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パーソナライズド検索とは? SEO順位がズレる原因と対策、無効化(オフ)する方法を解説

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パーソナライズド検索とは? SEO順位がズレる原因と対策、無効化(オフ)にして検索する方法を解説

パーソナライズ検索について、

  • 仕組みを知りたい
  • 無効化(オフ)にして検索する方法を知りたい
  • どのような要因で検索結果が変化するのか知りたい

といった疑問の声をいただきます。

検索エンジンは、万人に同じ結果を返すのではなく、個人の好みや文脈を反映して結果を変えるパーソナライズが進んでいます。実際、法律業界専門のWEBマーケティング会社FindLawによると、2024年11月のコア・アップデートを機に、Google 検索では同一キーワードであってもログイン状態や検索履歴など、ユーザーの条件によって検索結果の順位変動がこれまでより 2.82ポイント平均で変化したと報告しています。

こうしたデータからも分かるとおり、検索は、地域・履歴・デバイス・言語といった個々の条件を反映するパーソナライズド検索へと既に大きくシフトしているため、SEOにおいてもそれを踏まえた施策が急務となっています。早速、今回はパーソナライズド検索の基本とWEB担当者がSEO対策で考慮すべき点について解説します。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
SEOとLLMOの専門家。大学では経営法学を専攻。広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO/LLMO専門会社のアドマノ株式会社を設立。2000社以上のSEO/LLMO支援実績が大手企業からグローバル企業まで国内、海外(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)に豊富。SEO書籍6冊LLMO書籍1冊「海外SEO 成功メソッド」「2026 LLMOはこうする」「2025 SEOはこうなる」「経営者向け DX新時代に中小企業が生き残る最新企業戦略」「ChatGPT×SEOライティング実践技術」「Breaking into JAPAN SEO」「東京SEOメーカー2023年最新SEO対策完全ガイド」刊行。YouTube動画の東京SEOメーカーAIO戦略室【世界基準でSEO / LLMOを設計するプロ集団】チャンネル登録者数23600人。SEOコンサルティングLLMOコンサルティングのプロフェッショナル。
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海外SEOと国内SEOの豊富な実績を土台に、AI検索最適化であるLLMO、AIO、GEO、AEOを研究しています。本コラムでは、SEO海外SEOLLMOAIOGEOAEOの情報を独自調査と実績による一次情報をもとに発信しています。内容については細心の注意を払っておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。誤りや不適切な表現等を発見された場合は、お手数ですがこちらよりご連絡ください。

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パーソナライズド検索とは

パーソナライズド検索とは、すべての人に同じ結果を表示するのではなく、個々のユーザーの好みや行動に合わせて検索結果を変える機能です。

機械学習により、キーワードだけで検索意図を予測するのではなく、文脈を加味して情報を提供します。この技術は、主にユーザーの過去の検索クエリの入力や閲覧の履歴、ロケーション、使用しているデバイス、言語などの情報をアルゴリズムが読み取って実現しています。

SEO順位がブレる理由とパーソナライズド検索の影響

検索エンジンが個々のユーザーに最適化された結果を返すことで、従来のSEOの常識が大きく変わりつつあります。そこで、パーソナライズド検索におけるSEOへの具体的な影響についてポイントを解説します。

パフォーマンスを予測しにくい

パーソナライズド検索によって、検索結果によるパフォーマンスを予測しにくくなりました。従来のSEOでは特定のキーワードで上位にランクインすれば、すべてのユーザーに対して同一のページが表示されるため、「これくらいのトラフィックが集まるだろう」と予測できました。

しかし、パーソナライズド検索では、ユーザー1人ひとりの好みや場所、検索・閲覧履歴、使用デバイスなどの要因に基づいて検索結果ページが調整されます。その結果、WEB担当者は従来のツールに頼ってトラフィック数などのパフォーマンスを正確に予測しにくいといえます。

ローカライゼーションの重要性が高まる

パーソナライズドによって、ローカライゼーション(地域対応)の重要性が高まっています。特に「飲食店」や「美容室」、「整体」など場所が重要な意味を持つ業種では、その地域に関連性の高いローカルな結果を優先的に表示します。そのため、地域密着型のビジネスの場合、店舗の所在地を明確にしたり、ローカル情報を掲載するなど、ロケーションに応じた対応が必要です。

