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【飲食店向け】HP・SNSで常連を増やそう!いまどき飲食店のWEB活用術

HP・SNSで常連を増やそう!

スマホが普及したこともあり、SNSを使えばだれでも手軽に情報を発信できる時代になりました。文字だけではなく、写真も掲載できるSNSも数多くあります。SNSはSEOにとっても有効です。

SEOコンサルタントここでは、飲食店のSNS戦略について解説します。

 

SEO相談

SNSの現状

SNSが広く普及した現在、ほとんどの方が何かしらのSNSのアカウントをお持ちではないでしょうか。

TwitterやFacebookなどをはじめ、画像・写真の共有に特化したInstagramやPinterest、日本生まれのmixi、ブログが主なアメーバブログ。この他にも様々なジャンルに特化したSNSが多く存在します。アカウントを複数持ち、SNSを使い分けて情報発信している方もいれば、基本的に情報発信はせず「見る専門」だという方も。

例えお店であっても、公式ホームページを持っておらず、情報はSNSで発信しているのみだというようなケースも増えています。

 

確かにSNSは便利です。

例えばTwitterであれば「情報を発信したい」と思ったら、すぐにスマホのアプリを立ち上げて、短い文章を打ち込んで送信するだけでよいのです。写真のアップロードだって簡単。

たったそれだけで、フォロワーへ情報を届けることが可能となるのです。

またほとんどの方がTwitterのアカウントを持っていますから、興味を惹く情報を載せたり、うまくタグ付けをしたりすれば、その投稿を拡散してもらえる可能性もあります。

 

とはいえどんなにSNSが普及した現代であっても、ホームページを持つメリットが完全に無くなったわけではありません。
ホームページとSNSでは得意分野が少し違っていますから、上手に併用することで相乗効果を生み出すことができるはずです。

 

SNSと売り上げ

今回の相談者は、とある飲食店オーナーの方です。

 

■相談内容■
売り上げを増やすにはどうしたらよい?

妻と二人三脚で資金をため、人気店で修業をし、念願のカフェをオープンしました。ですがなかなかお客さんに来てもらえません。このままでは数年後には無くなってしまいます。もともと妻も私もカフェに通うのが好きで、内装もメニューも食器もこだわっています。コーヒーも1杯ずつ注文を受けてから豆を挽いて淹れているので、香りもよいと思います。数少ない常連さんには「こんなにコーヒーが美味しいのに、なんでお客さんが少ないんだろう?」と言われました。ホームページとTwitterは開店と同時に作りましたが、今のところはネットからお客さんを呼び込めていないような気がします。もっと売り上げを増やすにはどうしたらいいですか? せめてお店を無理なく存続出来る位には安定させたいのです。

 

 

飲食店というのは、様々な業種の中でも比較的に開業しやすい部類に入るという声を耳にします。

ですが新店が開業する裏で、実は少なくない数の飲食店が「廃業」という道を選んでいるというデータは多くあるようです。
以下はその調査結果の1例となります。

■営業年数別の閉店割合(株式会社シンクロ・フード調べ)
1年未満:2243件(34.5%)
1~2年:987件(15.2%)
3~5年:1364件(21.0%)
6~10年:1113件(17.1%)
11~15年:380件(5.9%)
16年以上:407件(6.3%)
※2008年~2013年に居抜き情報.COMによせられた問合せの中から、店舗の営業年数別に割合を取得。※N=6494

 

こちらの調査では閉店を選んだ店舗のうち、およそ半数にあたる店舗の営業年数が営業年数2年以内。そしておよそ7割にあたる店舗の営業年数が5年以内との結果となったということです。

現在の状況で飲食店を長く経営し続けていくハードルは、実はかなり高いと言ってよいのではないでしょうか。

 

ですが昔と違いインターネットが普及したことにより、スマホやPCがあれば小規模店舗でも手軽に宣伝を行える時代になりました。
これを利用しない手はないでしょう。

 

ここからは、飲食店のWEB集客について解説していきたいと思います。

 

 

どのような人に来てほしいのか?

ホームページ・SNSはあくまでツールであり、「それらのツールをどのように使うか」ということこそが重要になってきます。

そのためにはまず目的を明確にする必要があるでしょう。

 

ここで考えていただきたいのが「どのような人にきてほしいのか?」ということです。

どんなに綺麗なサイトを作っても、どんなに美味しそうな写真を載せても、肝心のターゲットとなる人々に届かなければ意味がありません。自身のお店にお客さんとして来店する可能性があるのはどのような人なのかを考えてみましょう。

 

想定する顧客の例

・オフィス街の近くにあるカフェ
→平日のランチタイム、会社勤めのサラリーマン等

・週末に賑わうショッピングモールの近く
→週末の昼過ぎ、家族連れやカップル等

 

来てくれそうな人物像をある程度絞り込んだら、次に考えるのは「そのターゲットが求めているのはどのような事・物か?」という点です。

 

想定する需要の例

・平日のランチタイム、会社勤めのサラリーマン
→手頃な価格で食べられるランチメニュー

・週末の昼過ぎ、家族連れやカップル
→大人向けに加え子供向けのメニュー
→カップルで楽しめる写真を撮りたくなるようなメニュー

 

これらをしっかりと見極めることで、より効果的な施策が可能となるはずです。

ターゲットによりホームページやSNSの運営方法が大きく変わってきます。合わせてメニューやキャンペーンの見直しをしてみるのもよいでしょう。

 

 

HP、SNS……それぞれに得意分野がある

ひとくちにWEB集客といっても、様々なツールが存在します。

ここでは主な3つをご紹介しましょう。

 

