リライトとは?作業の流れやSEOの効果を上げるためのポイント

リライトとは?

一度公開した記事の検索順位が思うように上がらず悩んでいるメディア運営者の方におすすめなのがリライトです。

リライトとはすでにリリースした記事の一部分またはすべてを修正することを指します。リライトで記事の質を高めればGoogleからの評価が上がり、効率的に流入数を増やせるかもしれません。

 

SEO上級コンサルタントそこで、この記事ではリライトをする記事の選び方や作業の流れ、SEOの効果を上げるためのポイント、注意点などを詳しく解説します。実際にリライトをおこなう際に必要な情報をまとめているため、ぜひ参考にしてください。

 

そもそもリライトとは?

 

もともとリライトは書き換えるという意味を持つ英単語ですが、WEBメディア業界においてはすでにリリースした記事に加筆や修正をおこない内容を改善する作業を意味します。

本文だけでなく、タイトルやリード文、ディスクリプションを変更することもリライトに含まれます。リライトの目的は記事の内容をブラッシュアップすることでGoogleからの評価を上げ、メディアへの流入数を増加させることです。

流入数を増やすための施策にはリライトの他にもSNSやメールマガジンでの発信などがありますが、短期的な効果に終わってしまう可能性があります。

しかし、リライトでコンテンツの質を高め検索順位を上げられれば、長期的な流入数の増加が期待できます。また、リライトは新規記事を作成するよりも効果的に流入数を増やすことが可能です。

新しく記事を出し続けることも重要な施策の1つですが、記事の本数が増えれば増えるほど、メディア内での重複を避け、新しいテーマで記事を執筆することは難しくなります。

そのため、WEBメディアを運営する上でリライトは必須の作業といえます。

 

リライトをする記事の選び方

 

どの記事をリライトするのかという判断は非常に重要です。すでに検索順位が上がっている記事をリライトすると逆効果になってしまう恐れがあります。また、公開してから間もない記事をリライトするのも避ける必要があります。

ケースバイケースにはなりますが、一般的に新しく公開した記事がGoogleに評価されて結果が出るまでには3ヶ月~半年程度の時間がかかります。効果が検証できていない段階でリライトをするのは得策とはいえません。

すべての記事をリライトする必要はないので、以下の観点を踏まえてリライトする記事を選ぶようにしてください。

  • 検索順位が10位~30位程度の記事
  • 公開後3ヶ月以上経っている記事
  • 検索順位が10位~30位程度の記事

リライトをする際は検索順位が10位~30位程度の記事を選ぶことをおすすめします。

すでに10位~30位程度の順位を獲得している記事であれば、比較的リライトの効果が出やすいからです。

30位よりも順位が低い場合、競合サイトの質やドメインとキーワードの相性などによってリライトをしても状況が変わらない可能性があります。

そのため、リライトをする際はGoogleから一定の評価がされている記事を選ぶのが得策です。特に順位の高い10位~15位程度の記事は優先的にリライトをおこなってください。本文の修正はもちろん、CTR(クリック率)が低い場合はタイトルやディスクリプションを修正することも効果的です。

 

一方、15位~30位程度の記事は対象となるキーワードを検索しているユーザーのニーズを掴みきれていない可能性があります。事の構成から練り直して、本文の内容をより充実させられるような修正をおこなってください。

記事の検索順位やCTRはGoogle Search Consoleを使って簡単に調べることができます。無料で利用できるため、まだ導入していない方はぜひ利用してみてください。

 

公開後3ヶ月以上経っている記事

リライトをするのは公開後3ヶ月以上経っている記事にしぼってください。

なかには例外もありますが、新しい記事を公開してからGoogleに評価され検索順位が上がるまで大体3ヶ月~半年程度の時間がかかります。

そのため公開してから3ヶ月未満の記事をリライトしてしまうと、当初の記事内容がGoogleにどのように評価されたのかという検証が不十分になります。

もう少し待っていたら順位が上がっていたかもしれない記事をリライトしてしまっては元も子もありません。したがって、リライトする記事は公開してから少なくとも3ヶ月は経っているものを選ぶのがおすすめです。特に更新日の古いものから優先的に進めると効果が期待できます。

長い間更新していなかった記事は、掲載している情報が古くなりGoogleからの評価が下がってしまっている恐れがあります。そのような記事の場合、最新の情報にアップデートすることでGoogleから再評価される可能性があります。

 

リライトの流れ

リライトの手順は新規記事を作成する際と大きくは変わりませんが、事前に現状の記事にどのような問題があるのかを把握しておくことは非常に重要です。また、ユーザーニーズや競合コンテンツについても改めてじっくり調査する必要があります。リライトの効果を最大限上げるためは、以下のような流れで進めるのがおすすめです。

  1. 現状の問題点の確認
  2. ユーザーニーズの調査
  3. 競合コンテンツの調査
  4. 方向性を決定し実際にリライト
  5. 効果の検証

 

