SEO対策の東京SEOメーカー

検索順位が上がらない?SEO順位を上げる方法を解説

検索順位が上がらない?

SEOを長年やっているとどうやっても検索順位が上がりませんという悩みを多く受けるようになります。WEBで調べても画一的に「ユーザーニーズを捉えていない」と模範解答は見つかりますが、具体的にどうすればよいのかがわからないというケースは数多く見てきました。

 

SEOに詳しい人に聞くというのは正しい選択の1つですが、「SEOに詳しい」とは何かという哲学的な話になります。SEO会社の記事で書くのも変な話ですが、「私はSEOに詳しいです」と自分からいう人は知識だけあってSEO実績がない場合がありますので気を付けましょう。

 

SEOコンサルタントでは具体的にどこをどう見直して何をするのか、東京SEOメーカーが解説いたします。

 

 

SEO相談

検索順位が上がらない場合に確認すること

頑張っても検索順位が上がらない場合は、間違った対策方法を行っているかもしれません。検索順位を上げるには、SEOを意識する必要があります。

 

SEOとは検索エンジンへの対策となるため、Googleの理解が必須です。ここでは、検索順位が上がらない場合に確認することについて詳しく解説していきます。

 

Googleが掲げる10の事実

SEOの基礎となる考えや概要について10項目から言及している指標です。Googleが掲げる10の事実からは、Googleがユーザーにとって価値のあるコンテンツを求めていると読み取れます。

 

>> Google が掲げる 10 の事実

 

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

具体的なSEO対策の方針や方法について書かれています。SEOの基礎理解として、必ず確認しましょう。

 

>> 検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

 

ユーザー目線でのコンテンツの質

コンテンツの質は、ユーザーにとって価値のある情報なのか、疑問を解消することができるのかなど、ユーザー目線で考えることが大切です。

 

コンテンツを作成する過程では、自分の伝えたいことを優先していないかに注意しましょう。

 

ユーザーの心理を考えられた価値のあるコンテンツが提供できれば、検索エンジンが求めているコンテンツと一致し、SEOとしても効果的です。また、SNSなどを使ったシェアや拡散などユーザーの行動にも期待が持てるため、検索上位をより狙っていくことができます。

 

>>SEOで上位表示させるコンテンツを作る時にチェックすべき21項目

 

検索順位が上がらない10つの理由(基本編)

 

まずは検索順位が上がらない10つの理由です。これはすべて基本中の基本なのでSEOでは必須事項です。

 

  1. サイトを開設して間もない
  2. タイトルにキーワードが入ってない
  3. 見出しにキーワードが入ってない
  4. 情報量が足りない
  5. 内部リンクが少ない
  6. 検索意図のズレがある
  7. インデックス数が足りない
  8. ドメインパワーが足りない
  9. ペナルティを受けている
  10. 外部リンクが足りない

 

サイトを開設して間もない

サイトを新しく開設した場合、インデックスがされていないなどの理由により検索結果に表示されないことがあります。一向に検索結果に表示されない場合には、Google Search Consoleの「サイトマップ」からURLを入力し確認しましょう。

 

インデックスされていない場合は、自分からサイトマップを送信することをおすすめします。

 

サイトマップを送信するためには、最初にXMLを活用し自動作成を行いましょう。その後、Google Search Console上にアップロードし、送信すれば完了です。

 

 

サイトマップ送信の詳細は、Google公式サイト内の「サイトマップの作成と送信」をご確認ください。

タイトルにキーワードが入ってない

タイトルを工夫することでクリック率が上がったり、注目を集めたりすることができますが、それ以前にタイトルに狙ったキーワードが入っていない場合には検索順位は上がりません。

HTMLタグは検索順位には関係ないといわれますがタイトルにキーワードが入っていない場合には大きな損失です。ただし、キーワードの詰め込みすぎは禁物です。

>>SEOタイトルの効果的な付け方

見出しにキーワードがない

見出し(h2タグ、h3タグ)にキーワードが入っていない場合、入れられないかを検討してください。見出しタグも検索順位には関係しないといわれていますが、検索エンジンがコンテンツを理解するために非常に重要な指標です。

どうしてもやり方がわからない場合には多少しつこくてもすべてのh2にキーワードを入れるくらいのことはしてみてください。

>>SEOにおける見出しタグの役割

情報量が足りない

文字数は検索順位と無関係です。ただし、コンテンツ内の情報量は検索順位に影響します。キーワードで検索したユーザーのニーズを満たしているかどうかに関わってくるからです。

