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モバイルフレンドリーアップデートとは?背景とSEOへの影響、対応方法を解説

モバイルフレンドリーアップデートとは?変更の背景や最適化の方法など解説近年スマートフォンの普及に伴い、WEBサイトをモバイルデバイスに最適化することが必要不可欠となっています。そんな中、「モバイルフレンドリーアップデート」という言葉を耳にすることが増えたのではないでしょうか?

 

SEOコンサルタントここでは、モバイルフレンドリーアップデートの基本から具体的な対応方法まで、WEB担当者の方を対象に分かりやすく解説します。

 

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東京SEOメーカーのブログでは、SEOとその他webマーケティングを中心に発信しています。社内の独自調査と実績による一次情報をもとに執筆しており、読んでいただいた方が参考になるような有益性の高い情報を執筆しています。

アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志

監修者

アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志国内海外webマーケティングのエキスパート

SEOコンサルティング

モバイルフレンドリーアップデートとは?

モバイルフレンドリーアップデートは、Googleがモバイル利用者の閲覧体験を向上させる目的でおこなった検索アルゴリズムのアップデートです。これにより、モバイルに適応したWEBサイト(モバイルフレンドリー)が検索ランキングで有利に評価されるようになっています。

 

モバイルフレンドリーの具体例としては、画面サイズの自動調整やタッチ操作への対応、高速なページの読み込み速度などが挙げられます。現代では多くのユーザーがモバイルでインターネットを閲覧しているため、WEBサイトをモバイルに適した形にすることは、快適な閲覧環境を提供するうえで必要不可欠です。

 

参考ページ:モバイル フレンドリー アップデートを開始します – Google検索セントラル

 

これまでの経緯

モバイルフレンドリーアップデートは、スマートフォンからの検索利用が増加するなかで、モバイル端末でも見やすく使いやすいページを適切に評価するためにGoogleが導入した検索アルゴリズムの変更です。Googleは2015年2月に、モバイルフレンドリーであることをモバイル検索のランキング要素に取り入れる方針を公表し、2015年4月21日に最初のアップデートを開始しました。さらに2016年には、そのシグナルを強める方向で2回目の更新が実施されています。

 

年月日 概要
2015年2月27日 WEBサイトにモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素として含めると告知
2015年4月21日 モバイルフレンドリーアップデートを開始
2016年3月17日 ランキングにモバイルフレンドリーの要素をより強く反映させる方向性を告知
2016年5月 2回目のモバイルフレンドリーアップデートを開始

 

これにより、モバイルで閲覧しづらいページは、モバイル検索で不利になる可能性がある一方、文字の読みやすさやタップのしやすさ、画面幅に合った表示などに配慮されたページは評価されやすくなりました。当時は多くのWeb担当者が、自社サイトをスマートフォン対応へ見直すきっかけになったアップデートとして認識しています。なお、現在はさらにモバイル重視が進み、Google検索ではモバイルファーストインデックスが完了しているため、このアップデートは「過去の出来事」であると同時に、現在のモバイルSEOの基盤として理解することが重要です。

 

関連するアップデート

Googleはこれまで、モバイル検索やユーザー体験に関するさまざまな改善を進めてきました。モバイルフレンドリーアップデートはその代表例の1つですが、その後もモバイルを重視する流れは続いています。ここでは、モバイルフレンドリーアップデートとあわせて理解しておきたい関連事項を紹介します。

 

1.モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックスとは、Googleが主にモバイル版のコンテンツを基準に、ページのクロール・インデックス・評価を行う仕組みです。現在はこの考え方がすでに標準となっており、PC版では十分な情報があっても、モバイル版で重要なコンテンツが不足していると検索評価に影響する可能性があります。


モバイルフレンドリーアップデートが「モバイルで使いやすいこと」を重視した流れだとすれば、モバイルファーストインデックスは「モバイル版を前提に検索を評価する」仕組みといえます。Googleは2023年10月に、モバイルファーストインデックスへの移行完了を案内しています。

 

参考ページ: モバイルファーストインデックスとは? SEOへの影響とMFIについて詳しく解説

 

