SEO対策を自社で行う(インハウスSEO)には?SEO内製化のポイントと外注した方がいいケースをご紹介

SEO対策を自社でできる?

自社サイトへの流入を増やすために、SEO対策に力を入れたいと思っている企業も多いのではないでしょうか?SEO対策は専門的な知識が必要となることから難しいと思われがちですが、基礎を押さえていれば十分に内製化することができます。

 

SEOコンサルタントしかし、自社で行う場合にはしっかりと内部環境を整えることが重要です。そこで本記事では、SEO対策を内製化するためのポイントと外注した方がいいケースをご紹介します。全くの初心者であれば、【SEOとは】を初心者でもわかりやすく「2022年最新SEO対策」を先に一読してからこのページを読んでください。

 

 

自社でSEO対策をおこなうメリット

 

自社でSEO対策を行なうとなると、ノウハウやリソースが必要になったりとハードルが高いように思えますが、内製化するメリットもあります。

 

ノウハウを蓄積できる

 

内製化することで、SEO対策に関するノウハウを社内に蓄積できるようになります。ゼロからのスタートの場合はハードルが高いですが、一度ノウハウが蓄積されればあとは人材育成をしていくことで、SEO対策を社内で実施する仕組みを作れるようになります。

 

外部に委託してしまうと、ノウハウが社内に蓄積されないままとなり外部に依存してしまいます。そのため、社内にノウハウを蓄積しながら人材育成をしていくことで、継続的にSEO対策を行なうことができるのです。

 

外注費の削減ができる

 

自社で実施することで、外注費の削減にも繋がります。外注費は、依頼する会社や依頼する範囲によって異なりますが、月額数十万円以上かかるのが一般的です。

 

もちろん、自社で行う場合は社内スタッフの人件費が発生しますが、SEO対策を行なう環境が整っていれば外注費よりも安く抑えられることが多いでしょう。

 

まずは、自社で行う場合にかかる人件費を把握し、外注した場合とどちらが費用対効果が高くなるのかを検討することが重要です。

 

専門性の高いコンテンツ作成ができる

 

サイト内のコンテンツ制作をする場合には、実際に自社の商品やサービスを熟知している社内スタッフが作成するため、外注した場合よりも専門性が高くなります。

 

さらに、外注先の業者によっては自社の業界に詳しくないこともあるため、業界や自社商品/サービス、ターゲット顧客を把握している社内スタッフが書いたコンテンツの方が情報の信憑性が高くなります。

 

よりユーザーにとって有益な情報を届けることは、結果としてGoogleからの高評価にも繋がるため、自社スタッフがコンテンツを作成するということは上位表示させる上でも重要なポイントとなるのです。

 

関連記事: SEO対策で重要視されるE-A-Tとは!?評価基準やEATの対策方法を徹底解説

 

自社商品/サービスへの理解度を高めることができる

 

自社商品やサービスに関するコンテンツを作成していくため、自社商品やサービスについて正しく理解できていなければ書くことができません。

 

そのため、SEO対策を内製化することで自社スタッフは自然と自社商品やサービスに対する理解度を高める必要があります。

 

理解度が高まると、よりよいコンテンツ作成ができたり営業の際に役立つなど、さまざまなメリットがあります。

 

このように、自社でSEO対策を行なうことは企業にさまざまなメリットをもたらすのです。

 

自社でSEO対策を行なうためのポイント

 

自社でSEO対策を行なうためにはいくつかのポイントを抑えておく必要があります。

 

ポイントを抑えずに内製化をしてしまうと、かえって負担となったり効果がでないSEO対策を行ってしまう場合もあるので、しっかりとポイントを理解しておくことが大切です。

 

SEO対策の専任者をおく

 

SEO対策における業務は幅広く、多くの作業が発生します。そのため、SEO対策と合わせて別の業務を兼任してしまうと、社内で仕組み化できない上に効果があまり期待できません。

 

コンテンツ制作からデータ分析など、継続的かつ定期的に実施していく必要があります。また、専門的な知識が必要な上に施策スピードも求められるため、内製化する場合にはSEO対策の専任者をおくべきです。

 

SEO対策の専任者をおき、その人が全体の指揮を取るという仕組みを作ることが重要です。

 

社内でSEOに関する理解を得る

 

SEO対策を自社で実施する際には、社内の理解を得ることも重要です。そもそもSEO対策は、少人数で対応できるものではありません。コンテンツ制作なども、一定数のコンテンツを作成するのであれば、複数人で作成していく必要があります。

