SEOキーワード難易度とは?分野で大きく変わるSEOの難しさ

SEOキーワード難易度とは?

SEOを始める際にサイト設計、構築、コンテンツ作成とさまざまな課題がありますが、始める前に考えるべきは品質、必要期間、コストです。QCD(Quality:品質・Cost:コスト・Delivery:納期)はビジネスの基本ですが、SEOにも当てはまります。

 

必要期間とは検索上位に表示され安定してアクセスが集まるまでの期間、そのために必要なコストと提供できるコンテンツの品質を考えなければなりません。もし構想の時点で実現不可能と判断した場合にはSEOを始めるべきではありません。

では始めるかどうかの基準になるのは何かといえばSEOの難易度です。

 

SEOはキーワードによって難易度が非常に大きく変わりますので、単純にツールで出した数値を見ただけでは比較はできません。しかし、各種ツールは検討に必要な数値を出すためには必要です。

SEOナビゲーター東京SEOメーカーがキーワードの難易度と難易度の高いジャンルの成功方法について解説いたします。

 

キーワード難易度とは

キーワードの難易度とは、狙ったキーワードが検索で上位表示することがどの程度難しいかを表す指標です。

難易度が低いキーワードは記事の質が良くなくても、ドメインが弱くても、サイトのユーザビリティが低くても上位化しやすく、難易度が高くなればあらゆる手を尽くして対策をしても上位化には長い時間を要することになります。

キーワード難易度と収益性を十分に考慮して対策をすることがWEB集客で成功する要になりますので、SEO開始前の構想は非常に重要です。

検索ボリュームが多い=難しいではない

 

検索ボリューム

月間平均検索ボリュームはGoogle広告のキーワードプランナーを使うことで簡単に調べることができます。検索ボリュームが多いということは検索需要があるため、大手企業やアフィリエイターも参入してくることが多く、競合が多くなります。

しかし、検索ボリュームが多いからといって必ずしもキーワード難易度が高いとは限りません。

検索ボリュームが多い場合であってもマネタイズが難しく専門性が高すぎる場合などは新規参入があまりなく、より高い専門的記事を配信することでSEOに成功することもあります。

 

検索結果数が多い=難しいではない

 

検索結果が多い

検索結果数とはGoogle検索した際に出てくる表示件数のことです。上図では「SEO」で検索した結果、約6億件近い検索結果が見つかったことを意味します。

検索結果が多いということはそれだけ記事数が多いということです。記事を配信する際にはオリジナル要素がなければコピーコンテンツと判断されてしまい、上位表示できません。しかし、競合が多いということは独自コンテンツを作るの障壁が高くなることになります。

しかし、検索結果数が多くともユーザーニーズを捉えている記事数とはまったく関連がありません。本当に脅威になるのはユーザーニーズを捉えている、自社でも書けないような記事を配信しているメディアです。逆を言えば、明らかに自社の方が優れた記事を配信できるということであれば、ほとんどの場合で脅威にはなりえません。

 

競合が多い=難しいではない

 

では競合が多ければSEO難易度が高いかといえばそうではありません。

まったく同じジャンルであっても企業なのか、個人なのかでサイトの戦略は変わります。ビッグワードを狙っているのか、ミドル・スモールワードを狙っているのかで難易度は変わってきます。

難易度は総合点で決まる

 

このようにSEO難易度は総合的に判断する必要があるため、検索ボリューム数・検索結果数・競合数だけでは判断できません。

次の章でキーワード難易度の調べ方を説明しますが、各種ツールなどで数値を出し、自社で競合よりも上が目指せるかどうか、実現可能性はどの程度あるかを判断する必要があります。

キーワード難易度の調べ方

キーワードの難易度を調べる場合、単純にツールの数値だけを鵜呑みにはできません。しかし、各種ツールの数値が有意な数字を出してくれることは間違いありません。

1つの軸だけで推し量ることはできませんので、必ず複数の視点、異なる切り口で情報を整理して判断するようにしてください。

競合ドメインの強さ

ドメインの強さは検索順位に大きくかかわってきます。そのため、競合のドメインパワーを知っておくことは重要です。

ドメインパワーを調べるにはAhrefs、Moz(Link Explorer)、Majesticの3つが有名ですが、日本製ではドメインパワーチェックツールというものもあります。それぞれ視点が異なりますので可能であればすべてチェックしてください。

Ahrefs(エイチレフス)

 

エイチレフス

Ahrefs は被リンクを中心に競合分析ができる有料ツールです。URやDRという競合のサイトの強さを数値化したデータがありますので競合サイトと自社サイトの比較に役立ちます。

UR:URL Rating調査したURLの強さを被リンクを参考に数値化
DR:Domain Rating外部リンクの量と品質を元にドメインの強さを数値化

 

Moz(Link Explorer)

 

MOZ

Mozの提供するLink Explorer ではPA、DAという指標でオーソリティ(権威性)を数値化しています。有料ツールですが、Chromeのアドオンを使うことでPA、DAは無料で調査できます。

PA:Page AuthorityURLの強さを被リンクと参考に数値化
DA:Domain Authorityドメインの強さを被リンクを参考に数値化

Majestic

 

Majestic

Majestic はTF(トラストフロー)、サイテーションフロー(CF)という2つの指標で被リンクを評価しています。有料ツールですが、無料版でもある程度の調査は可能です。