関連記事:ローカライゼーションとは?翻訳との違いや進め方・海外SEOでの注意点を解説

パーソナライズド検索を踏まえたSEO対策

検索結果がユーザーごとに変化するため、従来の「特定キーワードで上位表示を狙う」SEO戦略だけでは十分ではありません。

とくに、

  • 位置情報
  • 検索履歴
  • デバイス

などの情報が個々の検索結果に表示される内容が変化する要因です。このうち、位置情報を例に挙げると、サイト側では、下記のような対策を導入すべきです。

  • モバイル最適化の徹底
  • 地域特化のページ制作

モバイル最適化の徹底

ユーザーが使用するデバイス(デスクトップ、タブレット、モバイル)は検索結果に影響を与える要因の1つです。そして、Googleはモバイルファーストインデックスを積極的に推進しているため、モバイル端末での最適化は必須といえます。

具体的には、WEBサイトがすべての画面サイズで綺麗に表示されるようレスポンシブデザインを採用したり、ページの読み込み速度を速くすることなどが挙げられます。自社のWEBサイトがモバイルに最適化されているかどうかは、Page Speed Insightsなどのツールを使用して評価してください。

関連記事:モバイルファーストインデックスとは? SEOへの影響とMFIについて詳しく解説

地域特化のページ制作

地域特化のページを制作することも、パーソナライズド検索に有効です。特にローカルビジネスや複数拠点のある企業の場合、この対策に力を入れる必要があります。具体的には、その地域固有のキーワード(都市名やローカル情報)を含め、住所や営業時間などのビジネスの詳細情報を記載し、埋め込み地図を追加するなどしてください。

また、WEBサイトに掲載する情報もローカルなテーマを取りあげます。例えば、工務店なら「地域の住宅事情」や「地元の気候に合った家づくりのポイント」など、その土地に密着したテーマを取り上げると効果的です。地域性と専門性を掛け合わせた内容は、検索エンジンからの評価が高まりやすいです。

また、具体的な施策としては、Googleビジネスプロフィールのレビュー対策なども効果的です。

関連記事:ローカルSEOとは?地域のSEO対策をするべきケースについて解説

パーソナライズド検索を無効化(オフ)して検索順位をチェックする方法

自社サイトの検索順位を調べるときに、パーソナル情報が入ると、汎用的なランキングが表示されません。そのため、できるだけパーソナライズの影響を排除した状態で検索順位を確認することが重要です。パーソナライズド検索の影響を受けずに結果を表示するためには、次のような3つの方法があります。

  • 「&pws=0」を活用
  • 検索順位チェックツールを活用
  • シークレットモードを活用

「&pws=0」を活用

パーソナライズド検索において正確な自社サイトの順位を調べるためには、自社を検索するキーワードを入力して検索結果を表示させます。検索結果のURLの最後の部分に「&pws=0」を追加するとパーソナライズド検索が反映されない状態で検索することが可能です。

検索順位チェックツールを活用

GRCをはじめとした検索順位ツールを使うことによって、パーソナライズド検索の影響を受けない検索が可能です。

関連記事:検索順位チェックツールのおすすめ23選!メリットと選び方も解説

シークレットモードを活用

シークレットモードの特徴として、cookieや閲覧履歴などが一切保存されないウィンドウを使うことが可能です。そのため、これまでのユーザーの行動履歴は反映されません。

関連記事:シークレットモードとは?各ブラウザのシークレットモードの使い方を解説[完全版]

パーソナライズド検索に影響する要因

そもそも、パーソナライズド検索では、どのような要因を考慮して検索結果を決めているのでしょうか。ここでは、各要因について詳しく解説します。WEB担当者がこれを知ることで、より効果的なSEO戦略を立てやすくなります。

言語

言語は、パーソナライズド検索に影響します。検索エンジンは、ユーザーが設定している言語に基づいて、検索結果をカスタマイズするからです。

例えば、日本語を設定しているユーザーに対しては日本国内のサイトや日本語で書かれたページを優先的に表示します。逆に、英語を設定しているユーザーには海外サイトや英語コンテンツが上位表示しやすいです。このように、検索エンジンはユーザーの言語を参考にしています。

ロケーション

検索エンジンがユーザーのロケーション(検索場所)を考慮し、その場所により関連性の高い結果を表示します。Googleなどの検索エンジンは、ユーザーがログインしているかログアウトしているかにかかわらず、IPアドレスを通じてユーザーの現在地を把握し検索結果を調整します。