 

また、マーケティング部門に限らず他部署も巻き込んで実施していく必要があるため、社内全体でSEOの重要性や実施する意味を理解しておくことが重要です。

 

特に経営層の理解なしには、内製化を実現できません。状況によっては、経営層がSEO内製化への道筋を社内の理解を得ていくという行動も必要となるでしょう。

 

常に最新のSEO情報を収集する

 

SEOでは、Googleのアルゴリズムをもとに対策を行っていきます。しかし、Googleもユーザーにとってよりよい検索エンジンであるために、定期的にアルゴリズムのアップデートを行っています。

 

そのため、情報を把握して対策を行っていくことが重要です。最新の情報を把握できていなければ、効果のない対策をし続けてしまう可能性もあります。

 

外部に委託する場合は委託会社から情報共有されることもありますが、自社で行っていく場合には自発的に情報収集を行うことが重要です。

 

また、最新の情報は日本よりも海外で先に公開されることが多いため、国内だけではなく海外のサイトでも情報収集をするようにしましょう。

 

関連記事: コアアルゴリズムアップデートの影響を受けないSEO対策とは?

 

自社サイトのSEO対策を行なう際に活用すべきツール

 

SEO対策を行なう際には、さまざまなツールを駆使してデータを収集・分析していきます。ここでは、自社サイトのSEO対策を行なう際に活用すべきツールを具体例を上げながら解説していきます。

 

アクセス解析ツール

 

自社サイトの流入数を計測するためのアクセス解析ツールは、SEO対策に欠かせないものとなります。ツールを使わなければ、サイトの流入が増えたのか減ったのかを把握することができず、効果検証ができません。

 

アクセス解析ツールとしてもっとも一般的なのが、Googleが無償で提供している「Google Analytics」です。サイト全体やページ別のアクセス状況やキーワードの検索順位などの検索パフォーマンスが確認できます。

 

GoogleAnalyticsを活用することで、パフォーマンスの低い指標がわかり、サイトの課題を洗い出すことができます。

 

関連記事: Googleアナリティクスの見方を基礎から重要項目まで徹底解説

 

Webマスターツール

 

Webマスターツールとは、サイトを分析できるツールのことです。サイト分析と言っても、ユーザーが流入した後のデータではなく主にサイトを訪れる前のユーザー行動を分析します。

 

Webマスターツールで一般的なのが、GoogleAnalytics同様にGoogleが無償で提供している「Google Search Console」です。どのようなキーワードで検索されているかや、表示された回数、クリック率などを確認できます。

 

また、Google Search Consoleではサイト内にSEOで不利となる要素がないかをチェックして、合った場合にはエラー表示をしてくれるためサイトの管理にも欠かせないツールの一つです。

 

関連記事: GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)とは?導入方法と使い方

 

キーワード調査ツール

 

SEO対策では、対策したいキーワードを決めてそれに沿ったコンテンツ作りを行っていきます。自社商品やサービスのターゲットとなるユーザーがどのようなキーワードで検索するのかを把握して、キーワードを選定することが重要です。

 

そこで便利なのが、Googleが提供する「キーワードプランナー」と「Googleトレンド」です。

 

キーワードプランナーでは、コンテンツ作成や広告配信のためのキーワードを見つけたり、キーワードごとの月間検索数を確認したりすることができるツールです。コンテンツ作成の際には、一定の月間検索数があり競合性の低いキーワードを選ぶことで、費用対効果が高くなるでしょう。

 

また、Googleトレンドは、キーワードやトピックの検索回数トレンドを確認できるツールです。実際に需要のあるキーワードとしてチェックすることができるため、思いつきによるコンテンツの強化よりも効果的な対策をすることができます。

 

関連記事: SEOキーワード難易度とは?分野で大きく変わるSEOの難しさ

 

検索順位チェックツール

 

検索エンジンの検索結果では、上位に表示されればされるほどクリック率が高くなります。そのため、サイト流入数に大きく影響する重要な要素となる検索順位は定期的にチェックする必要があるのです。

 

検索順位チェックツールとしておすすめなのが、「GRC」です。GRCでは、サイトと定点観測を行いたいキーワードと登録しておくことで、日々の順位を測定することができます。また、順位がついているページや登録したキーワードの上位100位サイトを追えるため、順位変動が合ったサイトやページを分析することができます。