TF:Trust Flow被リンクの質を中心に数値化
CF:Citation Flow被リンクの数を中心に数値化

 

ドメインパワーチェックツール

 

domainpower

ドメインパワーチェックツール は無料ではありますが、1日1回という回数制限があるツールです。独自基準でドメインの強さを数値しています。

競合インデックス数の多さ

競合サイトの記事数がどの程度なのかはインデックス数を調べることである程度は分かります。インデックス数が直接難易度に関わることはありませんが、上位陣がどの程度の記事を配信しているのかを確認することは自社では最低でもどの程度の記事が必要になるかの指標になります。

site:検索

 

site検索

もっとも簡単に競合のインデックス数を調査する方法はGoogle検索で「site:」を競合のドメインの前に付けて検索することです。

こうすることでGoogleにインデックスされているページ数を出すことが可能です。

SEOチェキ

 

SEOチェキ

有名な無料ツール、SEOチェキ を使ってもsite:検索と同様のことが可能です。

出てくる数値は基本的に同じなのでインデックス数だけを調べるのであればsite:検索が楽ですが、それ以外にも調べたいという場合に便利です。

競合のコンテンツの品質の高さ

競合のコンテンツの品質は原則的には目視確認することをお勧めします。単純にツールを使っただけでは分からない点やUI/UXなどのユーザビリティはどうしても人の目での確認が必要だからです。

 

ただ、ページの裏側については目視では時間がかかりすぎる場合もありますので、場合によってはツールを利用して参考にすることもお勧めします。

高評価

高評価

高評価 という無料SEOツールでは、URLとキーワードを入力するとSEOの観点でどの程度の出来なのかを数値化してくれます。この数値の高さは検索順位との直接の関係はありませんが、改善点や問題点が見つかることがあります。

難易度の高いキーワードで成功させる方法

本来はSEOに取り組む前にキーワードを選定し、競合と難易度を調査するべきです。調査の結果、どうしても実現できない、または時間がかかりすぎる場合には最初から参入しない方がよいからです。

しかし、企業では上の決定でキーワードが決まり、SEOを始めるということが少なくありません。そうなると場合によっては上司ガチャよりも始末に困ります。キーワードによってはあまりにも難易度が高すぎて上位表示ができないからです。

もし高難易度のキーワードで上位表示するという必要がある場合には次の4つの項目に気を付けてください。

  1. YMYLには手を出さない
  2. E-A-Tの競合調査は入念に行う
  3. ビッグワードで狙わない
  4. ユーザーニーズを十分に考える

YMYLには手を出さない

YMYLとはYour Money or Your Lifeの略です。お金、資産、生活に深くかかわるジャンルのことを意味します。

生活の中でも医療や法律など専門性の非常に高い分野、資産形成など人生に非常に大きな影響を及ぼす可能性のある分野は基本的には新規参入すべきではありません。

YMYLの分野でSEOに成功できるのは十分に資力があり、十分な対策期間があり、十分に理解がある上司がいることが必要十分条件です(例外はありますが割愛します)。

どうしてもYMYLの分野で新規参入をするという決定が来た場合、担当者としては状況を正確に把握し、会社の理解を得る必要があります。YMYLの分野に参入して徹底する企業を多数見てきましたが条件を満たしていない場合には基本的に成功できません。

最初から数値が出せるのは、類似ジャンルに基盤を持つ場合やジャンルに対する権威性を持っている時に限ります。

E-A-Tの競合調査は入念に行う

E-A-Tとは Expertise(専門性)、 Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略でYMYLの分野では特に重要になる考え方です。

YMYLはユーザーの生活の非常に重大な選択や決定に関わることが多いため、Googleはその分野の第1人者や専門家の意見を重視して検索順位に反映させます。ではインターネット上でどのように調べているのかといえばサイト、リンク先、所属などあらゆる観点で情報を集めているかと考えられます。

YMYLの分野はもちろんですが、YMYLではない場合であっても専門性、権威性、信頼性は重要なSEO要素であることが多く、競合がどの程度力を入れているのか、自社は同レベルのことはできるのか、それ以上のレベルのことはできるのかを考える必要があります。

ビッグワードで狙わない

稀にSEOでビッグワードを狙うため対策しているという人がいます。最終目標はビッグワードであっても、その過程では必ずスモールワードやミドルワードでの戦いがあります。

いきなりビッグワードを取りに行って勝つことは非常に難しく、最低限必要なミドルワードは対策しなければ成功は難しく、仮にビッグワードで上位表示ができたとしてもコアアップデートなどで順位が動くと収益が大幅に落ちるということが考えられます。

最終的な目標があったとしても、ミドルワードやスモールワードで地盤を固め、有事があったとしても対応できるだけのサイトを作る必要があります。

ユーザーニーズを十分に考える

最終的にはどのような難易度のワードであってもユーザーニーズを捉えなければ上位表示はできません。外部対策、内部対策、テクニカルSEO、コンテンツSEOなど手法はさまざまですが、すべてはユーザーニーズを満たすための対策です。

キーワードの難易度が難しいからといって検索エンジン対策をしているとコアアップデートの際に大きな痛手を被りますし、SNSなどからのアクセスを期待することも難しくなります。

 

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