コンテンツマーケティングの記事制作のやり方は?ポイントや外注について

コンテンツマーケティングの記事制作のやり方はコンテンツマーケティングの実施にあたって、一番考えるべきは記事の制作です。インターネットの検索ユーザーに見てもらい、成約までつなげる記事の制作にはポイントがあります。

 

SEOコンサルタントそこで今回は、コンテンツマーケティングにおける記事制作の具体的なやり方やポイントなどを紹介しています。記事を制作しようと考えている企業は、ぜひ参考にしてください。

 

コンテンツマーケティングにおける記事制作のやり方

 

コンテンツマーケティングにおける具体的な記事の制作手順は、次のとおりです。

 

<記事の制作手順>

  1. 検索キーワードを洗い出す
  2. キーワードに基づき構成を作成する
  3. 構成に必要な情報をリサーチする
  4. 構成に基づいて執筆する
  5. 自社サイトで公開する

各手順について、詳しく解説します。

 

検索キーワードを洗い出す

 

記事を書く前に、まずは検索キーワードを洗い出します。検索キーワードとは、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索ボックスに入力するキーワードです。たとえば「パソコン 買い方」などが検索キーワードに該当します。

 

検索キーワードを洗い出すには、まずメディアが設定した「ペルソナ」が検索しそうなキーワードを洗い出します。ペルソナとは、自社商品のターゲットとなる架空の個人です。たとえば「パソコンの修理業者」が記事の制作を考えるとき、次のようなキーワードを想定できます。

 

<「パソコンの修理業者」が設定できるキーワード>

  • パソコン 壊れた
  • パソコン 動かない
  • パソコン 直したい など

こうしてペルソナが検索しそうなキーワードを洗い出したあと、キーワードプランナーを使ってキーワードを広げていきます。キーワードプランナーとは、Google広告用のキーワード抽出ツールです。無料でも利用できますが、Google広告を出稿して広告費を支払うことで、より詳細な分析が可能になります。

 

キーワードプランナーは、コンテンツマーケティングの記事制作でも便利なツールです。上記のキーワードをキーワードプランナーの「新しいキーワードを入力すると、関連するキーワードの候補」を洗い出せます。

 

このようにして、メディアが記事を制作するキーワードをなるべく多く洗い出していきます。

 

関連記事:ペルソナとは?マーケティングに必要な理由と設定方法

 

キーワードに基づき構成を作成する

 

キーワードを洗い出したあとは、構成を作成します。構成とは、文章を書く前に流れを決める「記事の型」です。いわば記事の目次を先につくるのが、構成を作成する行為です。

 

構成を制作する際に意識するのは「検索意図」です。検索意図とは、GoogleやYahoo!で検索する際に、検索ユーザーの裏側にある深層心理です。たとえば「パソコン 壊れた」と検索するユーザーには、次のような検索意図があると推測できます。

 

 

<「パソコン 壊れた」で検索する意図>

  • パソコンが壊れた原因を知りたい
  • 壊れたパソコンの対処法を知りたい
  • パソコンを修理に出すべきか知りたい

このような検索意図に応えるように、構成をつくっていきます。

 

<「パソコン 壊れた」の構成例>

  • パソコンが故障した原因とは
  • パソコンが壊れたときの対処法
  • あなたのパソコンは修理に出すべきか?

このように検索意図から構成をつくることで、検索ユーザーの悩みに応えるコンテンツをつくれるようになります。

 

なお、最初から記事を書こうとするのはおすすめしません。なぜなら最初から記事を書いてしまうと、内容に”芯”がなくなり、なにを書くべきか伝わらないコンテンツになってしまうからです。最初から構成をつくり、書く内容を決めてから制作するようにしましょう。

 

構成に必要な情報をリサーチする

 

構成を決めたあとは、制作に必要な情報をリサーチします。リサーチには、次のような方法があります。

 

<リサーチの方法>

  • 官公庁や地方公共団体が出している情報を調べる
  • 公式ホームページが出している情報を調べる
  • 参考図書を調べる(紙で出版している本が望ましい)
  • アンケートを実施する
  • インタビューする など

情報はなるべく一次情報から調べるようにしましょう。Web上で記事を執筆するにあたって、ほかのメディアの記事の情報をそのまま使うことがよくありますが、それはおすすめしません。なぜならWeb上の記事は、間違っている可能性が高いからです。

 

