MozのSEOツールとは?Mozで効果的なSEO対策をする方法を解説

MozのSEOツールとは

SEOツールはSEOで高評価を得るための、キーワードを調査するツールやWEBコンテンツのSEOでの評価を診断するツールなどの、さまざまなツールが存在します。

SEOツールは日本国内に限らず、海外のSEOツールも利用でき、SEOの分析方法の幅が広がっています。

SEOコンサルタント数あるSEOツールの中で、世界的に信頼されているMozというSEOツールがあります。Mozはキーワード選定から WEBサイトのドメインの強さとspamスコアの確認や被リンクの調査ができます。キーワード選定の幅を広げ、自社コンテンツや競合コンテンツの分析が行えます。今回は、そんなMozについて詳しく解説します。

 

Mozとは

moz

Mozはアメリカの企業で、世界的にも認知度が高いSEOツールを提供しています。自社WEBコンテンツの検索エンジンでの状況や競合調査、キーワード調査など、SEOに欠かせないツールを提供しています。また、SEOツールの信頼性の高さから、国際的に支持を得て、日本でもWEBマーケターによく使われており、注目されています。

MozのWEBページは日本語に対応していませんが、SEOに関する用語を多く利用しているため、SEOについて調べたことがある人はある程度推測しながら利用できます。

有料ツールですが、アカウントを作るだけで使える便利な無料ツールがあります。例えば、自社WEBコンテンツや競合WEBコンテンツの権威性やドメインパワーなどをMoz独自の解析で数値化するツールは無料で利用できます。(1日の上限あり)

Mozの無料版を利用するだけで、SEOに必要な分析を一通りおこなうことも可能です。この記事では無料で利用できるツールを中心に紹介します。

 

Mozを使うメリットとできる事

MozはSEOをサポートする多くのツールを提供しているため、さまざまなメリットがあります。

  • 自社・競合WEBサイトの現状分析
  • キーワード調査
  • 中古ドメインに関する調査
  • スパムスコア調査
  • 外部リンクの確認

 

自社・競合WEBサイトの現状分析

自社や競合WEBサイトの現状をMoz独自の指標で数値化できます。例えば、WEBコンテンツのドメインパワーや権威性などを数値化できます。ドメインパワーや権威性はSEOに関わる数値であるため、SEOの担当者にとってとても重要な内容です。

Googleが提供しているツールではなく、Moz独自の指標であるため、検索順位と必ずしも関係のある数値というわけではありませんが、世界中で信頼されているツールの評価であることはたしかです。客観的に評価された参考データとして利用できます。

domain_iMOZ

 

キーワード調査

Mozは指定したキーワードで検索結果の上位表示させるための、SEO的な難易度を確認できます。Googleで検索したキーワードの検索結果に、Moz独自の指標で評価したドメインパワーなどの数値を表示できるため、キーワードで上位表示させるための難易度を推測できます。また、検索ボリュームなどのキーワード選定に欠かせない内容も調査できるため、SEOで上位表示させるサポートが徹底されています。

MOZ keyword

中古ドメイン調査

中古ドメインを使用したWEBコンテンツ運用をしたい人向けのツールも搭載しています。中古ドメインが以前にどのようなWEBコンテンツを配信していたか、アンカーテキストなどをチェックできます。中古ドメインは、過去のWEBコンテンツの内容によっては現在のWEBコンテンツに悪い影響を与え、SEO的に不利になることが少なくありません。そのようなことを避けるために、中古ドメインの過去の履歴を調査することは重要です。

anchor text MOZ

スパムスコア調査

Mozではスパムスコアを独自の指標で調べられます。WEBコンテンツの検索順位に影響する可能性のある低評価の要素が多いとこのスパムスコアが高くなります。10%以上のサイトは要注意です。数値が高ければ高いほど、検索順位を下げる可能性のあるサイト内部の要素や外部の怪しい被リンクが存在するとされています。

Moz独自の指標であるため、スコアが高ければ必ず怪しい被リンクが存在するとは限りませんが、参考データとして活用できます。

spam score

外部リンクの確認

スパムスコア調査と同じ項目から、グラフの下にいくとSPAM SCOREが高い順の外部リンクのURLを確認できます。このURL一覧から低品質だと思われる外部リンクを抽出し、リンクの否認申請をGoogle search consoleで行うと外部リンクを切ることができます。

もし、自社のサイトの順位が急に下落した場合、サイト内部の重複コンテンツがないかの確認と同時に低品質な外部リンクの調査もしてみてください。

外部リンク調査 MOZ

 

 

Keyword Explorerで調査できる項目について

Mozでは無料アカウントを登録すると、Keyword Explorerというツールを使用制限がありますが一日数回使えます。SEOの分析にとても役立つツールであるため、調べられる項目について解説します。

  • Keyword Overview
  • Keyword Suggestions
  • SERP Analysis

 

Keyword Overview

Keyword Overview

Keyword Overviewはキーワード選定や分析に役立つさまざまな項目を分析できます。

 

Monthly Volume(キーワード 検索ボリューム)

Monthly Volumeは月間検索数の予測値を表示します。月間検索数はキーワード選定において欠かせない数値です。月間検索数の数値によってSEOにおける取り組みが異なります。

検索上位表示が狙えそうなキーワードでも実際は、競合が多いビッグキーワードであることが少なくありません。逆に検索上位表示させることが難しそうなキーワードでもミドルキーワードであることがあります。主観だけでキーワード選定を行なわず、客観的なデータでキーワード選定行えます。