2.スピードアップデート
スピードアップデートは、2018年にGoogleが導入したモバイル検索向けの変更で、ページ表示速度がランキングに影響する要素の1つになりました。ただし、速度だけで順位が決まるわけではなく、検索意図との関連性やコンテンツの有用性も引き続き重視されます。そのため、モバイル対応では見やすさだけでなく、表示速度の改善もあわせて考えることが重要です。

 

参考ページ: スピードアップデートとは?実施した背景や評価対象のメディアを解説

 

3.ページエクスペリエンスアップデート
Googleは、ページの使いやすさに関わる複数のシグナルを検索評価の参考にしています。代表的なものが「Core Web Vitals」で、読み込み速度、操作への反応、表示の安定性などが含まれます。

さらに、モバイルフレンドリー、HTTPS、煩わしいインタースティシャルへの配慮なども、ページ体験を考えるうえで重要な要素です。現在は、特定の単独シグナルだけで順位が決まるわけではなく、ページ全体の利便性やコンテンツの有用性を総合的に見る考え方が基本になっています。

 

参考ページ: コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?SEOへの影響と改善方法

 

モバイルフレンドリーにすべき理由

スマートフォンを使って情報収集や買い物、問い合わせを行うことは、いまや日常的な行動になっています。そのため、Webサイトをモバイル端末でも見やすく使いやすい状態に整えることは非常に重要です。ここでは、モバイルフレンドリーに対応すべき理由を解説します。

 

モバイルユーザーの増加

近年は、スマートフォンを中心にインターネットを利用するユーザーが増えており、Webサイトをモバイル端末に最適化する重要性はさらに高まっています。こうした利用環境の変化を踏まえると、スマートフォンで見づらいWebサイトは、ユーザーの離脱につながりやすくなります。モバイルに適した表示や操作性を整えることは、閲覧しやすさだけでなく、問い合わせや購入などの成果改善にもつながります。

 

モバイルユーザーの増加

 

参考ページ: 令和4年版情報通信白書 – 総務省

 

この傾向は世界中で見られ、特に若い世代やビジネスでの利用が増えているのが特徴です。このような事情から、WEBサイトをスマートフォンに適応させることがWEB担当者に求められています。スマートフォンに適応したWEBサイトにすることで、ユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョンの増加につなげることができます。

 

検索順位に影響する

モバイル対応は、検索評価を考えるうえでも重要です。Googleはモバイル版のコンテンツを基準にインデックスとランキングを行っており、モバイルで適切に表示されることを強く推奨しています。

ただし、検索順位はモバイル対応だけで決まるわけではなく、コンテンツの関連性や有用性、ページ体験など複数の要素を総合して評価されます。そのため、モバイルで見やすく使いやすい状態を整えることは、SEOの土台づくりとして重要です。

 

ユーザービリティが向上

スマートフォンやタブレットは、PCと比べて画面が小さく、操作方法も異なります。そのため、文字サイズ、ボタンの押しやすさ、画面幅に合ったレイアウトなどを最適化することが重要です。モバイルフレンドリーに対応していれば、ユーザーはストレスなくページを閲覧しやすくなります。結果として、滞在時間や回遊性の向上、コンバージョン改善にもつながりやすくなるのです。

 

モバイルフレンドリーを確かめる方法

Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかは、ユーザー体験だけでなく、検索評価を考えるうえでも重要です。現在のGoogle検索はモバイル版コンテンツを基準にページを評価するため、スマートフォンで見やすく使いやすい状態になっているかを定期的に確認する必要があります。ここでは、現在使いやすい代表的な確認方法を紹介します。

 

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、ページの表示速度や使いやすさを確認できるGoogleのツールです。モバイル表示の観点から、読み込み速度、レイアウトの安定性、操作のしやすさなどを把握しやすく、改善点の確認にも役立ちます。モバイル対応を見直す際は、まず主要ページのURLを入力し、モバイルでの評価結果を確認するとよいでしょう。

 

Step1. PageSpeed Insights にアクセス

まずは PageSpeed Insights にアクセスします。確認したいページのURLを入力できる画面が表示されます。

 

