リッチリザルト(リッチスニペット)とは? SEO上のメリットやリッチリザルトテストツールの使い方も解説

リッチリゾルトとは

オーガニック検索からのクリック率には、検索順位以外にも要因が存在し、リッチスニペットもその一つと言えます。しかし、リッチスニペットの仕組みやSEO上でのメリットがいまいちわからないという方は多いでしょう。ちなみに、リッチリザルトは、リッチスニペットを言い換えた言葉で、指す内容は同じものを指します。

 

SEOコンサルタントそこで本記事では、リッチスニペットの特徴や種類、また表示させるための方法について詳しく解説していきます。

 

リッチリザルトとは

 

rich-result

リッチリザルトは、Googleの検索結果で表示される付加的な情報を指します。一般的な検索結果のスニペットと比較して、見た目に特徴があることから、クリック率向上に寄与し、SEOの効果創出に繋がります。

”格安SEO”で1位表示の東京SEOメーカーも、2位以下のサイトと違い、サイトリンクの導線が追加されています。

 

リッチリザルトに表示される情報の型はあらかじめ決められており、パンクズ、イベント、FAQ以外にも全部で30種類の型に対応しています。
このリッチリザルトの対応サイトになっているかどうかは、
https://search.google.com/test/rich-results
こちらのサイトにURLを入れて検証できます。

もし、リッチリザルトの対応サイトになっていれば、下記のような結果が出ます。

リッチリザルトテスト結果

 

リッチリザルトは、構造化データを使用するか、Google search consoleで対応ができます。

詳しくは、Google 検索セントラルの構造化データでリッチリザルトを有効化するページで確認ができます。

参考:https://developers.google.com/search/docs/guides/search-gallery

 

リッチスニペットとの違い

 

リッチリザルトと似た言葉に、リッチスニペットという言葉があります。

整理すると、検索結果で表示されるページタイトルやURLの下に表示される説明文を総称したものをスニペットと呼びます。画像や手順やレビューなどの通常のスニペットの表現をさらに豊かにする機能がリッチスニペットです。

 

リッチリザルトは、リッチスニペットを言い換えた言葉で、指す内容は同じものを指します。

 

強調スニペットとの違い

 

強調スニペット

似た用語のもう1つが強調スニペットです。強調スニペットとは、「~~とは」のような情報検索クエリで検索した時に表示される検索結果であり、通常の検索結果よりも上部に表示される仕組みを指します。

 

一方リッチリザルトは、通常の検索結果を拡張させたものを指す点で強調スニペットと異なります。

 

関連記事: 強調スニペットとは

 

リッチリザルトのSEO上のメリット

 

リッチリザルトを設定することでSEO上どのようなメリットを得られるのでしょうか。現状では、リッチリザルトによるSEOの直接的な影響はないと言われていますが、次の2つのメリットが得られることが知られています。

 

  • クリック率向上
  • クローラビリティの向上

それぞれのメリットについて解説していきます。

 

クリック率向上

 

リッチリザルトは、Webページの情報によって、通常のスニペットとは異なる特別なスニペットを形成することから、ユーザービリティ向上に繋がります。

 

結果として、スニペットのクリック率が向上し、SEO検索からの流入が増加します。

 

クローラビリティの向上

 

何も対策を行わなければ、Webページの画像やテキストを読み取らせることになりますが、リッチリザルトの設定により、検索エンジンのクローラーに対して構造化データマックアップによるHTMLマークアップを伝達することが可能です。

 

参考記事: SEOの構造化データマークアップとは!? メリットや実装のポイントを解説

 

リッチリザルトの種類

 

リッチリザルトは、現在Googleの発表では30種類の型が存在することが公表されています。ここでは代表的な次の5種類のリッチリザルトについてご紹介します。

 

 

  • パンくずリスト
  • 評価・レビュー
  • 価格
  • レシピ
  • イベント

 

パンくずリスト

 

パンくずリストのマークアップを行うことで、検索結果内のURLの表記がパンくずリストのような論理構造の表記になります。

 

URLの場合には、英語表記となるため、パンくずリスト表記になることでユーザーがページコンテンツ内容を把握しやすくなるメリットがあります。

 

評価・レビュー

 

商品・サービスに関するWebページの場合には、「評価・レビュー」のマークアップが可能です。

商品やサービスのレビューが星マークで表示されることから、ユーザーが企業の商品・サービスの利用可否を検討する上で役立ちます。

ECサイトなどの商品販売を行うサイトや、書籍情報や映画情報を掲載するサイトで利用されることがあります。

 

価格

 

