ホームページやECサイト作成を助成金で行うには?使える助成金についてご紹介
ホームページを作成する際、国や自治体の助成金・補助金が利用できます。
昨今のDX推進の一環でIT関連設備への投資を促す制度が存在しており、中にはホームページ作成に使える助成金も存在しています。しかしホームページ作成に利用する場合は条件がある場合もあり、提出書類も異なります。オンライン申請を受け付けない場合も少なからず存在します。

【2025年】ホームページ作成で使える助成金一覧
国が行っている制度は審査に向けて準備すべきものが多く、ホームページ作成のみでの申請は限られています。
他のIT設備導入と併用できるものもあるので、他部署の担当者とも連携しながら、導入を検討することがおすすめです。
ものづくり補助金
中小企業・小規模事業者・個人事業主を対象とした補助金制度があります。この制度は、3~5年の事業計画実行と共に、付加価値額の年3%以上増加、給与支給総額の年1.5%以上増加、最低賃金の30円以上引き上げを条件としています。
対象はECサイトやマッチングプラットフォームで、単純な企業サイトは除外されます。補助金額は従業員数に応じて100万円~1,250万円で、中小企業は半額、小規模事業者は3分の2が上限です。申請はgBizIDプライムアカウント取得後、専用サイトから電子申請を行い、採択後に事業実施、報告、補助金受取の流れとなります。この制度は中小企業や小規模事業者の成長支援とデジタル化促進を目的としています。
参照:ものづくり補助事業公式ホームページ|ものづくり補助金総合サイト
事業再構築補助金
事業再構築補助金は、中小・中堅企業の新分野展開や業態転換を支援する制度です。対象企業は、市場規模が10%以上拡大する業態・業種で、給与支給総額が年率平均2%以上アップする見込みがあることが条件です。
補助金獲得には、事業再構築指針に沿った計画作成、認定機関の確認、付加価値額の年率平均3~5.0%以上の増加が必要です。業態変更に関わるWebサイトやECサイトも対象となり、従業員数に応じて2,000万円から7,000万円の補助上限があります。
申請はgBizIDプライムアカウントを使用し、電子申請で行います。採択後は事業実施、実績報告、成果報告が求められます。
IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者向けの助成金制度で、事業のデジタル化と労働生産性向上に役立つITツール導入を支援します。補助金額は5万円から450万円で、対象経費の半額までが補助されます。
ただし、ホームページ作成費用単体は対象外で、ITシステムと連動する場合のみ申請可能です。申請には「gBizIDプライム」アカウント取得と「SECURITY ACTION」宣言が必要で、「みらデジ経営チェック」実施後、IT導入支援事業者とITツールを選択し申請します。
交付決定後、ITツールの導入、事業実績報告、補助金交付手続き、効果報告の流れとなります。この制度は、中小企業のデジタル化促進と競争力強化を目的としています。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、商工会議所管轄地域内の小規模事業者を対象とした支援制度です。宿泊業・娯楽業を除くサービス業では従業員5名以下、その他の業種では20名以下の事業者が対象となります。
WebサイトやECサイトの構築費用も補助対象で、上限は50万円(インボイス特例企業は最大100万円)または経費の3分の2です。申請方法には電子申請と郵送申請があり、経営計画書と補助事業計画書の提出が必要です。
商工会議所による事業支援計画書の作成も必要となります。この制度は、小規模事業者の販路拡大や業務効率化を支援し、持続的な発展を促進することを目的としています。
DX推進助成金も使える
ホームページ作成補助金(助成金)とは、国や自治体が行うIT推進支援の一環です。条件を満たした企業・団体を対象に必要な資金を給付し、社内のIT化・DX化を推進します。各補助金制度で提示している条件を満たしていればどの企業でも申請でき、審査を経て給付を受けます。
ホームページ作成に使えるものとして助成金と補助金の2種類存在していますが、違いがあります。補助金となっている場合、審査のハードルは高いもののホームページ作成で使える数が多いです。一方助成金は審査のハードルは低く申請しやすいですが、ホームページ作成で使える数は少ないです。
東京都で申請できる助成金例
国が行う助成金制度以外にも、各自治体で実施している助成制度があります。ホームページ作成を含む創業や事業拡大に関する助成金もあるので、自治体実施の助成金制度を確認することも大切です。
