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Wix(ウィックス)はSEOに弱いのか!? SEO対策のポイントを紹介

WixはSEOに弱いのか!?

Wixはドラッグ&ドロップでサイト構築ができるCMSのひとつです。サイト構築が簡単なことから、世界190カ国で1億人以上が利用していますが、簡単がゆえにWixはSEOに弱いとも言われています。しかし、しっかりと設定を行っていれば十分なSEO対策が可能です。

 

SEOコンサルタント本記事では、WixサイトにおけるSEOのポイントや特徴について解説します。

 

SEOコンサルティング

Wix(ウィックス)がSEOに弱いと言われる理由

 

wixダッシュボード画面

Wixは、ドラッグ&ドロップでできるホームページ作成ツールです。無料で始められる上に、HTML・CSSの専門知識がなくてもページの作成ができるため初心者でも簡単につかえるという特徴があります。

 

その一方で、SEO対策機能が充実していないことからSEOに弱いとも言われています。具体的に、Wixのどういった部分がSEOに弱いと言われているのでしょうか?それには次のような理由があります。

 

  • 記事コンテンツ運用に向いていない
  • サイト表示速度が遅い
  • デザインの自由度が低い
  • 独自ドメインが利用できなかった

 

記事コンテンツ運用に向いていない

 

Wixには標準でバックアップ機能がないため、他のホームページ作成サービスで作ったデータをWixに取り込むことができません。同じように、Wixから別のホームページ作成サービスへ移行する際には、Wixで作成したページを手動でコピーする必要があります。

 

大量の記事コンテンツがある場合には、データが不具合を起こしてしまった場合に面倒なことになってしまします。そのため、複雑でページ数の多いサイトでは記事コンテンツを運用するには難易度が高くなります。

 

そのため、バックアップ機能がなく自分のサイトでありながらローカル上にデータを保存しておくことができないというのは運用上不便です。

 

サイト表示速度が遅い

 

CSSやHTMLの知識がなくても簡単にサイト構築が可能なのはWixの大きなメリットでもありますが、一方でCSSやHTMLでを細かくいじることができないということになるため、SEOの観点からはデメリットにもなります。

 

SEO対策では、内部対策のひとつとしてHTMLでの修正などがありますが、Wixではここの修正ができないためSEO対策が不十分となってしまいます。

 

また、Wixにはフォトギャラリーやお問い合わせフォーム、オンライン予約などの機能がありますが、これらを追加することにより編集画面が重くなるうえに、そもそもWixサーバーが重いためページの表示速度が遅くなってしまいます。ページの表示速度が遅くなることで、直帰率・平均ページセッション時間が短くなり検索結果における上位表示が難しくなります。

 

デザインの自由度が低い

 

Wixは、500種類以上ものテンプレートが豊富にありドロッグ&ドロップでサイト構築ができることがメリットでもありますが、オリジナルデザインにするといったことはできません。

一度テンプレートを決定したら別のテンプレートに変更ができないというデメリットもあります。Wixでは、テンプレートはあっても一つ一つのパーツで構成されているため全体的に色や形を変えることができません。

 

また、デザイン性が高いものの、海外でいのサービスということから英語デザインのものが多く、日本語サイトには不向きな場合もあります。日本語のデザインにうまく当てはめることができないとなると、サイトを訪問したユーザーに違和感を与え結果として直帰率が高くなってしまう可能性があります。

 

独自ドメインが利用できなかった

 

Wixでは無料サービスの場合には、独自ドメインを取ることができません。検索エンジンは、任意のキーワードで検索した際に表示される検索結果が偏ってしまうことを避けるため、同じドメインのサイトの表示数を制限しています。そのため、同じドメインをもつWixサイトは検索結果の上位に表示される可能性が低くなってしまいます。

 

また、仮に途中からドメインを移行する場合には、これまでのWixで作成してきた資産はゼロになってしまいます。但し、別途プレミアムサービスの「ドメイン接続」を契約すると独自ドメインの仕様が可能となります。

 

 

Wix(ウィックス)のSEO対策のポイント

 

wix-seo

ここまで、WixがSEOに弱いと言われている理由を解説しましたが、WixではSEO対策が全くできないというわけではありません。基本的なSEO設定をすることで、初心者でも簡単にSEO対策ができるように用意されています。

 