単純な情報を追加で記事テーマにブレが出るようでは困りますが足りない情報を補足することで網羅性が高まり評価されるようになります。

 

具体的な文字数は分野によって非常に大きく異なりますが最低でも1000文字、できれば3000文字程度はないと網羅することは難しいはずです。

>>SEOとページ数の関係は?インデックス数の違いと注意点

内部リンクが少ない

コンテンツを作ったら必ず内部リンクを貼ってください。トップページやカテゴリから内部リンクを貼ることはもちろん必要ですが、関連する記事があればそこからのリンクも必要です。

 

意外に忘れがちですが、新規アップした記事から他の記事へのリンクも必要です。可能であれば相互に内部リンクすることで関係性が強まります。

>>内部リンクとは?SEO強化のための内部リンクのポイント

検索意図のズレがある

今やSEOではどこも模範解答として必須事項ですが、検索意図がずれている記事は上位表示されません。では検索意図は何なのかを考えると競合記事を参考にしたり、サジェストや関連語に目を通して考える必要があります。

 

極論ですが、検索意図とのマッチ率が高ければ他の要素がすべてダメでも上位表示は可能です。

>>SEOにおける検索意図の重要性!調べ方から利用方法まで

 

インデックス数が足りない

インデックス数(ページ数)はSEOとは関係ありません。ただし、関連する記事を多く作って相互に内部リンクを貼ることはサイトやカテゴリそのものが関連性が高いと判断されて評価が高まります。

 

ある程度大きい検索ボリュームを持つキーワードを対策する場合にはインデックス数が影響することはあり得ます。競合サイトのインデックス数を参考にするのもよいですが、サイト公開後の期間や更新頻度によっては非常に大きな数字が出ることもあります。

 

まずはユーザーにとって何が必要かを考え、ある程度のインデックス数を確保してください。

>>SEOとページ数の関係は?インデックス数の違いと注意点

 

ドメインパワーが足りない

ドメインパワーと一言でいいましたが、明確な定義はありません。単純に育ったサイトであればコンテンツが多少雑でも順位は付きますし、公開直後のサイトでは推敲に推敲を重ねた記事でも順位がつかないことはあります。

 

ドメインエイジはSEOに関係しませんが、やはりサイト公開後ある程度の時間経過は必要ですし、被リンクがついていない、サイテーションがないなどの外部要因も順位には影響します。

>>SEOとドメインの関係とは?ドメインは検索順位にかかわるのか?

 

ペナルティを受けている

自サイトがペナルティを受けているかどうかはGoogleサーチコンソールで調べることができます。しかし、サーチコンソールでわかるのは手動ペナルティだけで自動ペナルティまではわかりません。

 

手動ペナルティとは主にリンク操作を目的とした自演リンクを使っている場合にGoogleによって(人の手によって)ペナルティが科されることです。2020年ころからはあまり手動ペナルティを受けたという報告が減ったように思いますが(感覚値です)、それ以前は頻繁に相談がありました。

自動ペナルティとはサイト運営においておかしなことをしていた場合、ある一定の閾値を超えた場合に機械的にペナルティを与える措置のことです。自動ペナルティに科されているかどうかはわかりませんし、解除されたかもわかりません。ただ、普通の運営をしていれば自動ペナルティになることはまずありません。

>>SEOペナルティとは?

外部リンクが足りない

SEO順位が上がるには、外部リンクの獲得が欠かせません。オフページSEOといい、リンクビルディングとも言います。外部リンクの獲得は難しく、海外では、スカイスクレーパーテクニックという外部リンク獲得方法があります。メディアからのリンクを獲得するには、オウンドメディアを運営しているSEO会社に頼んでリンクを獲得したり、広告出稿してリンクを獲得する方法があります。

 

 

検索順位が上がらない理由(応用編)

基本編で解説した内容はどのようなサイトにも適用される、いわゆる模範解答です。頑張っているWEB担当者であれば基本編はすべて問題ないと判断した上で「検索順位が上がらない!」とお悩みのハズです。

 

次は応用編です。状況次第では対策が本当に難しいことがあるのは事実です。7つのポイントをチェックしましょう。

 

  1. 直帰率が高く、ページの滞在時間が短い
  2. 外部対策は何をしているか
  3. 競合との差異
  4. 読みやすさ
  5. E-A-Tは十分か
  6. YMYLの分野かどうか
  7. 独自性はあるか