この項目では、東京都内の自治体で実施している助成金制度を紹介します。
中央区の助成金
中央区の補助金制度は複数申請枠が存在しています。その申請枠に応じて補助金額が変わるため、事前に確認が必要です。
補助金対象者 | 中小企業・個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | ・中央区内に事業所がある ・ホームページの作成、変更前である ・申請年度内に事業を完了し、実績報告書が出せること |
対象ホームページ | ホームページ全般(新規開設・リニューアルともにOK) |
補助金額 | 総額の半額もしくは3分の2(申請枠による) |
申請方法 | 中央区ホームページ記載の書類を準備 ↓ 区民部商工観光課中小企業振興係へ郵送 ↓ 審査通過後、ホームページを作成 ↓ 作成完了後、事業実績報告書を提出 ↓ 再度審査の上、交付が決定した場合は補助金交付 |
公式サイト | https://www.city.chuo.lg.jp/a0016/shigoto/kigyoushien/hojokin/shoukan.html |
豊島区の助成金
豊島区の補助金制度は起業予定者も利用可能です。企業に向けてサイト構築をすすめておきたい方にもピッタリです。
補助金対象者 | 中小企業・個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 豊島区内に事業所がある
特定創業支援プログラムの受講や証明書の取得 |
対象ホームページ | 企業PRや販促目的のホームページ・ECサイト新設
※販路開拓および拡大経費の一部として含まれる |
補助金額 | 最大20万円 |
申請方法 | 原則郵送で行い、としまビジネスサポートセンターでの事前相談が必要↓ ↓ 審査通過後、ホームページを作成 ↓ 作成完了後、事業実績報告書を提出 ↓ 再度審査の上、交付が決定した場合は補助金交付 |
公式サイト | https://www.city.toshima.lg.jp/ |
練馬区の助成金
練馬区の補助金制度はホームページ開設着手前であることが条件です。リニューアルは対象外なので注意しましょう。
補助金対象者 | 中小企業もしくは個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 練馬区内にある中小企業でホームページを開設していない企業 |
対象ホームページ | ホームページの新規開設 |
補助金額 | 上限4万円 |
申請方法 | 必要書類をそろえてネリサポ(練馬産業振興公社)へ申請 ↓ 要件を満たしいていた場合は交付通知書を送付 ↓ 完了後、事業完了報告書を提出 ↓ 補助金請求を行い、交付 |
公式サイト | https://www.nerima-idc.or.jp/bsc/yuushi/hojokin.html#homepage |
杉並区の助成金
杉並区の補助金制度は創業してからの期間が決まっており、ベンチャー企業向けの内容です。
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 杉並区内で事業所を有し、区内で事業を営む個人または法人 |
対象ホームページ | ホームページおよびECサイト全般、モバイルサイトやアプリ作成 |
補助金額 | 上限20万円
※経費の3分の2まで支援 |
申請方法 | 必要書類をそろえる ↓ 杉並区産業振興センター 就労・経営支援係へ申請 ↓ 交付決定後にホームページを作成 ↓ 作成完了後に実績報告を行い、交付請求 |
公式サイト | https://www.city.suginami.tokyo.jp/index.html |
足立区の助成金
足立区の助成金制度は他の自治体と異なり、事前相談を行った場合のみ利用可能です。利用したい場合は事前に相談を行ってください。
補助金対象者 | 中小企業もしくは個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 足立区内に事業所があり、足立区ウェブ活用アドバイザーに事前相談を行っている |
対象ホームページ | ホームページ全般 ※ECサイトは別の助成金対象となる場合あり |
補助金額 | 上限10万円 |
申請方法 | 足立区ウェブ活用アドバイザーへ事前相談 ↓ 必要書類をそろえて、足立区 産業経済部 企業経営支援課 イノベーション推進担当へ提出 ↓ 審査完了後、ホームページを作成 ↓ 事業完了後、書類をそろえて申請 ↓ ホームページ完成後3カ月・半年に足立区ウェブ活用アドバイザーと事後相談を実施 |
