ダーツ場やダーツ用品の販売店舗のWEB戦略について効果的な手法を解説
2020年から2022年にかけて、コロナ禍の影響でダーツのプレイ人口が減少しました。しかし、その後はダーツ人口が回復していって、コロナ禍以前の水準を大きく上回るほどに達しています。つまり、新規でダーツを楽しむ人が増えてきているということです。
ダーツビジネスを手がける事業者としては、こうした新規層を集客するチャンスといえます。そのためにも、SEO対策を中心としたWEB施策を強化することが大切です。
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ダーツビジネスのSEO対策について解説します。ダーツ場やダーツ用品の販売店舗を運営する方は、本記事を読んで集客施策に役立ててください。
ダーツビジネスでSEO対策すべき理由
近年では、ダーツのプレイ人口が右肩上がりで増えていることがわかっています。そのため、ダーツ場やダーツ用品を販売する事業者としては、新規のダーツプレイヤーを店舗に集客することが大切です。そこで重要になるのが、WEB施策の軸になるSEO対策です。
2025年には、ダーツ人口が700万人近くにまで上昇している
ダーツマシンの開発や販売を手がける株式会社ダーツライブは、ダーツに関する市場調査を実施し、その結果を2025年6月に発表しました。それによると、近年では、ダーツの競技人口が右肩上がりで伸びているとのことです。
| 集計時期 | ダーツのプレイ人口 |
| 2019年 | 約524万人 |
| 〜 | |
| 2021年 | 約494万人 |
| 2022年 | 約522万人 |
| 2023年 | 約595万人 |
| 2024年 | 約650万人 |
| 2025年 | 約693万人 |
※ダーツのプレイ人口は、年内に1度でもダーツをプレイした経験を持つ総数
ダーツ人口の推移をみてみると、コロナ禍の影響で、2020年から2021年にかけては落ち込んでいます。しかし、2022年以降には回復しはじめ、その後は右肩上がりで増加しています。そして、2025年には、コロナ禍以前の水準を大きく上回っています。なお、この数値は、日本人の18人に1人は、1年以内にダーツをプレイしたという計算になります。
さらに、2025年時点のダーツ人口を世代別にみると、15〜19歳、20〜24歳のボリュームが多く、主にZ世代にダーツが支持されている様子がうかがえます。また、この結果は、2024年時点のものと同様となっていることから、Z世代が継続してダーツを楽しんでいることもわかっています。
ダーツビジネス向けのSEOキーワードの例
まず、ダーツ場の店舗サイトでは、ダーツのルールやテクニックに関するキーワード、店舗の地域キーワードを設定することが大切です。また、ダーツ用品の販売サイトにおいては、ダーツ用品のアイテム名をキーワードとして扱ってください。
関連記事:SEOキーワードの選び方とは?WEB集客に成功する効果的なキーワード選定のコツなどを徹底解説!
※本項目で記載する月間検索件数は、2025年8月単体のもの。また、検索結果(SERPs)は、2025年10月調べで、原則として位置情報が東京都内のものです
ダーツビジネスの種類
ダーツのプレイできる店舗には、ダーツ場のほか、ダーツバーやダーツカフェ、総合アミューズメント施設と、さまざまあります。
そして、このうち、ダーツバーに関しては、主にアルコールを飲みながらワイワイ楽しく仲間とプレイすることを目的に利用されます。そこで、検索ユーザーは、自身のプレイスタイルにあわせて、次のようなキーワードで検索します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツ | 検索件数:368,000
検索結果:ECページ / 解説記事 |
| ダーツ場 | 検索件数:135,000
検索結果:まとめページ / ダーツ場の案内ページ / 比較・ランキング記事 / 解説記事 |
| ダーツバー | 検索件数:135,000
検索結果:まとめページ / ダーツ場の案内ページ |
| ダーツ ビリヤード | 検索件数:4,400
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 |
| ダーツカフェ | 検索件数:1,000
検索結果:ダーツ場の案内ページ |
それぞれのキーワードによって、検索結果に違いがみられました。まず、店舗を指す「ダーツ場」や「ダーツバー」などのキーワードでは、ダーツ場の案内ページ、ダーツ場の情報をまとめたページなどがランクインしています。その一方で、店舗を指定しない「ダーツ」では、ダーツ用品を販売するECページが上位表示していました。
事例キーワードのうち、「ダーツ場」の結果を詳しくみてみると、ダーツ場の情報をまとめたページがもっとも目立ち、次いで、ダーツ場の案内ページが露出しています。