ここでは、SEO対策のポイントをご紹介します。

 

  • ロングテールキーワード対策の徹底
  • 適切なドメイン選択
  • 独自タイトルとディスクリプションの適用
  • モバイル最適化対応
  • サイトマップ設置
  • ローカルSEO対策
  • サイト構成の最適化
  • 全ての画像に代替えテキストを追加
  • 独自性の高い高品質な記事コンテンツ作成
  • 良質な被リンク獲得
  • Wix SEO Wizの活用

 

ロングテールキーワード対策の徹底

 

ロングテールキーワードとは、複数のキーワードの組み合わせで構成された検索キーワードのことです。

 

キーワード自体の検索母数は少なくても検索の意図が明確な為、そのキーワードの意図を理解して詳しく解説したコンテンツを作成する事でクリックやコンバージョンの機会を増やすことに繋げられます。

 

適切なドメイン選択

 

Wixでは独自ドメインの取得も可能なため、ドメインを自身のWebサイトへ簡単に接続できます。SEOの観点からも独自ドメインは評価されやすいですが、同じように独自ドメインはビジネスの信頼性を高めることにも繋がります。

 

そのためには、ユーザーにサイトの内容が伝わりやすいドメイン選択が必要となります。

 

独自のタイトルとディスクリプションの適用

 

サイトにSEOタイトルやディスクリプションなどのメタデータを追加することは、SEO対策には欠かせません。全てのページに同じメタタグを使用してしまうと、Googleが重複コンテンツとして認識してしまうため、サイトの評価を下げてしまう場合があります。

 

そのため、全てのページにクリックされるような魅力的な文章で、独自のタイトルとディスクリプションを入力する必要があります。

 

モバイル最適化対応

 

インターネット検索の半数がスマートフォンから行われている今では、サイトのモバイル最適化が必須となっています。Wixでは、AMP(Accelerated Mobile Pages)の有効化が簡単にできるため、モバイルページの表示速度を改善できます。

 

今後は更にモバイルフレンドリーが重視されていくため、モバイル最適化対応は早めにしておくことが重要です。

 

サイトマップの設置

 

サイトマップとは、サイト全体のページ構造をリスト形式で記述したものを指します。Googleにサイトマップを提出することで、サイトの内容をわかりやすく伝える事ができより早くクロールするのを助けることができます。

 

その結果、インデックスを早めることができ、検索順位が上がるのを早くすることでSEOの向上へと繋がります。

 

ローカルSEO対策

 

ローカルSEOとは、Googleマップなどの地域情報検索サイトにおけるSEOを指します。検索エンジンの検索結果やマップ検索結果に表示されるように対策を行うことで、ターゲットを地域顧客へと絞ることができます。

 

「地域+業種」に関する検索時に特に有効で、エリア検索で上位に入ることは高い集客力にも繋がります。

 

サイト構成の最適化

 

Webサイトの構成は、SEO対策に欠かせないステップとなります。上手く構成されたサイトは、検索エンジンのクロールを手助けするだけではなくサイト訪問者のユーザビリティ向上にも繋がります。

 

サイト訪問者にとってつかいやすい構成になっていることで、ページ滞在時間や直帰率を改善でき結果としてサイトの評価向上に役立ちます。

 

全ての画像に代替テキストを追加

 

画像のないWebサイトは、ユーザビリティの低下にも繋がります。しかし、検索エンジンは画像を視覚的認識できません。そのため、検索エンジンに画像を認識させるために、画像の内容をテキストにし画像に追加する必要があります。

 

そうすることで、検索エンジンで画像を検索できるようになりサイトへの流入に繋げることができます。

 

独自性の高い高品質な記事コンテンツ作成

 

記事コンテンツは、Webサイトで最も重要なランキング指標の1つです。ユニークであること・最新であること・情報価値があることの3つが高品質なコンテンツ作成には欠かせません。

 

サイト内にブログを開設し、独自性の高い高品質な記事コンテンツ作成をすることで、サイトの評価を上げてトラフィックを増やすことができます。

 

良質な被リンク獲得

 

SEO対策では外部対策が欠かせません。外部対策の中でも特に、被リンクを得る必要があります。被リンクとは、外部サイトから自サイトへ向けられたリンクのことを指し、検索エンジンはWebページを評価する際に被リンクの質と量を重視しています。

