SEO対策の東京SEOメーカー

ゲーム攻略サイトのSEO対策とは? ゲームアプリのプロモのためのWEB施策を解説

ゲーム攻略サイトのSEO対策ゲームアプリの成功には、ユーザーの注目を集め、プレイヤーの継続率を高めるための効果的なWEBプロモーションが欠かせません。特に重要なのが、公式の情報発信に加え、ユーザーが求める攻略情報を提供する「ゲーム攻略サイト」のSEO対策です。

しかし、多くの企業系攻略サイトでは情報の質や運用トラブルなど、さまざまな課題が浮き彫りになっています。

 

SEOコンサルタント‐天野本記事では、ゲームアプリ企業が自ら攻略サイトを運用するメリットや、具体的なSEOキーワード選定、リテンション率を向上させるWEB施策について詳しく解説します。自社ゲームアプリの攻略サイト運営を検討中の方、ゲーム業界のマーケティング担当者は、ぜひ参考にしてください。

 

SEOコンサルティング

ゲームアプリ会社が攻略サイトでSEO対策すべき理由

ゲームアプリの人気を高めるためには、話題喚起とユーザーの継続率を改善する施策が不可欠です。そのために必須となるプロモーションが攻略サイトです。

ただし、企業系の攻略サイトと呼ばれるコンテンツでは、トラブルが多発しているなどの課題があります。そこで、ゲームアプリ会社としては、プロモーションの一環として、SEO対策を施した攻略サイトの運用に関与することが推奨されます。

 

攻略サイトは、ゲームアプリのリテンションの向上に役立つ

ゲーム攻略サイトは、プレイヤーがゲーム上で行き詰まったときの手助けとなる情報を発信しています。そのため、プレイヤーの継続率(リテンション率)を高めるための強力なツールとして役立っています。

そして、この攻略サイトにゲームアプリ会社が関与することで、継続率の向上以外にも、さまざまな恩恵をえられます。たとえば、次のような利点が挙げられます。

 

  • ゲームプレイヤーに役立つ情報を発信することで、離脱の防止策になる
  • サイトにコメント欄を設置することで、プレイヤーの生の声に接することができる
  • ゲーム設計に基づいて、開発チームがゲームの遊び方を提案できる
  • 検索エンジン上で、ゲームアプリの攻略や最新情報の露出を維持できる
  • 一次情報を発信して、WEB上で話題を喚起できる

関連記事:一次情報とは

攻略サイトには、5つの運用スタイルが存在する

ゲーム攻略サイトの運用スタイルには、5つのパターンがあります。まず、代表的なのが、メディア会社が運用する企業系の攻略サイトが挙げられます。

このほか、ゲームアプリ会社が自社サイトで攻略情報を提供するスタイル、個人アフィリエイターのブログなどが存在します。

攻略サイトの種類
 公式サイト ゲームアプリ会社が運用するサイト。ゲームの最新情報といった、一次情報の発信を強みとする。また、攻略情報を掲載するケースもある
受注型サイト(ペイド案件) WEBメディア会社が運用する攻略サイト。ゲームアプリ会社による受注案件として運用している。メーカーから情報提供の支援をされるケースがある
企業系サイト WEBメディア会社が運用する攻略サイト。ゲームプレイヤーがライターを担当していて、プレイヤー目線で検索ニーズに適切な攻略情報を提供しているものの、トラブルが多発している
個人サイト 一般の個人が運用する攻略サイト。個人で運用されていることから、特定のゲームアプリに特化した、ファン要素が強めの攻略サイトになりがち
Wiki型サイト 有志の一般人が運用する攻略サイト。不特定多数の一般人が記事を更新できるスタイルで、攻略情報が充実しやすい。ただし、誰でも記事を編集できるシステムのため、サイト全体の品質が低くなりがち

このうち、ゲームアプリ会社が関与する運用スタイルは、公式サイトと受注系(ペイド)サイトが挙げられます。このほか、ゲームアプリ会社の広報担当がWikiシステムが導入されるサイトを用いて攻略情報を発信するケースもみられます。

ただし、Wiki型サイトは、不特定多数の一般人が記事を編集できることから、サイトとしての品質が低くなりSEO面で不利になりがちなのが実情です。

 