商品・サービスの価格を検索結果に表示させることも可能です。先述した評価・レビューの隣に表示されることから、ユーザーがサイト流入前であっても検討する際に役立ちます。

 

レシピ

 

レシピに関する記事コンテンツを扱っているWebサイトの場合には、調理時間やカロリー情報、またサムネイルを表示させることが可能です。

 

通常の検索結果よりも、ユーザーへの訴求を強化できるため、レシピサイトの運用者であれば、知っておきたい情報と言えます。

 

イベント

 

イベントは、イベント情報の開催日時や開催場所を伝える上で役立ちます。イベントサイトやチケットサイトを扱うWebサイトで利用されます。

 

直近の日時のイベントが表示されるため、開催日時の近いイベントに参加したいユーザーにとっては有益な情報となります。

 

リッチリザルトを表示させる方法 

 

リッチリザルトを表示させる方法としては、構造化マークアップを行うことで検索結果に意図的に表示させることが可能です。主に次の2つの方法で表示させることができます。

 

 

  • HTMLに直接マークアップ
  • 構造化マークアップ支援ツールを活用

ここでは、それぞれ2つの方法についてご紹介していきます。

 

HTMLに直接マークアップ

 

構造化マークアップは、HTMLで直接ソースにコーディングすることで設定が可能です。

利用できる規格として、次の3つの規格があり、Googleでは、JSON-LDが推奨されているため、JSON-LDで記述することをおすすめします。

 

  • Microdata
  • RDFa Lite
  • JSON-LD

Googleのガイドラインで詳細なコーディングのルールが記載されていますので、ガイドラインに基づいて記載していくことが大切です。

 

参考: ​​構造化データに関する一般的なガイドライン(Google検索セントラル)

 

構造化マークアップ支援ツールを活用

 

また、構造化マークアップ支援ツールを用いることで、直接HTMLのコーディングをする必要がなく、Webページに構造化マークアップができます。HTMLでマークアップする場合と比較して、一部の型にしか対応していない点に注意しましょう。

 

参考: 構造化データ マークアップ支援ツール

 

リッチリザルトの確認方法

 

リッチリザルトを設定したら、適切に設定が反映されているかを確認しましょう。リッチリザルトの確認方法について次の3つの方法が存在します。

 

 

  • Google検索で確認
  • Google Search Consoleで確認
  • リッチリザルトテストツールで確認

各確認方法について解説していきます。

 

Google検索で確認

 

リッチリザルトを直接Google検索で確認する方法を指します。実際のユーザーが検索結果を見るのと同じ検索結果を見れることからよりユーザー視点で見れる点がメリットとなります。

 

PC画面とスマホ画面で表示が異なるため、両方のデバイスで確認するようにしましょう。

 

 

Google Search Consoleで確認

 

Google Search ConsoleのURL検索機能で確認する方法を指します。URLを入力した後に「検出されたアイテム」をクリックするだけで確認が可能となります。

 

Googleの公式ツールのため、どのタイプの構造化マークアップが行われているのかをデータで確認できる点が特徴です。

 

関連記事: GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)とは?導入方法と使い方

 

リッチリザルトテストツールで確認

 

リッチリザルトテストツールとは、Googleが公式に提供するリッチリザルトを調査するテストツールを指します。URLの入力、もしくはソースコードの入力の2つの方法でリッチリザルトがWebページに実装されているかを診断するツールです。

 

リッチリザルトテストツールとは

リッチリザルトテストツールは、Googleが公式に提供するリッチリザルトのテストツールを指します。Webページに実装された構造化データで生成されるリッチリザルトを診断するために利用されます。

参考: リッチリザルト テスト(Google 公式)

サポートされているリッチリザルトの型

 

リッチリザルトテストツールでは次の28種類のリッチリザルトの型に対応しています。

  1. AMP 記事
  2. 記事
  3. パンくずリスト
  4. カルーセル
  5. コース
  6. 評論家レビュー
  7. データセット
  8. 雇用主の評価
  9. 給与推定額
  10. イベント
  11. FAQ
  12. ファクト チェック
  13. ガイド付きレシピ
  14. How-to
  15. 画像のライセンス
  16. 求人情報
  17. 職業訓練
  18. ローカル ビジネス
  19. ロゴ
  20. Movie
  21. 商品
  22. Q&A ページ
  23. レシピ
  24. レビュー スニペット
  25. サイトリンク検索ボックス
  26. ソフトウェア アプリ
  27. 特別なお知らせ
  28. Video

自社のWebサイトのコンテンツの中で該当するリッチリザルトの型があれば、テストツールがテスト実施が可能です。

 

リッチリザルトテストツールの使い方(テストの実施)