公式サイト | https://www.city.adachi.tokyo.jp/chusho/shigoto/chushokigyo/2022ho-mupe-zisakusei-koushinhozyokin.html |
江東区の助成金
江東区の補助金制度は江東区中小企業団体名簿への登録が必須です。
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 江東区内に本店(主たる事業所)があるか、江東区中小企業団体名簿に登録されている |
対象ホームページ | ホームページ全般 |
補助金額 | 上限10万円 |
申請方法 | 申請書をそろえて地域振興部 経済課 産業振興係へ申請 ↓ 決定通知受領後にホームページ作成 ↓ 作成完了後、実績報告書作成 ↓ 報告書提出後、補助金交付 |
公式サイト | https://www.city.koto.lg.jp/102020/sangyoshigoto/chusho/hojokin/4643.html |
葛飾区の助成金
葛飾区の補助金制度は創業から1年以上事業を営んでいることが条件です。リニューアルも対応しているのが助かります。
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 区内に事業所があり、1年以上事業を営んでいる |
対象ホームページ | ホームページ・ECサイト(リニューアルもOK) |
補助金額 | 通常の上限は5万円で、外国語対応の場合は8万円まで支給 |
申請方法 | 書類をそろえて商工振興課工業振興係へ提出 ↓ 決定通知後、ホームページを作成 ↓ ホームページ完成後、実績報告書を提出 ↓ 内容確認後、補助金交付 |
公式サイト | https://www.city.katsushika.lg.jp/business/1000011/1034399/1004957.html |
都道府県で申請できる助成金例
続いて各都道府県で行っている助成制度をご紹介します。都道府県の助成金制度は自治体により条件や必要書類が大きく異なります。年度ごとに条件が変わる場合もあるため、申請前に必ず各自治体のホームページを確認するか、所轄部署へ問い合わせてください。
愛知県の助成金
豊橋市の補助金制度は採用サイトのみの適用なので注意が必要です。
補助金実施エリア | 蒲郡市 |
補助金対象者 | 中小企業 |
補助金がもらえる条件 | 蒲郡市内に事業所があり、市民税を納税している |
対象ホームページ | ホームページ全般 |
補助金額 | 上限10万円 |
申請方法 | 書類を準備後、産業政策課 商工振興係へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 ↓ ホームページを作成後、実績報告を実施 ↓ 補助額の決定・交付 |
公式サイト | https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/sangyo/ganbaru-hojo.html |
補助金実施エリア | 豊橋市 |
補助金対象者 | 中小企業 |
補助金がもらえる条件 | 豊橋市内に事業所を構えている |
対象ホームページ | 採用ホームページのリニューアルのみ |
補助金額 | 上限20万円 |
申請方法 | 必要書類を準備し、商工業振興課へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 |
公式サイト | https://www.city.toyohashi.lg.jp/50162.htm |
大阪府の助成金
続いて大阪府で行われている補助金制度です。岸和田市は起業前の申請も可能です。
補助金実施エリア | 守口市 |
補助金対象者 | 中小企業※特定の業種(鉱業、建設業など)に限定される場合
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補助金がもらえる条件 | 守口市内に事業所を構えている※市民税を納税していることも条件となる場合があり |
対象ホームページ | ホームページ全般(リニューアルもOK) |
補助金額 | 上限15万円 |
申請方法 | 必要書類を準備し、市民生活部地域振興課へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 |
公式サイト | https://www.city.moriguchi.osaka.jp/index.html |
補助金実施エリア | 岸和田市 |