企業系の攻略サイトでトラブルが多発している

一般的に、ゲーム攻略サイトは、検索エンジンからのアクセス流入を集めたうえで、ネットワーク広告を通じて利益をえる収益モデルとなっています。

そのため、一部の企業系のゲームメディアは、作業の効率化を最重要視する姿勢のもと、手段を問わず、攻略サイトを運用しています。そして、こうしたビジネスの姿勢を懐疑的にみているゲームユーザーや業界人が散見されます。具体的には、次のような点が問題視されています。

 

  • 攻略ツールや記事の盗用疑惑が多発している
  • ゲームアプリ会社の意に沿わない情報が拡散される
  • アクセス数が低下すると、すぐに扱いタイトルのサイト更新を停止してしまう
  • 成人向け広告(ネットワーク広告)など、不適切な広告の掲載が増えている

まず、もっとも問題視されているのは、「パクリ記事」と揶揄(やゆ)されるように、攻略記事や攻略ツールの盗用疑惑や模倣行為です。この問題が度々ニュースになっていて、ゲームアプリ業界の界隈を騒がせています。具体的には、下記のような事例があります。

 

また、人気ゲームアプリのパズル&ドラゴンズ(パズドラ)の生みの親である山本大介氏は、企業系の攻略サイトによる攻略情報の扱い方に対して、下記のように苦言を呈しています。

 

 

このように、一部の企業系の攻略サイトではトラブルが多発しています。そのため、ゲームアプリ会社が関与する形で攻略サイトを管理できると、ゲームのブランドイメージの毀損(きそん)につながる事態を未然に防げます。

 

ゲーム攻略サイト向けのSEOキーワードの例

ゲーム攻略サイトは、検索ユーザーに対して、該当ゲームアプリの攻略情報を提供しています。具体的なキーワードとしては、ゲームアプリの事前情報、ゲームの序盤の進め方、課金要素、最新情報に関連するものが挙げられます。本項目では、下記の3つの人気タイトルを事例としてピックアップし、キーワードをご紹介していきます。

 

タイトル名
 モンスターストライク ミクシィが配信するゲームアプリ。公式の攻略サイトが存在しない(SNS上の最新情報の提供はある)
ドラゴンボールレジェンズ バンダイナムコエンターテインメントが配信するゲームアプリ。公式サイト内で攻略情報を扱っている
♯コンパス 戦闘摂理解析システム NHN PlayArtが配信するゲームアプリ。受注型サイトと連携して攻略情報を公開している

関連記事:SEOキーワードの選び方とは

※本項目で記載する月間検索件数は、2025年3月単体のもの。また、検索結果(SERPs)は、2025年5月調べで、原則として位置情報が東京都内のものです。

 

ゲームタイトル名

ゲームプレイヤーは、ゲームのプレイで行き詰まると、その解決方法として攻略情報を求めています。そこで、検索ユーザーは、自身がプレイ中のゲームタイトル名をキーワードとして入力します。

キーワード
 モンスト 検索件数:823,000

検索結果:公式の案内ページ / アプリストア / SNSページ / 攻略記事

コンパス 検索件数:110,000

検索結果:公式の案内ページ / アプリストア / SNSページ / 攻略記事

ドラゴンボールレジェンズ 検索件数:90,500

検索結果:公式の案内ページ / アプリストア / SNSページ

事例のキーワードは、原則的に指名検索であることから、ゲームアプリ会社が発信する情報が上位表示しています。たとえば、大人気RPGのモンスターストライクを指す「モンスト」のキーワードの検索結果では、ゲームアプリ会社公式の案内ページが目立っています。このほかでは、攻略記事の姿がみられました。公式関連の情報としては、モンスターストライクの公式サイトYoutubeの公式チャンネルXの公式アカウントアプリストアが1ページ目にランクインしています。

 

ゲームアプリの配信前に検索されるキーワード

ゲームアプリの新作の場合、リリース前の事前情報が飛び交います。たとえば、バンダイナムコエンターテインメントは、新作アプリのSDガンダム ジージェネレーションエターナルを2025年4月に配信開始しました。

そして、同作がリリースする前月にあたる3月には、「gジェネ 新作」の要領で、新作の事前情報が検索されています。

キーワード
 gジェネ 新作 検索件数:2,400

検索結果:公式の案内ページ / ニュース記事 / アプリストア / 解説記事

gジェネ 事前登録 検索件数:590

検索結果:公式の案内ページ / 解説記事

gジェネ 配信日 検索件数:210

検索結果:公式の案内ページ / ニュース記事 / 解説記事

検索結果では、公式の案内ページやニュース記事が目立っています。たとえば、「gジェネ 事前登録」のキーワードでは、SDガンダム ジージェネレーション エターナルの事前登録キャンペーンの案内ページがトップに表示されています。

