SEOとSEMの違いとは?それぞれのメリット・デメリットについて解説

SEOとSEMの違いとは?

SEOとSEMは混合されがちですが、SEOはSearch Engine Optimizationの略であり検索エンジン最適化を意味し、SEMはSearch Engine Marketingの略であり検索エンジンマーケティングを意味します。

 

SEOよりもSEMの方が広い意味を持ちますが、実務ではSEMはリスティング広告のことを意味することが多いです。

 

SEOコンサルタントSEOとSEMは何が違うのか?東京SEOメーカーが解説いたします。

 

 

SEMとは

 

SEMとは

SEMとはSearch Engine Marketingの略で検索エンジンマーケティングを意味します。名称の通り、検索エンジンを用いたマーケティングのことですのでSEOもリスティング広告も含みます。

上図の赤枠に「広告」とありますが、この部分がリスティング広告にあたり、その下に表示された検索結果がSEOの部分です。

 

SEOとSEMの違い

 

SEMは検索エンジンを用いたマーケティング全般を意味しますのでSEOよりも広い意味を持ちます。ただし、慣習的にリスティング広告のことをSEMと呼ぶことも多く、この記事でも特別な指定がなければリスティング広告のことをSEMと呼ぶことにしています。

 

意味の広い順番ではWEBマーケティング > SEM > SEOになり、SEOはWEB集客方法の1つであることが明確にわかります。検索エンジンを用いた他の集約方法としてはリスティングがあり、検索エンジンを持ちいないWEB集客方法としてはディスプレイ広告やリターゲティング広告などが挙げられます。

 

ここでは特にSEOとSEMの違いを以下の6項目についてご説明します。

 

  1. クリック率
  2. 費用
  3. コントロール性
  4. 即効性
  5. ターゲティング
  6. 持続性

 

クリック率

 

検索エンジンでは基本的に上に表示されるほどクリック率が高くなる傾向があります。特にSEOで1位を取ると20%~30%のクリック率が出てきます。

対してSEMのクリック率は高くても5%程度といわれています。前述したようにSEOの1位よりもSEMの方が上位に表示されます。それでもクリック率がSEOよりも下がるのはユーザーが広告を意図的に避けているためです。

そのため、SEOで上位表示ができない場合にはSEMの方がクリック率が高いですが、検索順位が5位以上が取れるのであればSEOの方がクリック率が高い傾向が出てきます。

 

費用

 

SEMで出す広告は基本的にはオークション形式で出稿されます。予めいくらまでであれば広告費を出せるかを設定して一番高い費用を出せる企業の広告が出てきます。そのため、競合の多いキーワードでは非常に高い広告費(1クリック1,000円~3,000円以上)が掛かることがあります。

対してSEOはサイト評価やコンテンツの良し悪しで順位が決まりますので検索順位を維持するために費用はかかりません。ただし、コンテンツ作成費用にコストがかかったり、サイト運営費用がかかりますので初期投資は必要ですが一度軌道に乗ればコストをかけずにWEB集客が可能です。

 

コントロール性

 

表示場所をコントロールするという点ではSEMは非常に優れています。資力は必要ですがお金をかければ検索の最上位に広告を出すことも可能です。キーワードによってはどうしても目立つ場所に広告を出したいという際にはSEOでは実現できません。

コントロール性という意味ではSEOは非常に難しいのが難点です。

 

即効性

 

SEOは実施して効果が出るまでに半年~1年程度かかることもよくあります。しかし、SEMでは広告審査さえ通れば即日検索結果の最上位に表示することも可能です。

即効性を求める施策ではSEMの方がSEOよりも優れています。

 

ターゲティング

 

SEOはキーワードに対してサイト設計やコンテンツ作成を行います。そのため、どのようなユーザーが入ってくるかまでは指定できません。対してSEMはどのような属性を持ったユーザーに対して広告を配信するかを設定できます。

SEMはターゲティングできるため、無駄な広告を出さずに済むという点でも優れています。

 

持続性

 

SEOは一度検索上位を取ると大変動がない限りある程度の順位を維持することができますが、SEMでは広告を出すことをやめると同時に表示がなくなります。

 

 

SEOとSEM比較

 

SEOとSEMの違いを比較すると次のようになります。

SEOSEM
クリック率高い低い
費用かからないかかる
コントロール不可可能
即効性ないある
ターゲティング不可可能
持続性長い短い

 

SEOとSEMそれぞれのメリット

 

SEOとSEMの違いで説明したように、どちらが優れているというよりもそれぞれに特徴があります。

SEOのメリットはクリック率が高く、費用をかけなくても持続性が長いことです。対してSEMのメリットはターゲットを絞って検索結果の上位に表示することができる確実性と出稿と同時に結果に出すことができる即効性があることです。

 

SEOとSEMの使い分け

 

SEOとSEMでは目的が異なりますのでうまく使い分ける必要があります。短期的な効果を求めるのであればSEM、長期的な施策であればSEOが推奨されます。

しかし、SEOで成功してもSEMが無駄になることはありませんし、SEMで広告を出す間にSEOの準備をする必要があるため、両方を同時に行うことでより高い効果を出すことができます。

 

短期ならばSEM

 

即効性があるため短期的にはSEMによるリスティング広告が効果的です。しかし、リスティング広告はコストがかかり続けるという難点があります。将来的に集客コストを下げたいという場合にはSEOは大変優れた施策ですので早い段階でSEOの準備に取り組み将来的には広告費を下げつつ集客できるのが理想です。

 

長期ならばSEO

 

SEOは始めても成功までに時間がかかるのがデメリットです。キーワードの難易度によっては半年~1年程度かかりますし、本当に難しいキーワードでは年単位での時間が必要です。検索上位に表示されるまでは集客は見込めませんので、その間はリスティング広告に頼り徐々にSEOにシフトすることでサービス開始当初から安定して集客をすることができるようになります。

【余談】キーワードプランナーを使うためには
SEO、SEMとは本来は関係ないところではありますが、SEOでキーワードの検索ボリュームを調べるツールとしてキーワードプランナーがあります。キーワードプランナーはキーワード戦略を立てる上で非常に有用なツールですがリスティング広告を出していないと検索ボリュームの概数しかわからないのが難点です。リスティング広告さえ出せば具体的な検索ボリュームを知ることができますので、その意味でもSEOとSEMを同時に展開する意味があります。

まとめ

SEOコンサルタントSEO対策を始める前に、SEMのリスティング広告で様々なキーワードで広告出稿してどのキーワードでのコンバージョンがあるか検証すると良いです。SEMを通して、今後のサイトの対策キーワードを決めていくと良いです。また、SEO対策でサイトへ訪問したユーザーへのリターゲティング広告も出稿が可能ですので、問い合わせのコンバージョンまで持っていくには、SEMとSEOの施策の両方が必要になってくるでしょう。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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