そして、ダーツ場の案内ページとしては、ダーツスタジアムやダーツしもきたといったダーツ場のほか、コビービリヤードやラウンドワンのように複数の競技を楽しめる施設もランクインしています。
ダーツをプレイするためには、専用のダーツ用品が必要です。こうしたアイテムを揃えるうえで、検索ユーザーは次のようなキーワードを用います。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツショップ | 検索件数:22,200
検索結果:ECページ / ダーツショップの案内ページ |
| ダーツ屋 | 検索件数:5,400
検索結果:ECページ / ダーツショップの案内ページ / 比較・ランキング記事 / まとめページ |
検索結果では、ダーツ用品を扱うECページが並んでいます。このほか、一部でダーツショップの案内ページやランキング記事などの姿がみられました。
この結果からは、検索ユーザーは、事例のキーワードにおいて、「ダーツ用品を購入したい」という検索意図が大半を占めていることが推測できます。そのため、ダーツ用品をEC販売する事業者としては、非常に重要なキーワードといえます。
ダーツの基本ルールやテクニックに関するキーワード
ダーツには、他のスポーツ競技と同様にルールが設けられています。ただし、ダーツ初心者にとっては、馴染みの薄い用語も多々あります。そのため、検索ユーザーは、下記のように、ダーツのルールに関連するキーワードで調べごとをします。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツ ルール | 検索件数:12,100
検索結果:解説記事 |
| ダーツ クリケット ルール | 検索件数:6,600
検索結果:解説記事 |
| ブル ダーツ | 検索件数:4,400
検索結果:解説記事 / ダーツ場の案内ページ |
| ダーツ 点数 | 検索件数:2,400
検索結果:解説記事 |
| ダーツ ゼロワン | 検索件数:720
検索結果:解説記事 / ダーツ教室の案内ページ |
検索結果では、ほぼすべての上位枠が解説記事で埋まっています。こうした結果になっている理由は、事例のキーワードに「ダーツのやり方を知りたい」という検索意図が含まれているためです。
そして、解説記事の配信元をみてみると、一般的なポータルサイトのほか、ダーツビジネスを展開する事業者サイトが散見されました。
具体的には、ダーツの世界大会のTHE WORLDの公式サイトやダーツ検索サイトのDARTSLIVE(ダーツライブ)、ダーツ専門通販のTiTO(ティト)、総合アミューズメント店舗のBAGUS(バグース)と、ダーツに関わるさまざまな事業者が入り乱れています。また、事例のキーワードでは、検索ボリュームも大きくなる傾向がみられます。
また、ダーツをはじめて間もないプレイヤーは、ダーツが上達するためのヒントとなる情報を求めています。そこで、検索ユーザーは、ダーツのテクニックに関連するキーワードで情報を探します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツ 投げ方 | 検索件数:12,100
検索結果:解説記事 |
| ダーツ 持ち方 | 検索件数:6,600
検索結果:解説記事 |
| ダーツ コツ | 検索件数:4,400
検索結果:解説記事 / 動画ページ |
| ダーツ 初心者 | 検索件数:1,300
検索結果:解説記事 |
| ダーツ 練習 | 検索件数:1,000
検索結果:解説記事 / ECページ |
検索結果をみると、ダーツの基本ルールのキーワードと同様に、1ページ目の枠が解説記事で占められています。
ただし、「ダーツを投げるときの動き方」を解説する都合上、視覚的に理解しやすい動画ページの露出もみられました。いずれにせよ、ダーツビジネスを展開する事業者のサイトとしては、ダーツの知見を活かしたコラム記事を配信することがSEO対策として重要とわかります。
ダーツ用品の種類【ダーツ用品販売の場合】
ダーツのプレイヤーになって慣れてくると、いわゆる「マイダーツ」のように、自身専用のダーツの周辺用品を所持する人もいます。
そして、ダーツの矢は、バレル、フライト、シャフト、チップの4つの部位から構成されていることから、それぞれを揃えることになります。また、ダーツの矢を収納するケース、練習用のダーツボートを購入するケースもあります。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツ バレル | 検索件数:8,100
検索結果:ECページ / 解説記事 |
| ダーツ ボード | 検索件数:6,600
検索結果:ECページ / ダーツボードの案内ページ / 比較・ランキング記事 / 解説記事 |
| ダーツ ケース | 検索件数:5,400
検索結果:ECページ / 比較・ランキング記事 |
| ダーツ フライト | 検索件数:4,400
検索結果:ECページ / 解説記事 |
| ダーツ シャフト | 検索件数:2,900