ページの内容をみてみると、ゲーム配信前にガシャ(課金要素)を利用できる企画を展開していて、同作に対するユーザー間の盛り上がりを図っていた様子がうかがえます。

こうした企画が実施された理由は、ゲームアプリの場合、サービス開始の話題喚起が極めて重要であるためです。そして、ゲームアプリ業界では、このように配信前に新作の話題性を高める施策が必須となっています。

 

ゲームの序盤の進め方に関連するキーワード

新作のゲームアプリが配信されると、ゲームのプレイヤーは、一斉に攻略情報を検索します。そのため、ゲーム配信直後は、爆発的な検索ボリュームになりがちです。

そのため、攻略サイトとしては、サービス開始と同時に、一気に攻略記事を公開していくことになります。そこで、まずは、次のように「○○ 攻略」の要領でキーワードを抑えていきます。

キーワード
 モンスト 攻略 検索件数:90,500

検索結果:攻略記事 / SNSページ

ドラゴンボールレジェンズ 攻略 検索件数:4,400

検索結果:攻略記事 / 公式の案内ページ

コンパス 攻略 検索件数:1,600

検索結果:攻略記事 / 公式の案内ページ

検索結果をみると、上位枠の大半を攻略記事が占めています。タイトル別にみていくと、検索ボリュームが大きい「モンスト 攻略」のキーワードでは、企業系の攻略サイトのみが上位表示しています。

その一方で、「ドラゴンボールレジェンズ 攻略」では、個人や企業系の攻略サイトのほか、バンダイナムコゲームスエンターテインメントが運営する公式サイトが上位表示しています。

また、「コンパス 攻略」では、NHN PlayArtが監修する、ファミ通Appの攻略サイト(2025年3月より順次、ファミ通.comに統合中)が1位、Appliv Gamesの攻略サイト2位と続いています。

 

また、ゲームアプリの場合、攻略情報として、「リセマラ」や「最強」などのキーワード検索が多用されます。

キーワード
 モンスト リセマラ 検索件数:33,100

検索結果:攻略記事 / FAQページ

ドラゴンボールレジェンズ リセマラ 検索件数:5,400

検索結果:攻略記事 / FAQページ

コンパス リセマラ 検索件数:880

検索結果:攻略記事 / SNSページ

このうち、#コンパスのゲーム性の特徴によって、リセマラ(リセットマラソン)と同ゲームの親和性が低いことから、「コンパス リセマラ」の検索ボリュームは控えめとなっています。

また、リセマラ自体は、ゲームアプリ会社が推奨する遊び方ではないことから、企業系の攻略サイトの上位表示が目立っています。

 

キーワード
 モンスト 最強 検索件数:135,000

検索結果:攻略記事 / SNSページ

ドラゴンボールレジェンズ 最強 検索件数:27,100

検索結果:攻略記事 / SNSページ

コンパス 最強 検索件数:4,400

検索結果:攻略記事

「コンパス 最強」の検索結果をみてみると、ファミ通Appの攻略記事Appliv Gamesの攻略記事が上位表示しています。

そして、記事の内容をみてみると、NHN PlayArtの開発チームから提供されたデータをもとに、ゲーム内で利用率が高いキャラクターの情報を紹介しています。

このように、一般のゲームプレイヤーでは、知りえない独自性が高い情報を公開できると、SEO効果をえられます。

 

ガチャや課金要素に関連するキーワード

ゲームアプリの収益モデルは、ガチャ(ランダムでキャラクターなどを入手する仕組み)をはじめとしたゲームの課金設計で構成されています。

検索ユーザーとしては、決済に関連する重要な要素であることから、「○○ ガチャ」のように検索して「引くべきガチャ」の情報を集めます。

 

キーワード
 モンスト ガチャ 検索件数:90,500

検索結果:攻略記事 / 公式の案内ページ

ドラゴンボールレジェンズ ガチャ  検索件数:4,400

検索結果:攻略記事 / FAQページ / SNSページ

コンパス ガチャ 検索件数:480

検索結果:攻略記事 / FAQページ / SNSページ

検索結果では、攻略記事が目立っています。たとえば、「コンパス ガチャ」のキーワードでは、ファミ通Appがトップで、Xの公式アカウントページが2位、Appliv Gamesが3位と続きます。そして、攻略記事の内容をみてみると、初心者が効率的にゲームをプレイするための適切なガチャを紹介しています。