Step2. テストしたいWebサイトのURLを入力

URLを入力して分析を実行すると、モバイル環境を前提としたパフォーマンスや改善ポイントが表示されます。表示速度だけでなく、ページ体験に関わる指標も確認できるため、モバイル対応の見直しに役立ちます。

 

Chrome Lighthouse

Lighthouseは、Webページの品質を確認するための監査ツールです。Googleのページエクスペリエンス関連の案内でも、モバイル usability を含む改善点の把握に役立つツールとして紹介されています。Chromeブラウザの開発者ツールから利用でき、スマートフォン表示を前提にした問題点の確認に向いています。

 

Step1. Chromeで確認したいページを開く

Google Chromeで対象ページを開き、開発者ツールを起動します。


Step2. Lighthouseでレポートを確認


Lighthouseを実行すると、モバイル表示を前提にした評価や改善ポイントを確認できます。文字の読みやすさ、表示速度、レイアウト崩れの有無などを見直す際に便利です。


Google Search Console

Google Search Consoleは、自社Webサイトの検索パフォーマンスや技術的な状況を確認できる無料ツールです。現在は以前の「モバイル ユーザビリティ」レポートではなく、Core Web Vitals などの情報を参考にしながら、モバイルでのページ体験や問題のあるURLを確認していく形が基本です。ページ単位で状況を確認したい場合は、URL検査も役立ちます。

 

Step1. Search Console にアクセス

Search Consoleにログインし、対象サイトのプロパティを開きます。

 

Step2. Core Web Vitals や URL検査で状況を確認

レポートを確認することで、改善が必要なページ群の傾向を把握できます。あわせてURL検査を使うと、個別ページのインデックス状況やGoogleから見た状態を確認しやすくなります。問題が見つかった場合は、内容に応じて表示速度やレイアウト、モバイルでの操作性を改善します。 

 

モバイルフレンドリーの対応方法

自社のWEBサイトがモバイルフレンドリーでない場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。ここでは、モバイルフレンドリーなWEBサイトをつくる3つの方法をお伝えします。

 

参考ページ: ホームページをスマホ対応するには?SEOに効果的なスマホ対応について解説

 

レスポンシブWebデザイン

レスポンシブWebデザインとは、ユーザーが閲覧しているデバイスの画面サイズに応じて、同じURL・同じHTMLをベースにレイアウトを最適化して表示する手法です。スマートフォン、タブレット、PCなど、異なる画面サイズでも見やすい表示に調整しやすいのが特徴です。Googleは、レスポンシブWebデザインを実装しやすく、保守もしやすい方式として案内しています。

レスポンシブWebデザインでは、デバイスごとに別々のWebサイトを用意する必要がありません。1つのURLで運用できるため、更新作業や管理の負担を抑えやすく、モバイル対応をこれから進めるサイトにも取り入れやすい方法です。新規にサイトを構築する場合は、まずレスポンシブWebデザインを軸に検討するとよいでしょう。

 

参考ページ: Google Search Central

 

ダイナミックサービング

ダイナミックサービングは、同じURLのまま、アクセスしてきたデバイスに応じて異なるHTMLを返す方法です。ユーザーがスマートフォンでアクセスした場合はモバイル向けの表示を、PCでアクセスした場合はデスクトップ向けの表示を出し分けられます。Googleもこの構成自体はサポートしています。

一方で、この方式ではユーザーエージェントの判定や Vary: User-Agent ヘッダーの設定が必要になるため、レスポンシブWebデザインに比べると実装や運用が複雑になりやすい点に注意が必要です。表示の出し分けを細かく制御したい場合には選択肢になりますが、保守性まで含めて検討することが重要です。

 

セパレートタイプ

セパレートタイプは、モバイル用とデスクトップ用で別々のURLを用意する方法です。たとえば、モバイル向けに m.example.com、PC向けに example.com を使い分ける構成が代表例です。Googleはこの方式も引き続きサポートしています。

ただし、別URL構成では、モバイル版とPC版の内容整合、リダイレクト、canonicalやalternateの設定など、確認すべきポイントが増えます。Googleも、別URL構成は検索エンジン側・ユーザー側の両方で混乱が起こりやすいため、新規サイトでは1つのURLで管理しやすいレスポンシブWebデザインを推奨しています。すでに別URLで運用しているサイトでは継続も可能ですが、これから新しく採用する場合は慎重に判断したほうがよいでしょう。

 

モバイルフレンドリーアップデートのよくある質問

ここでは、モバイルフレンドリーアップデートについてよくある質問をとりあげ、解説します。

Q:PC版とモバイル版のコンテンツは完全に同じが良いですか?

