるかご紹介します。

 

アナリティクス分析1 ユーザー分析

 

  • ユーザーの属性を把握します。サイトに訪れているユーザーの性別、地域、訪問時間、どのデバイスでアクセスしたか、興味関心は何であるかを把握します。ユーザーを把握することによりターゲティングしてコンテンツや企画の検討に活かすことができます。
  • 新規ユーザーと再来訪者の把握。新規が全体の何割でリピーターは何割なのか把握します。リピーターには、常に新しい情報を訴求して飽きさせないようにしたいものです。リピーターが好むコンテンツは何なのかも数字を見ればわかります。リピーターが好むコンテンツを把握し広告やコンテンツの検討に活かします。さらに新規を再来訪させるための施策も検討できます。
  • 購入につながっているユーザーはどんなユーザーなのか把握します。はじめに設定しているペルソナと乖離がないか確認します。購入に繋がっているユーザーが求めている層です。この層を増やしていくことが売り上げ増につながります。
  • 購入に繋がるユーザーの来訪回数の把握。実際に何回目の来訪で購入しているのか、サイトのどんなページ経路で購入に至っているかを把握して追客の企画に生かします。
  • いつ来訪したユーザーが購入に繋がっているかの把握。平日と休日ではどう違うかなども確認します。コンバージョンにつながっている時間を把握することにより、キャンペーンを行う時間や広告配信の時間などに活かせます。 

アナリティクス分析2 アクセス分析

 

  • サイトへの流入キーワードを検索クエリといいます。検索クエリを把握することにより、SEO対策での対策キーワードを決めていきます。PPC広告で様々なキーワードを試すことがテストマーケティングとなります。
  • どんな経路でユーザーは流入してるか把握します。効果の高い経路と逆に悪い経路を確認します。訪問ユーザーがどの経路で流入していることを把握することにより導線設計を見直します。
  • 広告についても分析します。効果の高い広告は何なのか悪い広告はどれか具体的な数字を根拠に広告の改善、効果の最大化を施策します。

 

アナリティクス分析3 ページ分析

 

  • 各ページの訪問セッション数を把握することによりどこのページにアクセスがあってどんなページが人気があるのか把握できます。人気のコンテンツを把握しコンテンツの量産や企画に活かすことができます。
  • ユーザーは来ているけれども効果が悪いページはどこか把握します。またなぜ効果が悪いのか理由も分析します。すでに集客できている場合も改善ページを洗い出すことで優先順位付けを行いサイトを改善していきます。
  • 各ページの問題個所を見つけます。各ページごとに遷移が滞っている箇所はどこか確認します。またデバイス別で見たときはどうか等、ボトルネックになっている箇所を見つけることにより効率的にサイト内回遊の改善に活かせます。
  • 読込み速度の改善を図ります。ページ読み込み速度が遅いページはどこか。具体的にどう改善していくといいのかを分析します。読込み速度を改善し直帰率を下げ、離脱率を少なくしていきます。
  • 貢献度が高いページの把握をします。売り上げ増には貢献度の高いページに問い合わせの導線を設置して更なる売り上げ増を目指します。     

                       

ユーザビリティチェック

 

実際にユーザーがどのようにサイトを使っているかヒートマップ分析やマウス録画で把握することができます。ユーザーが想定通りにサイトを使っているか、離脱しているぺーじはどこか、どんなページコンテンツに興味を持っているか分析します。

 

ヒートマップ分析1 アテンションマップ分析

 

サイト内のどこのコンテンツにユーザーが関心を持っているかがわかります。人気のコンテンツは配置を修正したり量産したりなどの改善に役立てます。ユーザーが良く見ていた個所をその滞在時間から総和して濃い赤になっています。

ヒートマップ分析2 スクロールマップ分析

 

ユーザーがどこまでスクロールしたか、どこで離脱したかといったスクロールヒートマップのデータをグラフで定量的に分析ができます。ページのどの部分までスクロールしているのか、その位置を色やファネルで視覚化したものです。そのデータをもとにコンテンツの配置修正などを行います。

 

ヒートマップ分析3 クリックヒートマップ分析

 

クリックヒートマップは、ユーザーがページ内でクリックした箇所を表示する機能です。ユーザーがサイト内のどこをクリックしたかがわかります。人気のコンテンツやリンクがないところをクリックしているといったサイトの改善に有効な発見ができます。ユーザビリティに優れたサイトとは、ユーザーが行いたい行動を簡単な操作で実行できるサイトと言われています。

 

マウス録画

 

ユーザーのマウスの動きを録画しユーザーがサイト内でどんな動きをしているか、どのコンテンツに興味を持っているか、どこで離脱しているかを確認します。導線設計に役立てます。

 

ユーザーテスト

 

被験者を集めて実際にターゲットユーザーにサイトを使ってもらい、サイトの良い点や悪い点、サービスを検討する上で重要視しているポイントなどをヒアリングします。

 

競合市場調査

 

ツール、知恵袋、掲示板、総務省、競合商品LPなど様々な手法を駆使し市場と競合サイトの分析を行うことができます。ツールを使い競合サイトの流入キーワードや集客方法、平均滞在時間などをリサーチします。

貴社と競合のサイトを徹底的に分析・比較します。競合に勝るポイントやサービス、どこもやっていないことなどが明確になりUSP(Unique Selling Proposition)策定に繋がります。USPとは、自社の強みを明確に定義して自社の強みを集約し、顧客に伝わりやすくしたものが「USP」です。

 

ユーザーアンケート

 

ユーザーアンケートを使ってサイトの問題点やサービスの要望などを直接ユーザーに聞きます。ユーザーが何を求めているのか、売り手目線ではなく買い手目線になることがとても重要です。ユーザーアンケートを行うことにより今まで気づかなかったユーザーのインサイトを知ることが可能です。

 

WEB解析事例

 

インテリア販売ECサイト
「成果」サイト分析からサイトリニューアル3か月後に最高月商1,500万円到達!

 

  • 年商1億円
  • 従業員4名
  • 「契約時期」ECサイト立ち上げから4年後(当時平均月商700万円)
  • カーテン中心に販売するインテリアショップ。世界中から様々な生地を仕入れ自社で加工を行っているため1cm単位でオーダーできるカーテンや好きな生地で作れる雑貨などが強み。集客はリスティング広告のみで毎月多額の広告費をかけていたが売上は少しづつ減少しており伸び悩んでいた。

 

【悩み】 【課題の抽出】 【改善】
多額の広告をかけたが売上はほとんどあがらなかった…・トップページを修正しお洒落なページにしたが、反応は感じられなかった… ユーザーのマウスの動きを録画して分析した結果、多くのユーザーがファーストビュー付近でサイトから離脱していることが発覚。分析結果から、スマホの注文フォームに重大な問題があることが発覚。多くのユーザーがスマホからのアクセスだったためフォーム内での離脱を確認。 ファーストビューのキャッチコピーとバナーを変更すると離脱率が下がり広告効果も改善!!売上が大きく伸びる結果に!!注文フォームの改良(EFO)を行い売上アップに成功!!

WEB解析成功事例

 

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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