 

ゲームアプリの最新情報に関連するキーワード

ゲームアプリでは、アップデートが頻繁におこなわれています。そこで、検索ユーザーは、ゲームアプリの最新情報に関連するキーワードで検索して情報収集します。

キーワード
 モンスト コラボ 検索件数:135,000

検索結果:公式の案内ページ / 攻略記事 / SNSページ

コンパス コラボ 検索件数:8,100

検索結果:攻略記事 / 公式の案内ページ / SNSページ

ドラゴンボールレジェンズ 新キャラ 検索件数:3,600

検索結果:攻略記事 / ニュース記事

検索結果をみてみると、公式の最新情報ページや攻略記事が目立っています。このうち、公式による情報としては、「モンスト コラボ」でモンスト公式サイトのお知らせ情報、「コンパス コラボ」で公式が連携するAppliv Gamesの攻略記事Xの公式アカウントページ、「ドラゴンボールレジェンズ 新キャラ」で公式サイトのニュースページが上位にランクインしています。

また、ゲームアプリの種類にもよりますが、アップデート時には、新キャラクターや装備品といったゲーム内アイテムが実装されるケースが多々あります。そして、検索ユーザーは、たとえば、新キャラクターが実装されるタイミングで、キャラの性能を知るために下記のように検索します。

キーワード
 レジェンズ ゴジータ 4 検索件数:590

検索結果:攻略記事 / SNSページ / ニュース記事 / FAQページ

検索結果では、ドラゴンボールレジェンズの公式サイトの攻略記事がトップに表示されています。内容をみてみると、該当キャラクターの性能とともに、キャラの強みやプレイ方法のヒントとなる解説文が添えられています。

なお、2025年3月時点では、事例キーワードの検索ボリュームが590回と落ち着きをみせています。しかし、該当キャラクターが実装された2024年7月時点の検索ボリュームをみると、9,900回をマークしています。

このデータからは、ゲームアプリにおいては、最新情報のニーズが極めて高い傾向にあることがわかります。そのため、ゲーム攻略サイトの運用では、最速で最新情報を更新することが重要となっています。

 

ゲームアプリのDL促進と継続率の改善施策

ゲームアプリを配信するうえでは、初動でいかに話題を促せるかが重要です。

そのため、ゲームアプリを育てていく過程として、アプリ配信前からプロモーションを展開することが必須となります。まず、ゲームアプリのダウンロードを促進するテクニックとしては、次のようなWEB施策が挙げられます。

 

  • CBTのプレイヤーを募る
  • 事前登録キャンペーンを実施する
  • ASO対策でゲームアプリの露出を高める

 

その一方で、ゲームアプリには、離脱ポイントと呼ばれる改善すべき点が存在します。たとえば、「ステージ2のクリア難易度が高くて、プレイヤーが諦めてしまう」といったゲーム設計上のポイントが挙げられます。そして、ゲームプレイヤーの離脱率を減らして、継続率(リテンション率)を高めるためには、次のようなWEB施策が効果的です。

 

  • SNSやYoutubeチャンネルでゲームの最新情報を発表する
  • 企業系のゲーム攻略サイトに相談する
  • 攻略サイトを運用する場合は、独自性と速報性を重視する

 

CBTのプレイヤーを募る

CBT(クローズドβテスト)とは、ゲームアプリのリリース前に、閉鎖された環境下でプレイヤーに開発中のゲームをプレイしてもらう施策のことです。

一般的には、プレイヤーに開発中のゲームをデバッグしてもらう、またはゲームに対するプレイヤーの感想や意見を募り、その後のゲーム開発の参考にすることを目的としています。

ただし、CBTに参加するプレイヤーとしては、興味があるゲームを事前にプレイできるという特権だと感じる傾向がみられます。そのため、現実的には、プレイヤーに対するサービスの一環としてCBTが実施されるケースもあります。

また、CBTに参加したプレイヤーは、SNSなどを通じて、ゲームの魅力を拡散してくれる傾向がみられます。このように、CBTを実施すると、さまざまな利点が生まれます。

 

事前登録キャンペーンを実施する

事前登録とは、ゲームアプリ配信前にアプリのダウンロードを予約してもらう施策のことです。ゲームアプリは、配信直後の初動で話題を集めることが重要ですので、事前登録のキャンペーンを実施するケースが一般的です。