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主(創業前もOK) |
補助金がもらえる条件 | 岸和田市に事業所等を有しており、創業または設立5年以内
岸和田市創業支援等事業計画における特定創業支援等事業による支援を受けている
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対象ホームページ | ホームページの新規開設 |
補助金額 | 上限10万円 |
申請方法 | 必要書類を準備し、産業政策課 事業者支援担当へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 |
公式サイト | https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/43/hanrokaitaku.html |
宮崎県の助成金
宮崎県では商工会議所が行う「小規模事業者パワーアップ支援補助金」の対象物の中にホームページ作成が含まれています。
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 宮崎県内に事業所を有している |
対象ホームページ | ECサイト、ホームページ(リニューアルも可)
※ECサイトは専門家の助言が必要 |
補助金額 | 上限50万円 |
申請方法 | 商工会議所へ必要書類を提出 ↓ 審査後、交付決定通知を送付 |
公式サイト | https://www.miyazaki-cci.or.jp/files/kouboyouryou_powerup_R6.pdf |
山口県の助成金
山口県では萩市で助成金制度を実施しています。
補助金実施エリア | 萩市 |
補助金対象者 | 中小企業、個人事業主 |
補助金がもらえる条件 | 萩市に事業所等を有している |
対象ホームページ | ホームページ・ECサイト全般(リニューアルOK) |
補助金額 | 上限5万円 |
申請方法 | 必要書類を準備し、商工振興課へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 |
公式サイト | https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/49/h59523.html |
福岡県の助成金
福岡県でもホームページ作成助成金を行っていますが、商店街のみ対象です。中小企業向けの支援はありません。
補助金実施エリア | 福岡市 |
補助金対象者 | 商店街、中小企業 |
補助金がもらえる条件 | 福岡市内にある商店街 |
対象ホームページ | ホームページ全般 |
補助金額 | 上限30万円
※経費の半分まで支援
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申請方法 | 必要書類を準備し、経済観光文化局 総務・中小企業部 地域産業支援課へ申請 ↓ 審査後、交付決定通知書を送付 |
公式サイト | https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/c-syogyo/business/shotengai20230401.html#nigiwai |
ホームページ作成助成金を使える条件
助成金・補助金制度を使うには、決まった条件を満たす必要があります。条件は制度ごとに異なりますが、どの補助金制度を申請する際にも、注意深く確認することが重要です。
制度を確認する場合に気を付けるポイントは、対象者、受給要件、締め切りの3点です。
雇用保険適用事業所であること
補助金は必ずしも雇用保険適用事業所である必要はありませんが、多くの助成金では注意が必要です。助成金の場合、多くが雇用保険適用者であることが求められます。雇用保険は給与支払いの際に天引きされている保険料なのですが、失業保険などの支払いだけでなく企業への支援にも使われています。
雇用保険料を使って助成金制度は成り立っているので、きちんと納付されているかが条件になります。もし雇用保険料を滞納している場合、助成金の受給が受けられない可能性があります。
受給要件を満たしていること
制度の概要を正しく理解し、ホームページ作成に使っても問題ないか判断してください。IT導入補助金など、ホームページ作成に使える補助金制度も存在しますが、条件や対象が限定されている場合があります。また、ECサイトなど特定の目的のホームページ制作には使える場合もあります。
どの制度もホームページに要綱がまとめられているので、内容を確認してから申請するとよいです。
申請受付期間中に手続きを終えること