検索結果:ECページ / 解説記事 / 比較・ランキング記事 |
| ダーツ チップ | 検索件数:1,600
検索結果:ECページ / 解説記事 / 比較・ランキング記事 |
検索結果では、ダーツ用品専門のECページがもっとも目立っています。このほかでは、解説記事やランキング記事が上位表示しています。まず、ECページとしては、DARTS HiVe(ダーツハイブ)やTiTO(ティト)、MAXIMといった、ダーツ専門の通販ショップが並んでいます。
その一方で、上位表示している解説記事は、主に、「バレルの選び方」のように検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツとなっています。
記事の内容をみてみると、バレルを選択する基準やポイントを紹介しつつ、おすすめのバレルをピックアップして紹介するものが散見されます。そのため、実質的には、人気バレルを紹介するランキング記事と同様の役割を果たしています。
ダーツ場の地域キーワード【ダーツ場の場合】
ダーツ場は、利用者にとって生活圏内であることが理想です。そのため、ダーツをプレイすることを検討している人は、下記のように地域キーワードを交えてダーツ場を探します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| 新宿 ダーツバー | 検索件数:9,900
検索結果:比較・ランキング記事 / ダーツ場の案内ページ / まとめページ |
| 横浜 ダーツバー | 検索件数:5,400
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 |
| ダーツバー 梅田 | 検索件数:4,400
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 |
| 津田沼 ダーツ | 検索件数:720
検索結果:まとめページ / ダーツ場の案内ページ / 比較・ランキング記事 |
| つくば ダーツ | 検索件数:390
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 |
検索結果では、ダーツ場の案内ページ、まとめページ、ランキング記事がほぼ均等に露出しています。また、都会になるにつれ、「ダーツバー」を含むキーワードの検索ボリュームが高まる傾向がみられ、その人気ぶりがうかがえます。
具体的に上位表示している店舗を挙げると、「新宿 ダーツバー」のキーワードでは、ダイニングダーツバーBee 新宿店やバグース 新宿西口店、REGALO(レガロ) 新宿東口店と、チェーン展開している店舗が露出しています。
このうち、REGALO(レガロ) 新宿東口店のサイトの作りをみてみると、店舗ごとにディレクトリを設けています。たとえば、新宿東口店と海浜幕張店のサイトと見比べると、全体的なサイトデザインやレイアウトが統一されていることがわかります。
ただし、メインビジュアルに使用している店内のイメージ画像、店舗に対するレビュー、店舗案内、料金体系などの情報が差別化されています。こうした作りにすることで、検索ユーザーが店舗の詳しい情報を閲覧できるように工夫をしています。
また、サイトタイトルに地域名を設定することになりますので、SEO対策面でも効果的なテクニックといえます。ただし、複数のディレクトリを作成し、サイトタイトルだけ変更したコピーコンテンツを設置すると、Google検索エンジンのスパムポリシー違反に抵触する恐れがあるため注意してください。
また、検索ユーザーは、ダーツ場の特徴を指定して、次のようなキーワードを用いるケースもあります。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ダーツ 投げ放題 | 検索件数:3,600
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 |
| ダーツ 個室 | 検索件数:1,900
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ |
| ダーツバー 飲み放題 | 検索件数:260
検索結果:ダーツ場の案内ページ / まとめページ |
ダーツビジネスで効果的なWEB集客の手法
ダーツビジネスにおいては、下記のようなWEB施策が効果的です。
- LLMO対策で生成AIユーザーを集客する
- ポータルサイトにダーツ場の情報を掲載する
- Youtube動画でダーツのコツを伝える
- MEO対策で検索マップに登録する【ダーツ場やダーツ用品店舗の場合】
- データベース型サイトを構築する【ダーツ用品のEC販売の場合】
LLMO対策で生成AIユーザーを集客する
LLMO対策とは、生成AIチャットサービスの回答テキストに自社サイトのコンテンツを引用させるための施策のことです。