官公庁や地方公共団体、公式ホームページの情報、あるいは情報の正しさを厳しくチェックしている書籍からリサーチするのがおすすめです。

 

また調べても出てこない情報は、自ら調べるのもおすすめです。たとえばインターネット上でアンケートを実施したり、有識者にインタビューしたりする方法があります。

 

構成に基づいて執筆する

 

構成とリサーチが完了すれば、あとは執筆するだけです。正しい文章を意識して記事を執筆しましょう。

 

また文字情報だけにこだわる必要はありません。必要に応じて画像を作成したり、動画を作ってみたりしましょう。文字だけだと読むのに疲れてしまうユーザーも多いので、適宜視覚的なサポートを入れるのもおすすめです。

 

また執筆していて情報が不足するケースもあるでしょう。そのときは一度執筆を止めて、書けるようになるまでリサーチしてみてください。記事の制作が進まない一番の原因は「情報不足」です。

 

自社サイトで公開する

 

記事を制作したあとは、最後に自社サイトで公開します。

 

ちなみに、WordPressのようなCMSで自社サイトを管理している場合は、WordやGoogleドキュメントで作成した記事をコピーしてCMSの記事投稿画面に貼り付けるのがおすすめです。

 

CMSやテーマによっては、直接投稿するには向いていないことがあります。一方で、WordやGoogleドキュメントなどは記事を書くのに向いており、また全体を俯瞰しやすいのでおすすめです。

 

記事制作で重要なポイント

 

コンテンツマーケティングにおいて、記事制作で重要なポイントを3つ紹介します。

 

検索意図に応えるコンテンツをつくる

 

Web上の記事で検索結果の上位表示を目指し流入を増やす「コンテンツSEO」においては、なにより検索意図に応える記事をつくることが大切です。なぜならインターネット上で検索するユーザーには何かしらの不安や知らないことを抱えているからです。

 

そこでユーザーの悩みや知らない情報を解決するためにあるのが、記事です。自社に都合のよい情報だけを載せた記事は、往々にして検索ユーザーに刺さらないので、コンテンツマーケティングが成功することはないでしょう。

 

カスタマージャーニーマップに合わせてコンテンツをつくる

 

コンテンツマーケティングでは、カスタマージャーニーマップに基づいて記事を制作するのがポイントです。カスタマージャーニーマップとは、市場においてペルソナの動きを可視化したものです。

 

顧客は自社商品を購入するまでに、次のような流れをたどっています。

 

<カスタマージャーニーマップの流れ(自社からの視点)>

  • 認知…インターネットやSNSなどで自社商品を知る
  • 情報収集…購入に必要な情報を調べる
  • 比較・検討…ほかの商品と比較して、どの商品を購入するのか検討する
  • 購入…数ある商品のなかから自社商品を購入する

このようにペルソナは「認知」「情報収集」「比較・検討」の流れを経て「購入」にたどりつきます。記事制作の際は、ペルソナがこの4つの段階のどこにいるのかを明確にし、そのカスタマージャーニーマップに合ったコンテンツをつくるように意識しましょう。

 

適切なタイミングで自社商品をアピールする

 

コンテンツマーケティングにおいては「自ら売らない」ことにフォーカスされがちですが、それはまったく自社商品をアピールしないということではありません。適切なタイミングで商品をアピールするのも重要です。

 

コンテンツごとに商品をアピールするかどうかを判断するのに役立つのが、先ほどのカスタマージャーニーマップです。「認知」「情報収集」「比較・検討」「購入」のうち後ろの段階にいる顧客ほど、自社商品の情報を増やしていくのがおすすめです。

 

記事制作は外注できる

 

コンテンツマーケティングを始めようと思って記事の制作を考えていても、社内にリソースが不足する企業が大半でしょう。リソースが不足する状態でもコンテンツマーケティングを実施したいときは、記事の制作を外注するのがおすすめです。

 

記事制作の外注先は、主に「コンテンツ制作会社」と「個人ライター」の2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。

 

担当者メリットデメリット
コンテンツ制作会社・自社サイトにあったライターを用意してくれる

・企画立案からSEOコンサルまで巻き取ってくれるところも多い

・個人ライターに比べて費用が高い

・少数の発注ができないケースがある

個人ライター・コンテンツ制作会社に比べて費用が安い

・自社の要望に柔軟に対応してくれる

・ライターによって質が左右される

・ライターを探す手間がある

 

記事制作を外注するメリット

 