このロケーション情報が利用されるのは、特に「飲食店」や「美容室」など、特定の場所に存在していることに重要な意味があるケースです。例えば、北海道の札幌にいる人が「パスタ」と検索した場合、Googleはそのロケーションから、札幌市内にあるパスタ店を表示します。

仮にユーザーが「札幌+パスタ」と地名を入れなくても、検索エンジンが自動でユーザーのロケーション情報に基づいて距離を計算し、検索結果に表示します。

例えば「恵比寿 ラーメン」で検索すると恵比寿エリアの人気ラーメン店が紹介されます。

恵比寿ラーメンの検索

「渋谷 ラーメン」で検索をすると次のようになり、近いエリアであってもまったく違う検索結果となります。

渋谷ラーメン

このように、ユーザーが調べる(現在の所在地を含め)エリアは大幅に検索結果に影響していることがわかります。

検索・閲覧履歴

ユーザーの検索・閲覧履歴も、パーソナライズド検索に影響します。検索・閲覧履歴は、検索エンジンが個々のユーザーの興味や好みを理解するもっとも重要な手掛かりの1つです。従来の検索がキーワードの一致だけを考慮していたのに対し、パーソナライズド検索は、ユーザーが過去にどのような検索クエリを入力したか、そして検索結果からどのページをクリックしたかなどの情報を踏まえます。

例えば、ユーザーが「富士」と検索したあと、続けて富士山に関するページをクリックしたと仮定します。すると次回「富士」と検索した際には、「富士」がついた企業のWEBサイトではなく、「富士山の画像や観光情報」、「登山の地図」、「富士山ライブカメラ」など富士山に関するページが優先的に表示されます。

エンゲージメント

パーソナライズド検索ではエンゲージメントも重視します。これは、ユーザーが過去に検索結果画面でどのような操作をしたかという情報です。例えば、検索結果からどのページをクリックし、そのページでどれくらいの時間を過ごしたか、そしてそのページを見たあとにすぐ検索結果ページに戻らなかったか(離脱したかどうか)などの要因を考慮します。

検索エンジンは、ユーザーが特定のコンテンツに対して一貫して肯定的なエンゲージメントを示した場合、その特定のユーザーに対して同種のコンテンツを意図的に上位表示させます。エンゲージメントの指標は、ユーザーがより関連性の高いコンテンツを見つけやすくなる点において有益です。

関連記事:エンゲージメントとは?SNS運用におけるポイントと注意点を解説

デバイスタイプ

デバイスタイプは、パーソナライズド検索に影響します。例えば、PCで検索した場合と、スマートフォンで検索した場合とでは、上位に表示されるWEBページが異なることがあります。

これは、MFI(Mobile First Index、モバイルファーストインデックス)が積極的に展開されているため、表示速度が遅いと見なされたページは、モバイルの検索結果ページで順位が下がるなどのことが要因です。そのため、パーソナライズド検索においては、ページがスムーズに読み込まれ、小さなディスプレイでもユーザーエクスペリエンスが損なわれないよう設計することが重要です。

例えばPCでダイエットと検索すると、1位がハウス食品の記事、2位が資格のキャリカレの記事です。

デバイス

しかし、スマートフォンで同じくダイエットと検索すると1位がグリコの記事、2位が楽天の記事となっています。

モバイル検索結果

このようにデバイスによって大幅に検索結果が変わります。スマートフォンで閲覧する場合はモバイルフレンドリーなサイトの検索順位が高くなりやすいのが大きな影響です。

SNSの投稿

SNSにおいての投稿内容や、フォローしているユーザーの情報などもパーソナライズド検索に影響します。投稿している内容によっては、検索されるWEBサイトの内容に大きな影響を与えることも少なくありません。

パーソナライズド検索のメリット

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーの検索履歴や位置情報、デバイスなどを分析し、より個人に合った情報を優先的に表示します。このパーソナライズド検索によって、ユーザーや企業にどのようなメリットをもたらしているのか詳しく解説します。

関連性が高まる

パーソナライズド検索のもっとも重要なメリットの1つは、検索結果の関連性が高まることです。従来の画一的な検索とは異なり、パーソナライズド検索はユーザーの過去の検索履歴やクリックパターンなどを踏まえているため、その個人にもっとも関心のあるコンテンツが表示されやすくなっています。このように関連性が高まったことで、ユーザーは自分が求めている情報に効率的にアクセスできます。