WEB集客ツール1、ホームページ

飲食店がホームページを持つメリットは、まず何と言っても「信用力の向上」にあります。

 

例えば、初めて行こうとするお店をネットで検索したとしましょう。

・TwitterなどのSNSアカウントしか存在しない
・SNSだけでなく、公式HPが存在する。

この2つであればどちらのほうが信用度が高いでしょうか。

何か他の理由がない限り、おそらく多くの方が「下(SNS+HP)のほう」と回答するはずです。

ただしHPは存在するだけでは意味がありません。

所在地や営業時間、メニューといった求められる情報を分かりやすく印象が良い形で記載しておく必要があります。これらがきちんと記載されていない場合等、ホームページの存在がかえって逆効果になる場合もあります。

 

また掲載する情報は、最新のものにしておくのが理想です。

例えば営業時間を変更した場合、ホームページに掲載している時間も更新しておかなければなりません。もし更新しなかった場合、古い情報を見たお客様が勘違いして営業時間外に来店してしまう……といった可能性も考えられるからです。

(もし過去の情報を残したい場合、「これは現時点での情報ではなく、●年●月●日時点の情報である」ということが分かるよう、更新日時を明記する形をとるのがよいでしょう。)

外部委託で制作した場合のように常時更新していくのが厳しい場合、「ホームページに掲載するのは変動の可能性がない情報のみに限定」し、「変動する可能性がある情報はSNSで発信」と使いわけていくという方法もあります。

 

可能であれば検索対策(SEO対策)をしておくのがよいでしょう。

同じエリア・似たような種類のメニューを扱っている場合、該当するキーワードで検索上位に来るお店の方が来店確率が高い傾向にあります。なぜなら最近はお店を探す際、多くの方がネット検索を利用しているからです。

合わせてMEO対策を行うという方法もあります。

これは自社サイトやお店の所在地等をGoogleマップに表示されやすくするための対策です。検索エンジン利用者が増えるに従い、Googleマップでお店を探す方も多くなってきているというのが理由となります。

>>MEOとは?

 

WEB集客ツール2、SNS

日本において飲食店がWEB集客に使う主なSNSは、TwitterLINEInstagram・Facebookの4強ではないでしょうか。

それぞれに強みがあるため、まずは自店のターゲットに合ったものを使うことが重要となります。状況によっては複数を使い分けてもいいですが、慣れないと大変かもしれません。

まずは1つに絞って運用するほうが無難です。

日々の営業に影響が出ないよう、無理のない程度に運用していきましょう。

 

Twitter

様々な年齢層・客層の利用者が多いSNSです。利用者が多いからこそ、反応を得られやすいとも言えます。

使用できる文字の数が制限されている(140文字)ので、伝えられる情報量も限られてしまいます。ですがそれを逆に利用し本当に伝えたい情報のみを絞ったり、続きをホームページで読ませるようにリンクを貼ったり、画像へ情報を載せて一緒にアップしたりなどで十分工夫できるはずです。

ハッシュタグもうまく利用しましょう。

 

Instagram

若者、特におしゃれや流行に敏感な層に利用者が多いSNSです。目新しいものを探す層も多いことから、新規顧客を獲得しやすいと言えるでしょう。

写真をメインにしたSNSであるからこそ、他のSNS以上に写真の重要性が増してきます。人目を惹くおしゃれ系の写真を撮れるのであればぜひ活用したいですが、写真が得意ではない場合、活用するのは厳しいかもしれません。

 

LINE@

SNSではあるものの、個別のやり取りのほうがメインであり従来のメールとしての使い方に近いSNSです。予約関連などで個別のやり取りが必要な店舗の場合、特に向いているといえます。

とはいえ、見ず知らずのお店のLINEのIDを、いきなり「登録してみよう」とはなかなか思わないもの。新規顧客獲得にはあまり向いていません。

既に獲得している顧客の対応に使うのがよいでしょう。

 

Facebook

特に40代以上の利用が多い実名登録推奨のSNSです。世界的なSNSのひとつではあるものの、日本では20代以下の利用率は少々低めだと言われています。ターゲットとなる年齢層が高めかつ、実名での利用に抵抗がないと思われる業種に向いています。

実名登録だからこそ、情報の拡散には慎重になるユーザーも多く、新規顧客獲得はなかなか難しい可能性があります。

 

 

WEB集客ツール3、グルメサイト

ひと昔前は飲食店のWEB集客といえばグルメサイトを利用する手法が主流でした。

ですが最近はユーザーのグルメサイト離れが加速し、徐々にSNSが台頭しているとの見方もあります。

 

とはいえグルメサイトの勢いが完全に無くなったわけではありません。

現在でも一定以上の層はグルメサイトを利用しての店舗探しをしているのは事実です。

 

各店舗の状況にもよりますが、できることならば利用しておいたほうがよい場合のほうが多いのではないでしょうか。

 

なおグルメサイトごとに契約プランは異なっています。有料契約が必要なプラン・無料掲載が可能なプランを設けているサイトもあれば、特に契約をしなくても店舗が掲載されているサイトも存在しています。

現在の状況をふまえると、「どうしても」という必要性を感じない限りは有料契約する必要はないように思います。

 

なおグルメサイトに掲載されていればいいというものではありません。店舗によっては必要な情報が掲載されていなかったり、掲載情報が古かったりする等の場合もあるようです。

もし特定のグルメサイトを利用していない場合であっても、自店の情報がどのように掲載されているのかを定期的に検索して確認しておくのもよいかもしれません。

 

 

なおホームページをはじめ、WEBを活用しての経営戦略に関するご相談は弊社でも受け付けております。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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