近年では、大規模言語モデル(LLM)の技術が発展していて、生成AIの利用者が増加しています。そして、Google検索エンジンにおいても、2025年9月から生成AIチャットサービスの「AIモデル」の導入を開始しています。こうした背景から、今後は、SEO対策とあわせて、LLMO対策を進めることが推奨されています。
Youtube動画でダーツのコツを伝える
ダーツで上達したい人は、ダーツのコツやテクニックの情報を求めています。そして、ダーツのコツを伝えるうえでは、動き方を視覚的に理解しやすい動画コンテンツを利用すると効果的です。
東京都世田谷区に店舗を構えるDarts Cafe UNO(ダーツカフェウノ)は、YoutubeチャンネルのUNO CHANNELを設置し、ダーツの情報を配信しています。そして、下記は、ダーツを投げる際のテクニックを紹介する動画コンテンツです。
この動画は、11万回再生に達していて(2025年10月現在)、複数のコメントが寄せられています。コメントの内容としては、「参考になった」といったものが大半を占めていて、ダーツのプレイヤーにコンテンツとしての価値を提供することに成功しています。
また、ダーツ場は、大人の遊び場のイメージがあることから、一部では「ダーツに興味があるけれども入店しにくい」という感情を持っている人がいます。ダーツ動画の配信で店内の雰囲気やスタッフの人となりを伝えることで、こうしたユーザー層にアプローチできるメリットもあります。
MEO対策を用いて、検索マップに店舗情報を登録する【ダーツ場・店舗の場合】
MEO対策とは、Googleマップをはじめとする検索マップに店舗や施設の情報を登録するとともに、店舗情報の露出を高める施策のことです。この施策により、検索マップを利用して店舗を探す見込み顧客にリーチできます。
具体的な作業としては、Googleビジネスプロフィールと呼ばれるツールを用います。店舗名、サイトURL、電話番号など、店舗の基本情報を登録することで、Googleマップに店舗情報が掲載されるようになります。
ポータルサイトに店舗情報を掲載する【ダーツ場・店舗の場合】
ダーツ場の関連キーワードで検索すると、ポータルサイトのまとめページが上位に表示されるケースが多々あります。それゆえに、こうしたサイトにダーツ場の店舗情報を掲載できると、集客効果を見込めます。まず、ダーツ場の情報を扱う専門メディアとしては、次のようなものが挙げられます。
また、ダーツバーやダーツカフェのように飲食物が提供される店舗の場合、次のような外食系のポータルサイトに掲載されることがあります。
データベース型サイトを構築する【ダーツ用品のEC販売の場合】
データベース型サイトとは、入力したデータをもとにして、WEBページを自動生成するシステムを導入したサイトのことです。
ダーツ用品を販売するECサイトの場合、商品の個別ページを用意する必要があるので、大規模なサイトになりがちです。そこで、データベース型サイトを導入することで、サイト運用や管理の面で作業員の工数を大幅に削減できます。
>>東京SEOメーカーの大規模・データベース型サイトの構築サービス
ダーツビジネスにおけるSEO対策のよくある質問
ダーツビジネスのSEO対策に関する、よくある質問をまとめています。
Q:ダーツ場の集客には、どのようなSEO対策が効果的ですか?
Answer)ダーツ場に集客をするうえでは、ローカルSEOがもっとも重要です。具体的には、地域キーワードの設定、検索マップに掲載するためのMEO対策の2つの施策が挙げられます。
Q:ダーツ用品の販売を促すためには、どのようなSEO対策が効果的ですか?
Answer)ダーツ用品の販売方法によって、適切なSEO対策が異なります。まず、ECサイトで販売するケースでは、データベース型サイトを導入することになります。その関係で、サイト構造の緻密な設計が必要となることから、SEO内部対策の優先度が高まります。その一方で、実店舗で販売するケースでは、ローカルSEOを優先してください。
Q:ダーツビジネスのSEO対策がうまくいかないときは?
Answer)SEO対策の専門会社に相談してください。
東京SEOメーカー(本サイト)は、これまでに2,000社以上の企業にWEB施策を提供してきた実績があります。ダーツビジネスで重要なローカルSEOやデータベース型サイトの構築、SEO内部対策においても、多数の成功事例があります。まずは、下記リンク先のフォームよりお問い合わせください。
まとめ
コロナ禍の影響で減少したダーツ人口ですが、2025年現在ではコロナ禍以前の水準を大きく上回っています。そして、ダーツ人口の内訳をみると、Z世代の割合が高く、継続してダーツを楽しんでいることがわかっています。
つまり、ダーツ場の運営やダーツ用品を販売する事業者としては、新規の顧客を確保するタイミングが来ている状況といえます。そこで重要になるのが、SEO対策を中心としたWEB施策を強化することです。
これから、本格的にSEO対策の導入を検討している方は、SEO対策の専門会社に相談してみてください。