 

直帰率が高く、ページの滞在時間が短い

直帰率や滞在時間が短い場合は、ユーザーがサイトからすぐに離脱していることを示しているため、改善することで検索順位の向上ができます。

 

直帰率と滞在時間のデータは、Google Analyticsから確認しましょう。直帰率が高く、滞在時間が短い場合には次のようなケースが考えられます。

 

  • タイトルとコンテンの内容が違った
  • コンテンツの内容が求めているものではなかった
  • ページの読み込み速度が遅すぎた

 

多くが、コンテンツの内容がユーザーのニーズと違った場合です。対処法として、市場分析やニーズ分析を再度行い、コンテンツの質を高めることが求められます。
 

外部対策は何をしているか

外部対策とは普通は外部リンクをどのように集めているのかという意味ですが、広義ではサイテーションやSNS運用など内部対策以外のすべてを意味します。

もし外部リンクを積極的に取得している場合、やり方にやましい方法がないかを確認してください。自演リンクを貼っている、無料ブログからのリンクが異常に多い、相互リンクを集めているなど何かやっていないでしょうか

 

やましい方法というのが曖昧ですが、自社は広報活動としてこのようなことをやっていますと自社サイトに載せられるようなことであれば問題ありません。逆に外には話せないような内容であればSEO的にマイナスかもしれません。

 

競合との差異

UI/UXという意味でも、サイトに必要な要素という意味でも上位化しているサイトと自社サイトで何が違うのかを徹底的に考えてください。例えば、競合10位以内にはすべて入っているコンテンツなのに自社にはそれがないという場合には、そのコンテンツがなければ上位化ができないという可能性があります。

 

コンテンツに限らず自社の何がダメなのかを考え抜くことで、その先に必要な要素が見えてきます。

 

読みやすさ

UI/UXにも関わりますが、記事の読みやすさは非常に重要です。文字が小さすぎる、行間が狭すぎる、改行が少なすぎる(多すぎる)、ボタン同士が近すぎる、お問い合わせが多すぎる、色が薄すぎるなど、コンテンツの読みやすさは離脱率・直帰率に影響します。

 

離脱率・直帰率が高いということは滞在時間が下がる可能性があり、総合的な判断で順位が低くなっている可能性はあります。

 

E-E-A-Tは十分か

E-E-A-TとはそれぞれExperience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったものです。

 

記事執筆者の経験に基づいていなかったり、記事の専門性、権威性、信頼性が十分でない場合には順位が上がりづらい場合があります。専門性とはどこまで深く突き詰めたか、権威性とは誰が発信しているか、信頼性は内容が信用できるかどうかです。

 

例えば、医者は社会的に信用できますし専門家ではありますが、医者にSEOのことは聞かないはずです。SEOのことを聞くのであればWEBマーケティング会社やSEO会社、WEB制作会社などになるはずです。これがE-E-A-Tに関わります。

 

YMYLの分野かどうか

YMYLとはYour Money or Your Lifeのことで、人生に大きく影響を及ぼす可能性のあるジャンルのことです。具体的には医療、法律、資産、教育など挙げるとキリがないのですが、一言でいえば専門分野全般です。

体の具合が悪いという時には医者、法的な相談であれば弁護士というのように状況次第で相談する人は変わります。これはSEOでも同じことがいえますのでYMYLの分野で戦うのであれば、一定以上の専門性をもっていなければ上位表示はできません。

なお、医者による医療系メディアや弁護士による法律メディアを作っているのに順位が上がらないということも十分にあり得ます。これは医者や弁護士であってもその分野での権威性が足りないか、権威性が足りていても検索エンジンに伝わっていないかという可能性が高いです。

 

独自性はあるか

ここまですべてを満たしていてもサイトや記事に独自性がない場合には検索順位は上がりづらいです。独自性とは重複コンテンツではない、ということではありません。重複コンテンツは他サイトの記事と同じことを書いているということですが、独自性は自社サイトにしかないことです。

独自性がないコンテンツということはユーザーはそのコンテンツでなくてもニーズを満たせる可能性があるため検索エンジンは上位表示しないということがあります。

 

検索順位が上がらない理由(実践編)