リッチリザルトテストツールでは次の2つのテスト実施方法が存在します。

 

  • URLでの検査方法
  • コードスニペットの検査方法

ここでは、それぞれの2つの方法について紹介していきます。

 

URLでの検査方法

 

リッチリザルトテスト

リッチリザルトをURLで検査する場合には、リッチリザルトテストツールのトップ画面の入力欄に対象のURLを入力し、「URLをテスト」をクリックするだけです。

 

テスト対象URLがインターネット経由で全ユーザーが匿名でアクセスできるようになっていないとエラーになるため注意が必要となります。

 

コードスニペットの検査方法

 

コードスニペット

リッチリザルトをHTMLのコードで検査する場合には、リッチリザルトテストツールのトップ画面にて、「<>コード」のタブを押下し、入力欄に対象のソースコードを入力し、「コードをテスト」をクリックするだけです。

 

リッチリザルトテストツールの使い方(テスト結果の確認)

 

リッチリザルトテストツールでテストを実行すると、リッチリザルトタイプ、構造化データのエラー、候補が表示される仕様になっています。

テスト実行後には以下のようなエラー項目が表示されるため、それぞれに対して対策が必要となります。

 

  • ページにアクセスできない場合
  • ページに読み込めないリソースがある場合
  • タイプが不明な項目に関する構文エラー

各項目について紹介していきます。

ページにアクセスできない場合

 

アクセスの問題やネットワークの問題など、何かかしらの理由でWebサイトにアクセスできない場合に表示されます。

Google BotとしてWebページをテストするため、robots.txtファイルが原因でアクセスできない場合も起こり得るため注意が必要となります。

 

ページに読み込めないリソースがある場合

 

Webページ内の特定のリソース(Java Scriptや外部ファイルなど)が読み込めない場合に警告として表示されます。特に以下の4つのケースが該当します。

  • 適切な時間内にリソースの読み込みができない
  • 404エラー
  • ログインしていない場合にアクセスできない
  • robots.txtファイルがGoogle Botのアクセスを阻害する

 

タイプが不明な項目に関する構文エラー

 

リッチリザルトのタイプが判別する前にテストが終了するケースがあり、その際に表示されるエラーを指します。このような構文エラーを引き起こすケースとしては、以下のような例があげられます。

エラータイプ説明
無効な JSON ドキュメントですJSON に最上位構文エラーがあります。
値の型が正しくありませんプロパティに指定された値の型が正しくありません。たとえば、数値または配列が必要なところで文字列が指定されています。
解析エラー: 「:」がありません「:」記号がありません。

 

リッチリザルトテストツールを利用時のポイント

 

リッチリザルトテストツールの利用時のポイントとしては、次の3つのポイントを抑えておくとよいでしょう。

 

  • ユーザーエージェントの選択
  • テスト結果の履歴保存
  • 検索結果のプレビュー確認

それぞれのポイントについて解説していきます。

 

ユーザーエージェントの選択

 

ユーザーエージェントとは、ユーザーが利用するOSやブラウザを指します。

リッチリザルトテストツールにおいても、検査対象のユーザーエージェントとしてPCとモバイルを設定できます。PC・モバイルのいずれも検査することが重要ですが、Googleのモバイルファーストインデックスを考慮するとモバイルページの検査結果を重視する必要があります。

 

テスト結果の履歴保存

 

Google Search Consoleでは、各テストのコードを保存することが可能です。テスト結果は90日間保存できるため、必要があればいつでも閲覧できるようになります。また、テスト結果を関係者に共有することも可能です。

 

検索結果のプレビュー確認

 

リッチリザルトの実際の検索結果のプレビューを確認することができます。構造化データマークアップを変更しながらも、プレビューを同時に変更できる点が特徴です。検索結果のプレビュー内容と実際の検索結果の内容が異なる場合もあるため、注意が必要となります。

 

まとめ

SEOコンサルタントリッチリザルトテストツールを活用することで、Googleがサポートしているリッチリザルトの実装状況を簡単に確認することが可能です。複雑なリッチリザルトのテストも簡単に行えるようになるため、リッチリザルトを初めて実装する方も利用を検討してみてください。本記事では、リッチリザルトの仕組みやSEO上のメリット、表示方法について解説しました。リッチリザルトの設定を行うことで、クリック率を向上させユーザーのサイト流入を増加させることができるだけでなく、クローラビリティ向上も期待できます。リッチリザルトは、構造化マークアップ支援ツールなどの専用のツールを活用することで、簡単に設定することが可能ですから、自社サイトでの設定を検討されることをおすすめします。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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