 

特に良質な被リンクを獲得することで、検索ランキングが向上する傾向があります。

 

Wix SEO Wizの活用

 

Wix SEO Wizは、サイトに最適なSEOプランを作成してくれるツールです。このツールを利用することで、サイトの SEO プランを簡単ステップで設定できます。

 

Wix SEO Wizには、ランキング向上のために欠かせない作業項目が含まれている上に、何が不足していて、なぜかという説明の記載があるため同時にSEOの基礎知識も身につけられます。

 

Wix SEO Wizを活用したSEO対策がおすすめ

 

seowiz

Wix SEO Wizは、サイトのSEO対策を解析し最適なキーワードを設定できるSEOツールです。SEO対策の知識がない人でも気軽につかえるため、Wixを使用している人のSEO対策には欠かせない優れたツールです。

 

ここでは、Wix SEO Wizを利用して検索結果上位になるための方法を解説します。

 

  • SEO Wizのアクセス方法
  • SEOレポート作成
  • チェックリストの活用
  • SEO対策の成果確認

 

SEO Wizのアクセス方法

 

SEO Wizにアクセスするには、まずWixアカウントにログインしサイトのダッシュボードを開きます。マイアプリの中にある、Wix SEO Wizアプリにマウスオーバーし、アプリを開くをクリックすればSEO Wizトップページにアクセスできます。

 

初めて使用する際には、編集しているサイトの管理画面から「設定」→「SEO」と進み、Wix SEO Wiz  の「今すぐはじめる」をクリックすると開始します。画面に表示される質問に答えていくと最後に「SEOレポートを作成」とでてくるのでクリックします。ステップに従ってSEOレポートを完成させれば完了です。

 

それでは詳しくステップを見ていきましょう。

 

SEOレポート作成

 

seo-wix

最初のステップは、SEOレポートの作成です。サイト名もしくはビジネス名を入力し、次にビジネスの所在地を入力します。ホームページに所在地を入れることで、ローカル検索で表示機会を増やすローカルSEO対策にもなります。

 

次に検索キーワードを追加します。クローラーがサイトの内容を正しく理解できるように、コンテンツに合った検索キーワードを選ぶ必要があります。SEO Wizには、最大5つのキーワードを追加できます。

 

ユーザーの検索意図を考慮したキーワード選定が重要ですが、一般的すぎると競争相手も多くなります。そのため、競争相手が少なく、ビジネスを端的に表したニッチなキーワードを探すことが重要です。

 

チェックリストを活用

 

wixwiz

レポートが作成されたら、レポートにあるチェックリストに基づいてSEO対策を行なっていきます。緑色のチェックがついているものが既に対策がなされている項目、赤のチェックがこれから実施する必要があるSEO対策項目です。

 

Wix SEO Wizはそのチェック項目の場で、変更することが可能です。また、SEOに強そうな推奨タイトルが何点か表示されるなど、対策の詳細まで表示してくれます。

 

リストに欠かれている対策を全て実行できたら、サイトを保存してチェックリストをリロードします。すべての項目が緑色のチェックになれば完了です。

 

SEO対策の成果確認

 

SEOでは、情報が最新であることが重要です。そのため、上位表示を目指すためにはサイトを更新したり、見ている人の役に立つような良質なコンテンツを追加し続けることが有効です。

SEO Wizは、Google によるホームページのインデックスや検索結果ページでのクリックなど、SEO の主な成果があった場合、メールでお知らせしてくれます。

 

また、Wixで作成されたすべてのサイトのダッシュボードからアクセス解析を行うこともできます。データ追跡や現状のパフォーマンス等を解析し、必要なアクションを推奨し実践後にはその結果を測定します。

 

まとめ

SEOコンサルタントドラッグ&ドロップでサイト構築が可能なWixは、初心者や小規模サイトを必要としている企業にとっては最適なCMSのひとつです。SEOに弱いとも言われていましたが、必要なSEO対策や設定をすることで、Wixでも十分なSEO対策ができます。東京SEOメーカーは、サイト外要因及びサイト内要因の強化などのSEO対策をトータルでサポートします。Wix SEO Wizを活用しながらもより高度なSEO対策として弊社のSEO対策で検索エンジンのアルゴリズムにあった施策を行うことが可能です。

 

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この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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