 

検索順位を定期的にチェックすることで、Googleのアップデートやページの不具合にもすぐに気づくことができるでしょう。

 

競合分析ツール

 

SEOでは、競合分析も重要です。上位に表示されている競合サイトを分析することで、自社の課題発見や他社との差別化を図ることができるようになります。

 

競合分析ツールとしておすすめなのが、「SimilarWeb」です。競合サイトにどの位リンクが貼られていて、ページ数が何ページあるのかを具体的な数字で表示されるため、より精度の高い分析を行なうことができます。

 

また、どこから集客しているかという集客チャネルも確認できるため、他社がどのチャネルに力を入れているのかが把握できるのです。

 

関連記事: 競合サイトの分析におすすめのツール8選!競合分析の確認項目と方法を解説

 

外部対策ツール

 

SEO対策における外部対策とは、主に被リンクの獲得を意味します。被リンクを獲得することで検索エンジンからの評価も高くなるため、競合サイトがどこから被リンクを獲得しているのかを知ることで、自社の外部対策に活かすことができます。

 

そこで活用したいのが、「ahrefs」です。競合サイトの調査分析だけでなく、SNSで話題になっているコンテンツの調査など、外部対策以外にも活用できる幅広い機能を備えています。

 

関連記事: 被リンクチェックツール8選!被リンクのチェック方法とポイントを解説

 

SEO対策を外注したほうがいいケース

 

内製化させるためのポイントや活用すべきツールについて解説してきましたが、場合によっては外注をした方がいいケースもあります。

 

ここでは、SEO対策を外注したほうが良いケースについて解説していきます。SEO対策を実施する前に、まず自社が当てはまるケースを理解しておくことが重要です。

 

SEO対策に取り組む人的リソースをさけない

 

前述したように、SEO対策における業務は幅広く別業務の片手間に行なうということはできません。また、複数の人や部署を巻き込んで取り組んでいく必要があるため、社内の人的リソースが少ない場合には難しいでしょう。

 

SEO対策に取り組む人的リソースが少ないのにも関わらず内製化をしてしまうと、SEOの効果が発揮できない上に他の業務にも支障がでてしまいかねません。

 

十分なリソースをさけないという場合には、外注したほうが費用対効果が良くなるでしょう。サイトの規模やコンテンツ作成数によっても必要となる人的リソースは異なるため、まずは自社のSEO戦略に対して必要なリソースを把握しておくことが重要です。

 

ITリテラシーが会社全体で低い

 

SEO対策といっても、コンテンツ作成だけではなくサイト構造の最適化などテクニカルな業務も発生します。また、さまざまなWebツールを活用することになるため、ITリテラシーが低い会社にはハードルが高いでしょう。

 

ITリテラシーが高い社員がいたとしても、一緒に取り組んでいく他の社員のITリテラシーが低ければ一人の社員に業務負担がかかるため、会社全体でITリテラシーが高いことが重要です。

 

ITリテラシーが低ければ業務スピードも落ちてしまいSEOによる効果が出ず、かえって費用対効果が悪くなることがあります。このようなケースでは、外注がおすすめです。

 

SEOノウハウが少ない

 

SEO対策には、ある程度の知識やノウハウが必要となります。そのため、SEOノウハウが少ない場合にはプロに任せた方が費用対効果が高くなります。

 

また、SEOではノウハウだけではなく実績も重要となります。本やネットで多くの知識をつけても、実際に手を動かしてみると効果がなかったということも珍しくはありません。

 

そのため、実際にSEO対策を実施したことがあることが望ましいでしょう。また、SEO対策をゼロから学ぶこともできますが、時間と労力がかかるため外注した方が短期間で集客効果が生まれます。

 

ゼロベースで始めるとなるとかなりハードルが高くなるため、最初だけ外注し徐々に内製化していくと良いでしょう。

 

まとめ

SEOコンサルタントSEO対策を自社で行うことで継続的にWeb集客を強化できるというメリットがある一方で、内部環境が整っていなければ効果が出づらいというデメリットもあります。事業を長期的な視点で見ると、外部に依存しない仕組みを作ることが経営の安定化を目指すためには欠かせません。そのため、SEO対策を内製化する環境が整っていないという企業は、始めは外注をして徐々に内製化できるように環境を整えていくことが重要です。既に環境が整っている場合も同じく、社内全体で長期的に取り組んでいけるような仕組み作りができるようにしましょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。