キャンペーンの内容はさまざまですが、原則的にはプレゼント付与のものとなっています。たとえば、次のようなキャンペーンが開催されます。

 

  • ゲームの予約登録数が一定数に達すると、ゲーム配信後に全プレイヤーへ豪華なゲーム内アイテムを付与する
  • 事前登録ページの専用ガチャをまわすと、ゲーム配信後に事前ガチャで当たったキャラクターや装備品を付与する

たとえば、バンダイナムコエンターテインメントが2025年4月に配信開始したSDガンダム ジージェネレーション エターナルでは、事前登録ガチャのキャンペーンが実施されていました。

また、予約トップ10のように、アプリの事前登録の情報を集めるポータルサイトが存在します。こうしたメディアを活用すると、事前登録者の確保の強化につながります。

 

ASO対策でゲームアプリの露出を高める

ASO対策とは、アプリストア内における、自社アプリの露出を高める施策のことです。

とくに、ゲームアプリの場合は、アプリストア内でゲーム専用の紹介項目が設けられており、露出の機会が多々あります。そのため、ダウンロード促進のために、ASO対策に取り組むことが重要となります。

関連記事:ASOとは

SNSやYoutubeチャンネルでゲームの最新情報を発表する

ゲームアプリのタイトルで検索すると、ゲームアプリ会社のSNSアカウントが多数表示されます。また、ゲームプレイヤーは、常にゲームの最新情報を求めています。そのため、一次情報を発信するゲームアプリ会社のSNSアカウントには高いニーズがあります。実際に、モンスターストライクで運用しているSNSアカウントとしては、次のようなものが挙げられます。

 

SNSの種類
 Youtube アカウント名:モンスト(モンスターストライク)公式

登録者数  :151万人

X アカウント名:モンスターストライク公式(モンスト)

フォロワー数:390万7,000人

TikTok アカウント名:monsterstrike_official

フォロワー数:14万2,400人

Instagram アカウント名:モンスターストライク公式(モンスト)

フォロワー数:4万人

※フォロワー数や登録者数は、2025年5月現在のもの

このうち、Youtubeチャンネルの公式アカウントでは、主に、モンスターストライクの関連情報を発信しています。

なかでも、ゲームの最新情報を届ける、「モンストニュース」の企画が人気を博しています。同企画の動画は、10〜100万回再生を超えるなど注目を集めています。

 

企業系のゲーム攻略サイトに相談する

ゲームメディアに相談して、自社アプリの攻略サイトを運用してもらうと、ゲームプレイヤーの離脱率の改善施策として役立ちます。

ただし、原則的にはペイド案件として発注することになりますので、運用費用が発生します。利点としては、メディアの都合で攻略サイトの更新がストップすることがない点、メディアと話し合いながらサイトを運用できる点が挙げられます。

そのため、ゲームアプリ会社として盛り上げたいイベント情報、プレイヤーの離脱ポイントとなっている部分の補完となる攻略情報を能動的に発信できます。

対人バトルゲームアプリの#コンパス 戦闘摂理解析システムを配信するNHN PlayArtは、ゲームメディアのAppliv Gamesファミ通Appと連携して攻略サイトを運用しています(ファミ通Appは2025年3月でサービス終了済み)。

このうち、Appliv Gamesの#コンパス攻略サイトの内容をみてみると、一般的なゲームのニュース情報や攻略情報だけでなく、さまざまな独自性に秀でた企画記事を公開しています。

その一例として、次のような連載企画が挙げられます。

 

前者の企画は、NHN PlayArtの開発チームにインタビュー取材をおこない、ゲーム内に登場するキャラクターの魅力を深掘りするといったものです。そして、後者は、ゲーム内のシーズンデータと呼ばれる開発チームが保有するデータベースをもとに、ゲーム内における現在のトピックを解説するものとなっています。

プレイヤーとしては、「今、どのキャラクターが活躍できるのか」を知りたいニーズがありますので、攻略記事として価値が高い情報となっています。

 

攻略サイトを運用する場合は、独自性と速報性を重視する

ゲームアプリ会社が自社で攻略サイトを運用する際には、最新情報を第一報として公開できる点、開発データを交えた解説記事を作成できる点が大きな強みとなります。

バンダイナムコエンターテインメントは、人気アニメのドラゴンボールを題材としたアクションバトルゲームアプリのドラゴンボールレジェンズを配信しています。

そして、同アプリの公式サイト内にて、攻略情報を掲載しています

同アプリの場合、ゲーム内に新キャラクターを実装するタイミングにあわせて、Youtubeの公式チャンネルで本作のプロデューサーを務めるTOSHI氏が出演するライブ配信(生配信)がおこなわれます。

その動画内で、新キャラクターの基本的なスペックを解説したのちに、Xの公式アカウント公式サイト上にてキャラデータを公開する流れで情報発信しています。

 

ゲームアプリ会社のWEB施策のよくある質問

ゲームアプリ会社のWEB施策に関する、よくある質問をまとめています。

 

Q:攻略サイトのSEO対策では、どのような考え方が大切ですか?