記事の制作を外注するメリットについて見ていきましょう。

 

リソース不足でもコンテンツマーケティングができる

 

記事制作を外注すれば、当然社内でリソースが不足する場合でも、コンテンツマーケティングを実施することが可能です。コンテンツマーケティングを実施しようと考えた場合、たいていの企業ではリソースが不足するでしょう。

 

記事の制作を依頼すれば、自社はコンテンツの最終確認だけすればよいので、最小限のリソースでコンテンツマーケティングが実施可能です。

 

専門のライターを用意してくれる(コンテンツ制作会社の場合)

 

コンテンツ制作会社に記事の制作を依頼すると、自社のメディアに合った専用のライターを用意してくれます。自社でライターを探す手間が省けるので、特にリソースが不足する企業におすすめです。

 

記事制作にあたって、ライターによって質がかなり左右されます。質の良いライターを探すこと自体が難しく、ノウハウのない企業が見つけるのは困難でしょう。

 

コンテンツ制作会社によっては、すでに質のよいライターを抱えている、または見極めるノウハウをもっています。質のよい記事制作を依頼したい場合は、コンテンツ制作会社に依頼するとよいでしょう。

 

SEOに適したコンテンツを制作できる

 

コンテンツSEOにおいては、SEOを意識した記事の制作が重要です。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、検索結果から上位表示を目指す施策を指します。

 

SEOを意識した記事には「検索意図に応える」「サジェストキーワードを意識する」など、専門の知識が必要になります。SEOを意識した記事を書けない場合、上位表示が難しいケースもあります。

 

そこでコンテンツ制作会社やSEOができる個人ライターに依頼することで、検索結果の上位に表示されるための記事制作をしてもらえます。自社にSEOのノウハウがない場合は、外注するのがおすすめです。

 

記事制作を外注するデメリット

 

続いて、記事の制作を外注するデメリットについて紹介します。

 

質の担保が難しい

 

ライターの質の担保は、記事制作における最大の課題です。コンテンツ制作会社のほうがライターの質を確保しやすいですが、それでも外注先によっては質のよい書き手をもっていないケースもあります。

 

コンテンツ制作会社によっては記事制作をライターに丸投げしているケースもあり、大して編集せずに納品する企業もいます。実はコンテンツ制作でも、外注先の選定には細心の注意が必要です。

 

個人ライターを探すにしても、ノウハウのない企業が質のよい書き手を探すのは困難です。このように、記事の制作において質の担保に苦心する点は、あらかじめ理解しておいたほうがいいでしょう。

 

必ずしも成果が出るとは限らない

 

記事の制作を依頼したからといって、必ずしも成果を出せるとは限りません。なぜならインターネット検索において検索結果の順番を決めているのは「Googleのアルゴリズム」で、そこに絶対の方法はないからです。

 

検索結果の順番を決めているのは、Googleの200以上からなるアルゴリズムに基づいています。「●●をすれば記事を上位表示できる」という絶対の方法はなく、アクセス解析や改善を通じて、地道に上位表示していくしかないのです。

 

「記事の制作を依頼したから必ず成果が出る」というものでもありません。そのため記事の制作を外注したからといって丸投げするのではなく、自社でも細かく成果を確認するようにしましょう。

 

記事制作の費用相場

 

記事の制作を外注するにあたって、記事の相場は「記事単価」もしくは「文字単価」の2つの方法で費用を計算します。ここでは相場がわかりやすいように、1文字あたりの単価で計算する「文字単価」で費用相場を見てみましょう。

 

担当者費用相場
コンテンツ制作会社1文字10円~(場合によっては100円も)
個人ライター1文字1~10円

 

コンテンツ制作会社は「ライターの選定」や「編集作業」などを巻き取ってくれるため、費用は高くなります。質の高い記事納品を望む場合は、コンテンツ制作会社に依頼するのがおすすめです。

 

一方で予算を抑えながらも、記事の制作を外注したい場合は直接個人ライターに依頼するのがぴったりです。自社で個人ライターを探せる場合、コンテンツ制作会社に比べて柔軟に動ける書き手を確保できるのはメリットとなります。

 

SEOコンサルタント【まとめ】コンテンツマーケティングにおいて、記事の制作をするには「検索意図に応えるコンテンツづくり」が必須です。常に検索ユーザーが「なにに悩みや不安を抱えているか」を考え、それを解決する記事の制作を意識しましょう。

 

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この記事を書いた人

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。