 

Difficulty(キーワードの攻略難易度)

指定したキーワードで上位表示させる難易度を数値表示する項目です。数字が小さければ小さいほど、検索結果の上位表示が狙いやすいです。ビッグキーワードの対策で利用できます。

 

Organic CTR(クリックされる確率)

指定したキーワードに対し、クリックされる確率を総合的な判断より数値化しています。クリックされる確率は、集客しやすさであるため、キーワード選定で重要な値として利用できます。クリック確率が高いキーワードで検索結果の上位表示をされている場合、検索数がそのまま集客数となることも少なくありません。

クリック確率の高いキーワードを狙うという方針はWEBマーケティングにおいてとても重要です。

 

Priority(キーワードの優先度)

キーワード選定の優先度を総合的に判断して数値化します。例えば、検索結果の上位表示の難易度が低く、月間検索数が多いキーワードは重要なキーワードであると判断され、高い数値が表示されます。少ないリソースで大きな成果をあげることができるキーワードを調べることが可能です。

 

Keyword Suggestions

Keyword Suggestions

Keyword SuggestionsはKeyword Overviewに表示している内容を詳しく表示するツールです。キーワードの月間検索数や関連キーワード、検索結果のヒット数などを一覧表示できます。また、表示された一覧データをCSVデータとしてエクスポートできます。日本の外部ツールで例えると、ラッコキーワードと同じような機能を搭載しています。

 

SERP Analysis

Keyword Suggestions

SERP Analysisはキーワードの検索結果(SERPs)に表示される、上位10位のWEBコンテンツを表示するツールです。また、表示されたWEBコンテンツについて、以下の内容を同時に表示します。

  • Page Authority:ページの権威性
  • Linking RDs To Page:ページの被リンク数
  • Domain Authority:WEBサイトの権威性
  • Linking RDs To Root Domain:WEBサイトの被リンク数

 

Link Explorerで調査できる項目について

MozはKeyword Explorer以外にもLink Explorerという無料ツールがあります。Link ExplorerはWEBサイトと紐づくリンクについて分析するツールです。

Link ExplorerのWEBページで調査したいURLを入力すると、以下の項目が表示されます。

Link Explorerで調査できる項目について

  • Domain Authority:ドメインパワー
  • Linking Domains:被リンクドメイン数
  • Inbound Links:内部リンク数
  • Ranking Keywords:Googleの検索結果上位50位以内に表示されているキーワード数
  • Compare Link Profiles:競合比較

 

Domain Authority:ドメインパワー

Moz独自の指標でドメインパワーを0から100までの数字で表示しています。Googleの検索エンジンからの評価を数値的に判断できます。

 

Linking Domains:被リンクドメイン数

指定したURLのWEBサイトの被リンク数、すなわちリンクを設置しているWEBコンテンツのドメイン数を表示します。Discovered in the last 60 daysは60日以内に新たに被リンクを設置したドメイン数で、Lost in last 60 daysは設置したリンクを解除したWEBコンテンツのドメイン数です。

被リンク数が多いと、Googleやユーザーからの評価が高いWEBコンテンツであると判断できます。

 

Inbound Links:内部リンク数

対象のURLを内部リンクしているWEBページ数を表しています。内部リンクを集約しているWEBコンテンツは、Googleのクローラーから高評価を得られやすいです。

 

Ranking Keywords:検索結果上位キーワード数

指定したURLのWEBコンテンツが検索結果の上位50位以内に表示されるキーワード数を表しています。上位表示されているキーワードが多ければ多いほど、検索エンジンからの評価が高いと判断できます。

 

Compare Link Profiles:競合比較

Link Explorerの調査結果で表示された、Overviewの左サイドバーに表示されているCompare Link Profilesを選択することにより、さまざまなリンクに関する数値を表示できます。

Compare Link Profiles:競合比較

有料版Mozの機能

Mozには無料版と有料版があります。前述しているツールについては無料版で、表示できる内容に制限がありますが、有料版であれば制限なく利用できます。例えば、無料版では調査できるキーワード数やURLに使用回数制限がありますが、有料版ではプランによって回数を増やせます。また、無料版で被リンクドメインを参照できますが、表示できるドメインに制限があります。有料版であれば、表示できるドメイン数に制限がないため、Mozが認識しているすべてのドメインを表示できます。

その他にも、有料版はSite Crawlという監修機能が搭載されており、WEBコンテンツ内のWEBページについて情報を収集し、問題点を指摘する機能などが搭載されています。

料金プランについては以下の通りです。

スタンダードミディアムラージプレミアム
月額料金$99$179$299$599
登録サイト数5102550

現在、Mozの有料版は、1ヶ月間無料(StartMyFree30-DaysTrial)でミディアムプランを利用できる仕様であるため、気になる方はお試しで導入できます。

 

まとめ

SEOコンサルタントMOZは、キーワード選定や競合調査などで自社WEBコンテンツの集客をサポートする様々なヒントを得られます。数値で表現されるため、目標や方針をたてやすく、進捗管理を具体的に行えます。SEOコンサルタントやWebマーケターが好んで使っています。弊社のコンサルタントも使っています。特に、サイト比較の際のドメインオーゾリティ(Domain Authority)とSpam Scoreのチェックと被リンクの確認です。Domain Authorityや外部リンクの本数の数値は他社のツールより厳しめに出ている感覚がありますが、一番信頼がおけるツールとして社内でも重宝して使っていますので皆様も使ってみてください。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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