実際問題として応用編までの内容はすべて対応しているはずなの順位が上がらないという人も多数見てきています。なぜ順位が上がらないのか、基本編と応用編をすべて確認しても原因がわからない場合には以下の3つを試してみてください。
 

  1. 愛・情熱が足りない
  2. 一旦放置してみる
  3. SEO会社に相談する

 

愛・情熱が足りない

「何を馬鹿なことを」と思うかもしれませんが、SEOではサイトに対する愛・情熱は非常に重要です。

「サイトに愛があることは前提」、「このサイトは自分の娘」というSEO担当者を何人も見てきていますし、愛のある方は情熱があるので順位が上がるまであの手この手を試します。精神論のことを言っているのではなく、自サイトに情熱をもって打ち込むことは極めて重要な要素です。

 

一旦放置する

放置して何か解決するのか・・・と思う方もいます。SEOは施策内容がいつ効果を出し始めるかが極めて不確定なので何とも言えないところがあるのは事実です。さらに効果が出ていない担当が次の手を打たないようでは会社からの視線も冷ややかになるかもしれません。

 

ですが、すべてをやり切っていて順位が上がらないのであれば検索エンジン側の認知が足りない可能性があります。E-A-Tが十分に高まるには時間がかかりますし、検索エンジンのコアアップデートで評価が様変わりするかもしれません。

 

過去の施策が効果が出るかどうかを判断するためにも一旦放置して、その間に他の準備をすることは決して悪い選択肢ではありません。

 

SEO会社に相談する

SEO会社からは言い出しにくいことですが、SEO会社に相談することで問題が解決することがあります。SEO会社は似たような事例を数多く持っていることが多く、無料相談で概要を話すことで思わぬ解決策が出るかもしれません。

 

毎月のコンサル料が高いと思われるかもしれませんが、毎月のコンサルだけではなく初回の診断と対策内容を出すだけであれば格安で対応できることもあり決して高いとは限りません。

 

検索順位を上げるための効果的な方法

検索順位を上げるためには、競合サイトよりも良質なコンテンツであり、ユーザーに価値を与えるコンテンツの必要があります。ここでは、検索順位を上げるための効果的な方法について詳しく解説していきます。

 

競合やキーワード分析を徹底する

ジャンルや対策キーワードによって、ユーザーが求めているコンテンツの内容は変わってきます。求められているコンテンツ内容を間違えないためには、競合やキーワードを徹底的に分析しましょう。

 

分析をした上で完成したコンテンツと、主観で作成したコンテンツの差は歴然となり、検索順位には大きく影響します。徹底的に分析することは簡単ではありませんが、最近では無料ツールなどもたくさんあるため、積極的に活用しユーザーから求めているコンテンツを作成しましょう。

 

公開している記事をリライトする

コンテンツの量は増えたが検索順位で伸び悩んでいる場合は、既に公開している記事の内容を見直しリライトすることが効果的です。検索エンジン上では、Googleのアップデートの影響を受けることや、ユーザーのニーズに変化が日常的にあります。

 

そのため、常に最新の市場の分析を行った上でリライトをすることで、コンテンツの質を維持することができます。検索順位が上位にある記事でも同じことが言えるため、定期的な記事のリライトを行っていきましょう。

 

質の高いオリジナルコンテンツを作る

検索上位にランクインするコンテンツの理想形は、質の高いオリジナルコンテンツです。SEO対策もさまざまな方法がありどれも効果的ですが、最も重要な本質は間違えないようにしましょう。

 

極端な話、質の高いオリジナルコンテンツであれば、SEO対策を網羅しなかったとしても検索上位を目指していけます。SEO対策を後から加えることでも効果を発揮できるため、まずはどの競合サイトよりも質の高いオリジナルコンテンツを作成しましょう。

 

まとめ

SEOコンサルタント検索順位が上がらない場合は、多くの要因が考えられるため1つ1つの項目を丁寧に確認しましょう。よくある理由として、ユーザーにとって読みづらいコンテンツであることや、競合サイトよりもコンテンツの質が劣っていることが挙げられます。改めて対策キーワードや競合サイトの分析を行い、記事のリライトを通して改善していきましょう。また、そもそもGoogleが評価するコンテンツの概要を把握していなければ、良質なコンテンツを作ることはできません。気づかない間に、評価されるコンテンツとは程遠いコンテンツ作りを行っていることもあるため、改めてGoogleの理念を確認することもおすすめです。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

新着記事

人気記事

WEBマーケティング

SEO対策