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スマホで見づらいとSEOに悪影響ですか?

長期的にみてSEOに悪影響が出ます。検索上位を目指すならば、検索ユーザーの環境を問わず、WEBサイトを快適に閲覧できるように改善してください。

モバイル端末で使い勝手が悪いサイトは、Google検索エンジンに好まれません。それ故に、検索順位が上がりにくくなります。

その理由は、Google検索エンジンが「ユーザーファースト」(検索ユーザーの満足度を最優先とする考え方)を掲げていて、検索結果上で高品質なWEBページを上位表示することに拘っているためです。仮に、低品質な検索結果を表示してしまった場合、検索エンジンのサービス自体からユーザーが離れてしまうことをGoogleが懸念しています。

よって、PCサイトもスマホやタブレットもUIデザインとUXデザインの品質はかなり重視され、SEOに大きな影響を与えています。

2010年代以降にモバイル端末が普及しました。そして、検索ユーザーは、モバイル端末で検索エンジンを利用するシーンが増えていきます。そこで、Googleは、検索エンジンのサービスをモバイル端末でも使いやすくするように、さまざまな施策を進めていくことになりました。

その施策のなかでも、代表的なものとして、

  • モバイルフレンドリーの導入
  • モバイルファーストインデックスの導入

が挙げられます。

これらの施策の狙いは、「モバイル端末で快適に検索エンジンを利用したい」という検索ユーザーのニーズに応えるためのものです。さらにいうと、Googleは、「ユーザーファースト」を掲げており、ユーザーエクスペリエンス(検索ユーザーの体験)を重視しています。つまり、WEBサイトのオーナーとしては、自社サイトのページエクスペリエンス(WEBページの快適性を測る指標)を改善することが大切になるということです。

そのための具体的な作業としては、

  • モバイルフレンドリーの対策をする
  • コアウェブバイタルの評価を高める

の2つが挙げられます。

今回の回答者

大瀧典宜

SEOコンサルタント/Webマーケター

広告運用と求人採用支援に長年携わるスペシャリスト。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。広告代理店に20年勤務し、マーケターとして求人分野を中心に各種広告コンテンツをトータルで支援。アドマノ参画後は、主に求人サイトSEO・オウンドメディアの戦略立案コンサルを担当。

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Google検索エンジンのモバイル対応について

Googleは、検索エンジンをモバイル端末で快適に使えるようにするために、さまざまな取り組みを進めてきました。下記の表は、モバイル対応に関連する過去に実施したアップデート情報の一例です。

時期とアップデート
検索エンジンの変更点
2015年4月
モバイルフレンドリー
モバイル端末で読みやすいWEBページの検索順位を引き上げる。
2018年1月
スピードアップデート
WEBページの読み込み速度(表示速度)を検索順位に反映する。
2018年3月
モバイルファーストインデックス
WEBページの読み込み速度(表示速度)を検索順位に反映する。
2021年6月
コアウェブバイタル
ページエクスペリエンスを測る指標を導入し、検索結果に反映する。
2024年7月
モバイルファーストインデックスの完全移行
パソコン用Googlebotのクロールが終了し、すべてのサイトをスマートフォン用Googlebotでクロールするように。

このように、Google検索エンジンは、検索ユーザーの利便性を追求し、さまざまなアルゴリズムのアップデートを進めてきました。過去のGoogle検索エンジンのアップデート情報を並べてみると、「自社サイトをモバイル端末で閲覧しやすくする」ことの重要性が読み取れます。

Googleのアルゴリズムについてはこちら
point02

モバイルフレンドリーの対策をする

そもそも、モバイルフレンドリーとは、Google検索エンジンに組み込まれているアルゴリズム(検索順位の決定要素)のことです。このアルゴリズムは、モバイル端末で快適に閲覧できるWEBページの評価を高めて、検索結果に反映するといった働きかけをします。

たとえば、PCページ(パソコン用のWEBページ)をスマートフォン上に表示したとします。すると、端末上では、フォントが極めて小さく表示されます。そのゆえに、検索ユーザーとしては、ページを閲覧するために、何度もズームやスクロールを繰り返すことになります。この環境は、「快適にページを閲覧できている」とはいえません。

そこで、まず、サイトオーナーは、SPページ(スマートフォン用のWEBページ)を用意します。そして、スマートフォンで閲覧しやすいレイアウトやフォントサイズを設定していきます。

モバイルフレンドリーを実現するうえでは、

  • レスポンシブWEBデザイン
  • ダイナミックサービング
  • セパレートタイプ

と呼ばれる技術を用いることになります。

このうち、もっとも一般的に使われている技術がレスポンシブWEBデザインです。レスポンシブWEBデザインの仕組みをざっくりと説明すると、「WEBページが端末に表示されるとき、端末のサイズにあわせて自動的に最適のレイアウトで表示する」といった技術です。

モバイルフレンドリーについてはこちら
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コアウェブバイタルの評価を高める

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは、WEBサイトが優れたユーザーエクスペリエンス(検索ユーザーの体験)を提供しているかを評価するための指標のことです。つまり、コアウェブバイタルで高スコアをマークするWEBサイトは、Googleに「ユーザーが快適に使えるサイト」と認識されているということです。

そして、コアウェブバイタイルには、下記の3つの指標があります。

指標の種類
指標の概要
LCP(Largest Contentful Paint)
ユーザーがWEBページを開いたときのページ読み込み速度を示す指標。
INP(Interaction to Next Paint)
ユーザーの操作に対するページの反応速度を示す指標。
CLS(Cumulative Layout Shift)
ページ読み込み中のレイアウトのずれを数値化した指標。

いずれかの指標のスコアが低いサイトの場合、検索ユーザーが快適にWEBページを閲覧できているとは言い難い状況にあります。

たとえば、3つの指標のうち、LCPは、ページ読み込みの速度を示す指標です。仮に、検索結果上でリンクをクリック(タップ)して、ページが端末の画面に表示されるまでに長時間かかると、検索ユーザーにストレスを与えかねません。そのため、LCPには、ページスピードのスコアに応じて、下記のようなステータスが設定されています。

  • Good(良好):2.5秒以下
  • Needs Improvement(改善が必要):2.5秒超え〜4.0秒以下
  • Poor(不良):4.0秒超え

なお、指定のサイトのコアウェブバイタルのスコアは、PageSpeed Insightsというツールにて手軽に調べられますので、試してみてください。

コアウェブバイタルについてはこちら

INSIGHTS

検索ユーザーの利便性を考慮して
サイトを運用することが大切

自社サイトがモバイル端末で使いにくい、またはコアウェブバイタルのスコアが低い場合は、改善施策を練ってください。

ここ十数年のうちに、インターネットの利用者のうち、スマートフォンからアクセスする人が激増しました。それゆえに、WEBサイトを運用する場合、モバイル対応することが前提となっている風潮があります。しかし、現実的には、モバイル端末からアクセスしたときに、ページ表示速度が低い、ページ表示時にレイアウトのずれが発生するなどといった課題を抱えるサイトが散見されます。

そこで、自社サイトがモバイルの検索ユーザー、パソコンの検索ユーザーの双方にとって、快適に利用できるかをチェックすることが求められます。サイトのコアウェブバイタルのスコアを調べる方法は、いくつかあります。簡易的に調べたいのであれば、PageSpeed Insightsを活用してみてください。そして、自社サイトの課題が判明したら、原因を突き止めてサイトを改修する必要があります。

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