申請期間を確認し、余裕を持って手続きをすませることが大切です。多くの補助金制度では複数回の締め切りがあります。
必要書類が多岐にわたるため、不備があると差し戻される可能性があります。締め切り間際の申請は避け、次回の締め切りを視野に入れながら、早めの準備と申請を心がけることが大切です。
ホームページ制作助成金の申請手順
基本的には公募開始・申請準備・申請・採択発表・事業実施・報告・補助金受取の流れになります。制度によって細かい流れが変わるので、申請予定の補助金制度の公式サイトで確認することが重要です。
申請する助成金を選ぶ
この記事で紹介したもの以外にも補助金制度はあるので、自社の状況に合わせて詳細に調査することをおすすめします。
今回の場合はホームページ作成が目的なので、目的がずれている助成金制度に申請をしても意味がありません。また、多くの助成金・補助金制度が助成期間中に発注から決済まですませた事業を対象にしています。
対象期間中にホームページ作成の発注から決済までできるか確認することが大切です。
公募要領を確認する
多くの補助金制度では、公募要領で審査基準や対象者の定義を詳細に示しています。申請を検討している制度で審査基準を満たしているか、対象者の定義に合致しているかを慎重に確認することが重要です。
また、公募要領は更新される可能性があるため、最新版を確認することが大切です。
必要書類を準備する
多くの補助金制度では事業計画書が必要となるため、事業計画の策定から始めます。事業の実現可能性、将来性や経済効果が伝わるように準備することが大切です。
補助金の種類によっては、認定支援機関等の確認が必要な場合があります。申請書類の準備が難しい場合は、専門家に相談するのも一つの選択肢です。
申請する
国が行う多くの補助金制度の場合、「gBizIDプライム」というアカウントが必要です。このアカウントは、デジタル庁が提供するGビズIDの一種で、登録するとIT導入補助金など各種補助金制度の申請や電子申請システムが利用可能です。
他の業務でも使えるアカウントなので、総務などに相談して発行してもらってください。自治体によっては、窓口申請のみの場合もあるので、必要なら問い合わせ窓口へ問い合わせすることも必要です。
参照:GビズID
採択通知を受取交付申請する
申請した内容で審査が行われ、採択されると採択通知が届きます。結果が出るまでは時間がかかるので注意が必要です。
採択通知を受け取ったら、計画に従ってホームページ作成を始め、納品・支払いまで終わらせます。事業完了後、実績報告書を作成し、定められた期間内に提出します。
助成金の交付を行う
提出した実績報告書をもとに検査・確定が行われ、交付額が決定し指定口座に振り込まれます。実績報告書の提出から交付額の確定、確定から入金までは時間がかかる場合があります。
制度によっては、事業完了後も定期的な報告が必要となるので、提出を怠らないように留意することが大切です。
ホームページ作成助成金を使う際の注意点
ホームページ作成助成金を使う際、注意点が4つあります。これを守らないと申請しても無駄になる、受給資格がなくなる可能性も出てきます。各制度の要綱を読むときもこの4点を中心に確認し、助成金をもらえるようにしましょう。
最新情報を確認してから申請する
制度は年度ごとに条件や金額が見直されます。申請期間も年度によって変わりますし、自治体の補助金は予算の関係ですでに終了しているものもあります。
実施していても、予算額に達して受付終了している場合もあります。必ず補助金運営機関や自治体の公式ウェブサイトで、最新情報を確認が必要です。
ホームページリニューアルの場合は対象範囲を確認する
ホームページには新規作成とリニューアルがあります。補助金制度によっては、リニューアルや特定のサイト種類(ECサイトなど)が対象外の場合があります。リニューアルの目的や範囲を明確にし、制度の要件と照らし合わせて確認することが大切です。
報告書の作成・提出を忘れない
補助金は原則後払いなので、事業完了後に実績報告書の作成・提出が必要です。期限内に提出できないと採択されていても補助金が交付されない可能性があるので留意が必要です。
また、補助金によっては、事業完了後も定期的な報告を義務付けているものもあります。公募要領を確認し、すべての報告義務に確実に対応することが大切です。
助成金交付の対象になってからホームページを作る
多くの補助金制度では対象期間が定められており、その期間内に発注から支払いまでを完了する必要があります。期間外の発注・支払いは対象外となります。交付決定通知を受け取ったら、通知に記載された事業実施期間を確認し、その期間内で事業をすすめるようにします。
まとめ