現状の問題点の確認

まずは現状の記事にどのような問題があるのかを確認するところから始めます。記事の検索順位やクリック率などをGoogle Search Consoleを使用して調べてみてください。

検索順位が低い場合は記事の内容が不十分である可能性が高く、ユーザーニーズを満たしているのかどうか、本文が読みやすく構成されているのかどうかなど、現状の記事にどのような問題があるかあたりをつけておいてください。

また、検索順位は悪くないにもかかわらずCTRが低い場合はタイトルやディスクリプションに問題のある可能性が高いため、ユーザーの目を引く内容にできているのかどうかをチェックしておいてください。

ユーザーニーズの調査

現状の記事にどのような問題があるのか掴めてきたら、次にユーザーニーズの調査をおこないます。ユーザーニーズをしっかりと把握できているかどうかがリライトの成否を分けるといっても過言ではありません。

対象となるキーワードを検索しているユーザーは何を知りたいと思っているのか、どのような悩みを解決したいと思っているのかなどを詳しく確認してください。

ユーザーニーズを理解するためにはさまざまな方法がありますが、基本的なのはGoogleに表示される関連するキーワードやサジェストを確認することです。また、専用のツールを使用して共起語を調べたりSNSやYahoo!知恵袋などを活用してユーザーの生の声をチェックしたりすることも有効です。

競合コンテンツの調査

次に検索順位が上位の競合コンテンツの調査を行います。Googleに評価され上位表示されているということはそれだけユーザーの支持を集めているということなので、競合にあって自分のメディアにないものは何か比較するのは重要な作業です。

主に以下の点に注目して分析を進めてみてください。

  • 対象にしているユーザー
  • タイトル、ディスクリプション
  • 記事の構成
  • 本文の長さ

競合コンテンツがどのようなユーザーを対象に情報を発信しているかチェックすれば、そのキーワードを検索しているユーザーがどのような人々なのかヒントを得ることができます。また、上位表示されている記事のタイトルやディスクリプションに共通している傾向があればリライトする際の参考になります。

 

評価されている記事の構成はユーザーニーズを満たしていることが多いので、自分のメディアと違う点がないか比べてみてください。あわせて本文の長さもチェックするのがおすすめです。文字数にあまりにも差がある場合は内容に抜け漏れがある可能性が高いためです。

方向性を決定し実際にリライト

問題点の確認、ユーザーニーズや競合コンテンツの調査が終わったら、リライトの方向性を決めます。これまでに分析した内容を踏まえ、構成を作り直して本文を全体的に書き直すのか、本文の一部を修正したり加筆したりするのか、タイトルやディスクリプションのみ変更するのかなどを判断してください。

リライトの方向性が決まったら実際にリライトを進めます。

効果の検証

リライトが完了した後は効果を検証することも重要です。Google Search Consoleを使用してリライト後の検索順位やCTRの動向を確認します。

リライトの効果が出るまでの時間は記事によって異なりますが、まずは1ヶ月を目途に効果をチェックすることがおすすめです。リライト前後の1ヶ月のデータを比較してみてください。成果が表れていなかったりリライト前より順位が下がってしまったりした場合は、改めてリライトをする必要があります。

検索ボリュームの大きいキーワードを狙う記事や運営しているメディア内で重要な位置を占める記事などは、優先的にリライトを続けていってください。

SEOの効果を上げるには?リライトで気を付けるべきポイント

SEOの効果を最大限に上げるためにはどのような点に気を付けるべきなのか、多くのメディア運営者が気になっているはずです。Googleから高い評価を受けるためには以下のポイントを抑える必要があります。

  • E-A-Tを意識する
  • 独自性、網羅性を高める
  • 内部リンクを設置する

E-A-Tを意識する

E-A-TとはGoogleが提唱しているWebサイトの評価基準で、以下の3つの項目の頭文字を取って作られた用語です。これらの項目を満たしたコンテンツはGoogleからの評価が高くなる傾向にあります。

 

  • Expertise:専門性
  • Authoritativeness:権威性
  • Trustworthiness:信頼性

専門性は扱っているトピックに関する専門的な情報を提供できているかどうかという指標です。記事の内容を充実させたり、そのジャンルに関する専門的な知見を持っている人に執筆してもらったりすることで評価を上げることができます。

 

権威性は読者から「このメディアに掲載されている情報は正しい」と信頼されているメディアかどうかという指標です。

外部サイトからの被リンクを得ることや、執筆者の情報を開示することで権威性を高められます。また、長期間メディアを運営しているという実績も権威性に関係します。

最後に信頼性については読者から記事の内容が信じられているかどうかです。権威性と少し似ている指標です。

 

例えば匿名の個人が発信しているブログの情報と公的機関が発表している情報では信頼度が変わるように、ユーザーから信頼されるメディアになるよう執筆者の情報やメディアの運営者情報を充実させることを意識する必要があります。

E-A-Tについて詳しく知りたい方はGoogleが発表している「検索品質評価ガイドライン」をチェックしてください。

 