コンバージョンに結びつきやすい

パーソナライズド検索は、コンバージョン率が高まりやすいです。検索エンジンがユーザーの行動データを学習し「今まさに購入や申し込みを検討している人」に対して、最適な検索結果を表示するからです。

例えば、過去に同じジャンルの商品を調べたり比較したりしていたユーザーの場合、検索エンジンはその関心を認識し、より購入意欲が高い状態で自社ページを上位表示する傾向にあります。このように「買う気のあるユーザー」に自社ページを見てもらえる確率が高まるため、自然とコンバージョンに結びつきます。

関連記事:コンバージョン(CV)とは?マーケティングにおける定義や種類など詳しく解説

パーソナライズド検索においての注意点

パーソナライズド検索においては次の点に注意が必要です。

  • 自社サイトの順位は正確に調べられない
  • ローカライズ検索の影響を防ぐことはできない

自社サイトの順位は正確に調べられない

パーソナライズド検索はユーザーごとの行動履歴を基準としているため、ユーザーによって検索結果が異なります。そのため、業務をするうえで頻繁に表示する自社サイトは必然的に上位に表示されがちです。そのため、パーソナライズド検索は自分が興味のあることを調べる場合は効果的ですが、客観的に調べるためには向いていません。

ローカライズ検索の影響を防ぐことはできない

パーソナライズ検索の影響を防ぐ方法はいくつかありますが、ローカライズ検索の影響は防げません。ローカライズ検索は、検索する地域を反映するためことが要因です。ローカライズ検索において、自社サイトを上位表示させるのは容易ではありません。コンテンツに地域に関連のある内容が含まれていたり、良い口コミを増やしたりすることによりローカライズ検索対策をすることが可能です。

関連記事:ローカル検索とは?順位の調べ方から具体的な対策法まで解説!

パーソナライズド検索のよくある質問

パーソナライズド検索に関する、よくある質問については、以下が挙げられます。

Q:GoogleのAI Modeでもパーソナライズされますか?

Answer)Googleの「AI in Search: Going beyond information to intelligence」という記事によると、検索内容によっては一部パーソナライズされた結果を表示しています。しかし、検索の意図が一般的なものであれば、あまり個別化されない可能性があります。

 

Q:パーソナライズド検索の無効にして、検索結果を見る方法は?

Answer)VPNを使いシークレットモードで検索し、クッキーを削除して検索するなどのことが考えられます。しかし、それでもIPアドレスをもとに地域最適化が施されるため、完全に中立な結果を見ることは困難です。そのためSEOの検証をする際には、複数の環境で検索して平均を取るなどの対策をとってください。

 

Q:検索結果ページが完全に個別化する可能性はありますか?

Answer)その可能性は高いです。Googleは、AIによって質問の意味を理解し、知識データ(ナレッジグラフ)と組み合わせて答えを作る仕組みを進化させています。これが進むと、将来は興味・関心や過去の行動に合わせて「自分だけの検索結果」になる可能性があります。

 

Q:端末によってパーソナライズの重みづけは変わりますか?

Answer)変わります。モバイルの場合は「位置情報」が重視され、デスクトップでは「過去のクリック履歴」と「関心」が優先される傾向です。

 

Q:パーソナライズ検索は、一般の検索ユーザーにとってどのようなメリットがありますか?

Answer)自分が求めているデータを分析して表示してくれるため、WEB検索の利便性を高めるのが目的です。検索ワードを正しく入力しなくても、必要なデータを入手できることがあります。

 

Q:パーソナライズ検索とローカライズ検索の違いは?

Answer)パーソナライズド検索は、ユーザーごとの行動履歴や訪問したWEBサイトなどを基準としています。その一方で、ローカライズ検索は、現在地情報を基準としています。エリアを絞った飲食店やクリニックなどを検索するのに便利です。

 

まとめ

パーソナライズド検索は、ユーザーにとっては「求める情報をすぐに見つけられる」便利な仕組みです。一方、企業にとっては「関心度の高いユーザーに自社のことを知ってもらうチャンス」になります。しかし同時に、検索順位が個々で変動するため、従来のSEOのように順位だけを追う戦略は通用しづらくなっています。これからの時代に求められるのは「誰に、どんな文脈で、どんな価値を届けるか」という本質的な戦略です。この記事を参考に早速対策をとってください。また、東京SEOメーカーでも最新の情報に基づいたパーソナライズド検索について具体的なアドバイスをおこなっていますので、お困りの際はすぐにご相談ください。

 

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