Answer)PC版とモバイル版のコンテンツは、見た目やレイアウトまで完全に同じである必要はありません。ただし、Googleはモバイル版のサイトコンテンツを基準にインデックス登録とランキングを行っているため、重要な本文、見出し、リンク、構造化データ、メタ情報などはモバイル版でも不足しないようにしておくことが大切です。

モバイル版で重要な情報が省略されていると、検索評価やユーザー体験の両面で不利になる可能性があります。

 

Q:モバイルフレンドリー対応の際に注意すべきポイントは?

Answer)モバイルフレンドリー対応で重要なのは、スマートフォンでも読みやすく、操作しやすく、待たされにくい状態をつくることです。具体的には、文字サイズが小さすぎないか、ボタンやリンクが押しやすいか、横スクロールが発生しないか、画像やスクリプトが重すぎないかを確認してください。

また、表示速度やレイアウトの安定性、操作への反応といったページ体験も重要です。モバイル対応は単に画面に収まればよいというものではなく、ユーザーがストレスなく利用できることまで含めて考える必要があります。Googleも、Core Web Vitals を含むページ体験の改善を推奨しています。

また、重い画像や不要なスクリプトを削減し、ページの読み込み速度を向上させることも、良好なモバイル体験を提供する上で欠かせません。

 

参考ページ: 5 Expert Tips for Designing Mobile-Friendly Websites – RasmussenUniversity

 

Q:検索エンジンのランキングは即座に向上?

Answer)モバイルフレンドリー対応を行ったからといって、検索順位がすぐに上がるとは限りません。Googleは、検索順位を単一のシグナルで決めているわけではなく、全般的なページ エクスペリエンスを示す複数のシグナルを評価しています。さらに、検索意図との関連性やコンテンツの有用性も引き続き重要です。

とはいえ、同じテーマで似たような品質のページが並ぶ場面では、ページ体験の良さが差になる可能性があります。

 

Q:モバイル対応の方法は、どれがおすすめですか?

Answer) モバイル対応の方法には、「レスポンシブWebデザイン」「ダイナミックサービング」「セパレートタイプ(別URL)」の3つがあります。この中では、レスポンシブWebデザインがもっとも採用しやすい方法です。Googleも、モバイル フレンドリーなサイト構成として3方式を案内したうえで、1つのURLで管理しやすいレスポンシブを基本的な選択肢として扱っています。

レスポンシブWebデザインは、同じURLとHTMLを使いながら画面サイズに応じて表示を調整できるため、更新・保守の負担を抑えやすい点がメリットです。

 

Q: Bingなどの検索エンジンでもモバイルフレンドリー対応は必要?

Answer)はい、重要です。理由はGoogle対策だけではありません。現在は多くのユーザーがスマートフォンでWebサイトを閲覧しているため、検索エンジンが何であっても、モバイルで見づらいサイトは離脱されやすくなります。

また、Googleもモバイルで快適に閲覧できるサイトを強く推奨しており、モバイル対応は検索評価だけでなく、問い合わせや購入などの成果改善にも関わる基本的な取り組みといえます。 

 

 

まとめ

SEOコンサルタントモバイルフレンドリーアップデートは、スマートフォンで快適に閲覧できるページを適切に評価するためにGoogleが導入した仕組みです。現在のGoogle検索はモバイル版コンテンツを前提に評価を行っているため、Webサイトのモバイル対応は今も重要です。レスポンシブWebデザインを基本に、読みやすさや操作性、表示速度を整えたうえで、PageSpeed Insights や Lighthouse、Search Console を使って継続的に改善していきましょう。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。2000社以上のSEO支援実績が大手企業から中小企業まで国内、海外に豊富。SEO書籍7冊刊行。SEOのYouTube動画「東京SEOメーカーAIO戦略室」チャンネル登録者数16000人。SEOのプロフェッショナル。
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