独自性、網羅性を高める

Googleからの評価を上げるためには独自性と網羅性を高めることが重要です。

Googleから競合のコンテンツのコピーだと判断されるとペナルティの対象となる可能性があります。競合コンテンツの研究はリライトをするうえで重要な作業ですが、あまりにも似ている内容にならないよう注意する必要があります。

 

そのうえで、自分のメディアの独自性を出す工夫をすることが大切です。競合コンテンツにはない切り口で情報をまとめたり、常に最新の情報を掲載できるよう更新の頻度を上げたりさまざまな施策を試してみてください。

 

また、記事の網羅性を高めることも大事なポイントです。競合のコンテンツを調査し、自分のメディアの記事にない内容があればリライトをする際に盛り込むことをおすすめします。

 

内部リンクを設置する

リライトをする際には関連する記事への内部リンクを設置することをおすすめします。ユーザーがサイト内を回遊しやすくなったり、Googleのクローラーがスムーズにサイトを巡回できるようになったりすることで、評価が上がる可能性があります。

 

記事を新規作成したときにすでに内部リンクを設置しているケースもあるかもしれませんが、リライトをするときにはメディア内での記事の関連性が変化していることもあります。リライトをするタイミングで改めて内部リンクを見直してください。

 

リライトに関する注意点

リライトの流れやポイントはここまで紹介したとおりですが、その他にも事前に知っておくべき注意点があります。リライトで成果を上げたり、効率的に作業を進めたりするためには以下の項目を意識することが重要です。

  • 検索順位が上位の記事はリライトしない
  • リライトにかける時間は余裕をもって確保する
  • 新規記事はリライトを前提に作成する

検索順位が上位の記事はリライトしない

すでにGoogleで上位を獲得している記事はリライトしないようにしてください。1位になった記事にリライトの必要性がないことはもちろんですが、2位~9位の記事についても安易にリライトをしないほうが得策です。

 

2位~9位を獲得している場合、記事の内容以外に問題がある可能性があります。独自性や網羅性の高い文章になっていても、表示速度が遅かったり、被リンクが少なかったり、E-A-Tに関する情報が足りなかったりする場合があるからです。

 

そのため2位~9位の記事については、リライトをする前にほかの対応策を取って順位を上げることができないか試してください。

 

リライトにかける時間は余裕をもって確保する

一般的にリライトは新規記事の作成よりも難易度が高く、リライトにかける時間は余裕をもって確保する必要があります。

ユーザーニーズを調査したり、競合コンテンツの研究をしたりして記事を作成する点は新規記事でもリライトでも同じです。ただし、新規記事の場合は検索順位が上がるかどうかは未知数の部分があります。

質の高い記事を公開したとしても、そのキーワードで自分の運営するWEBメディアがどこまで勝負できるのかは公開してみないと分かりません。

一方、リライトの場合は記事を公開してから現在にいたるまでのアクセスデータも踏まえ、確実に順位が上がるであろうという内容に仕上げる必要があります。新しく記事を作成するよりもリライトのほうがむずかしいので、時間に余裕をもってスケジュールを組むようにしてください。

 

新規記事はリライトを前提に作成する

新規記事を作成する段階から公開後にリライトすることを想定しておいてください。

たとえ経験豊富でスキルの高い人でも、いきなり最初から100点の記事を作ることはむずかしく、どれだけ質の良い記事を出しても公開後にリライトの必要性に気付くケースもあります。

 

そのため、リライトすることを前提に60点~70点程度の新記事を作成することが効果的です。一度60点~70点の仕上がりの記事を出してGoogleの評価を確認し、そのうえで改善点を洗い出しリライトをしてみてください。

 

リライトによって検索順位が上がれば追記したり変更を加えたりした部分が評価されたことが分かるので、ほかの記事をリライトする際に同じ視点を活かすことができます。

 

まとめ

SEO上級コンサルタントまじめWEBメディアを運営する上でリライトは非常に重要な作業です。一度公開した記事の流入数が思うように伸びなかった場合、リライトをすることで改善する可能性があります。そうはいっても、すべての記事をリライトする必要はありません。リライトの効果が見込めそうな記事をピックアップし、ユーザーニーズや競合の調査を入念におこなったうえで実際にリライトを進めてください。また、SEOの効果を上げるためにはGoogleが提唱するE-A-Tという評価基準を参考にしたり記事の独自性や網羅性を高めたりすることなどが重要です。ぜひこの記事で紹介した内容を参考にリライトに取り組んでみてください。

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この記事を書いた人

上級SEOコンサルタント

上級SEOコンサルタント 坂口 直樹

新潟大学大学院を卒業後、事業会社で10年働く間にSEOに出会う。自身でサイトを多数立ち上げ、実験と検証を繰り返しながらSEOを研究。お金に変えることを目的とはせず、ユーザーに何が有益かを問い続け改良を繰り返すうち、「インターネット上の真実ではない情報を正してユーザーのためになる情報を発信する」という天啓を得る。現在は東京SEOメーカーの上級SEOアドバイザーとしてアサイン。

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