Answer)攻略サイトでは、コンテンツSEOが大切です。

ゲームアプリは、頻繁にアップデートがおこなわれます。そのため、攻略サイトの運用では、迅速に最新情報を取り入れて記事を更新することが重要です。

このほか、昨今では、独自コンテンツが検索エンジンに好まれています。こうした背景から、ゲームプレイヤーの視点で、検索ユーザーが求める攻略情報を記事化することが重要になってきます。

そして、こうしたSEO対策の考え方をコンテンツSEOと呼びます。

関連記事:コンテンツSEOとは

Q:ゲームアプリの離脱ポイントとは?

Answer)ゲームアプリの離脱ポイントとは、ゲームプレイヤーがアプリの起動をやめてしまったポイントのことです。RPGを事例に出すと、ユーザーは、次のような流れでゲームを進めていくことになります。

 

  1. ゲームアプリのダウンロード
  2. チュートリアルの突破
  3. 常設ステージのクリア
  4. キャラや装備品の育成
  5. イベント(高難易度)ステージのクリア
  6. エンドコンテンツへの挑戦

このとき、「2.」のチュートリアルが異常に長い、または、「3.」のゲーム序盤のステージクリアの難易度が高いなど、ゲーム設計上で欠陥があると、ユーザーが諦めてゲームをやめてしまいます。そして、このようにユーザーの離脱率が高く、プレイの妨げとなっている部分のことを、業界内では離脱ポイントと呼んでいます。

関連記事:離脱率とは

 

Q:ゲームアプリの継続率とは?

Answer)ゲームアプリの継続率(リテンション率)とは、どの程度の割合のユーザーがゲームを続けているかを示す指標のことです。たとえば、新作アプリの配信後、1週間後の継続率を求める場合は、次のように計算します。

継続率 = 1週間後のプレイヤー数(アプリ起動数) ÷ プレイヤー総数(アプリのダウンロード総数)

仮に、ゲームアプリ配信後に1万人のユーザーがダウンロードしたとします。そして、1週間後にアプリを起動するユーザーが1,000人いたとします。このとき、一週間後の継続率は、10%となります。

 

Q:ゲームアプリのARPUとは?

Answer)ゲームアプリのARPU(Average Revenue Per User / アープ)とは、1人あたりの平均課金額を示す指標のことです。たとえば、月間のARPUを求めるとき、下記のように計算します。

月間の1人あたりの平均課金額 = 月間のゲームアプリの総売上高 ÷ 月間の総プレイヤー

月間のゲームアプリの総売上高が1,000万円で、プレイヤー数が1万人いたと仮定します。すると、ARPUは、1,000円となります。

関連記事:ARPUとは

Q:ゲームアプリのWEB施策や攻略サイトの運用がうまくいかないときは?

Answer)SEO対策やWEBマーケティングの専門会社に相談してください。

東京SEOメーカー(本サイト)は、これまでに2,000社以上の企業にWEB施策の支援を提供してきました。攻略サイトで重要なコンテンツSEOでも、多数の成功事例を有しています。まずは、下記リンク先のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

>>東京SEOメーカーの問い合わせ窓口

まとめ

SEOコンサルタント‐天野ゲームアプリのヒットを狙う際には、WEBコンテンツを用いたプロモーションが不可欠です。その代表的なコンテンツとして、攻略サイトが挙げられます。ただし、ゲームメディアが自発的に作成する攻略サイトの場合、アクセス数が低下すると、更新を停止されてしまうリスクがあります。そこで、ゲームアプリ会社としては、SEO対策の知識をえて、攻略サイトの運用に関与できると理想的といえます。これから、新作ゲームアプリの配信を予定している方は、SEO対策やWEBマーケティングの専門会社に相談してみてください。
監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
facebookで共有 Xで共有 LINEで共有

新着記事

人気記事

WEBマーケティング

SEO対策