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【2026年最新】WebP(ウェッピー)とは?メリット・作り方・ブラウザ対応状況を徹底解説

次世代画像フォーマットWebPとは?WebPの作り方と使い方を解説SEO対策において、サイトの表示速度は「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」の評価に直結する極めて重要な要素です。中でも画像ファイルの最適化は、ページの読み込み負荷を軽減し、ユーザー体験を向上させるための最も即効性のある施策といえます。

本記事では、Googleが推奨する次世代画像フォーマット「WebP(ウェッピー)」について、2026年現在の最新状況に基づき解説します。かつては一部のブラウザでの非対応が導入の障壁となっていましたが、現在はすべての主要ブラウザがWebPをフルサポートしています。

本記事を読めば、WebPを導入するメリットや他形式との違い、そして最新の変換ツールや実装ノウハウまで、サイト運営に欠かせない知識を体系的に学ぶことができます。

 

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アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志

監修者

アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志国内海外webマーケティングのエキスパート

SEOコンサルティング

WebP(ウェッピー)とは?Googleが推奨する次世代画像フォーマット

webp

WebPとは、画像形式のことで「ウェッピー」と読み、拡張子は「.webp」と表記されます。2010年にGoogleが発表しました。

参照:WebP, a new image format for the Web

 

インターネット上での画像フォーマットは大きくJPG、PNG、GIFの3つになっています。透過したい場合にはPNGを用いたり、アニメーションを使う場合にはGIFを使ったりすることがよくあります。

しかし、画像ファイルも常に新しいフォーマットが出続けています。特に次世代画像フォーマットと呼ばれるWebP(ウェッピー)はJPG、PNG、GIFのいずれよりも圧縮率が高く、WEBページの表示速度向上にも使えるということで注目されています。

WebP(ウェッピー)とは、Googleが開発している画像フォーマットで、ファイル拡張子は「.webp」です。JPEGやPNGよりも圧縮率が高いため、WEBページの表示速度改善が期待できる画像フォーマットです。

WebPの圧縮形式はJPGと同様に非可逆圧縮ですが、PNGと同様に背景の透過ができるという大きな特徴があります。また、GIFのようなアニメーションにも対応している非常に多機能な画像フォーマットになっています。

SEO的にもWEBページの表示速度が上がることでUX(ユーザー体験)向上が見込めますし、Page Speed Insightsでも表示速度向上のために推奨しているように高い信頼性があります。

 

次世代フォーマットでの画像配信

なお、Page Speed InsightsではWebP以外にもJPEG2000やJPEG XRも推奨していますが、後述するブラウザへの対応状況から必ずしもおすすめできないのが現状です。

 

WebP導入によるSEO効果:表示速度改善が検索順位に与える影響

SEOを意識する際にはユーザー体験を考える必要があります。記事はユーザーのために作っている以上は可能な限りわかりやすくすることが求められますので、必然的に画像を用いて視覚的なリッチなページが必要になってきます。

適切な画像を記事の中に入れることもサイト評価に繋がりますが、画像を入れるということはページの表示速度がそれだけ遅くなるということです。ページ速度の改善という意味では不要な画像を削除するということも必要ですが、よりリッチなコンテンツを求める場合には画像の圧縮をすることで大きく改善する可能性があります。

また、以前はGoogleのアルゴリズムではページ表示速度が早いことは検索順位には繋がらないとしていました。しかし、最近では、Googleはモバイルファーストを提言し、ページスピードも特にモバイルでは重要視されています。ページ表示速度が極端に遅い場合には検索順位に繋がることがありますのでSEOの観点からも表示速度改善は必須といえます。

 

東京SEOメーカートップ画像
では実際の圧縮率がどの程度あるのかを上の画像を圧縮して試してみます。よく画像圧縮ではTinyPNGが用いられますので、TinyPNGによる圧縮と後述するSquooshというツールによる圧縮を比較しました。

 

元画像 TinyPNGによる圧縮 WebPによる圧縮
1.42MB 457KB 179KB

上表を見てわかるようにTinyPNGを使うだけでも70%近い圧縮を行うことができましたが、WebPにすることで約88%の圧縮に成功しています。

画像1枚だけであれば表示速度が大きく変わることはありませんが、画像が多くなればなるほどWebPにすることで大きな恩恵を受けられることがわかります。

 

WebPの主な特徴:高画質と軽量化を両立する仕組み

Webpは高画質で鮮明な画質を維持したまま、高圧縮をかけたり、動画対応をしていたりなどの以下の特徴があります。

 

  • 高い圧縮率と同等の画質を両立
  • 可逆圧縮と非可逆圧縮を選択可能
  • 静止画だけでなく動画にも利用可能

 

それぞれ詳しく説明します。

 

高い圧縮率と画質を両立

従来は、大きなファイルサイズの画像を高圧縮すると、画質が劣化し、粗くなることがよくあります。また、画像を何度も編集して保存すると、画質が劣化することがあります。WebPでは、高い圧縮率を実現しながら画質を保ち、軽量化したまま保存することが可能です。

 

可逆圧縮と非可逆圧縮を選択可能

画像のサイズを小さくして圧縮する方法には、「可逆圧縮」と「非可逆圧縮」の2種類があります。WebPはどちらも対応しており、使い分けが可能です。可逆圧縮(例:PNG)では画像編集に適しており、データの劣化がないのが特長です。一方、非可逆圧縮(例:JPEG)はファイルサイズを大幅に削減でき、Web表示に適しています。

可逆圧縮は、データの欠落を防げます。また、非可逆圧縮は、画質を保ったまま高圧縮率を望むことができます。

 

形式 圧縮方式 透過対応 アニメーション対応 主な用途
JPEG 非可逆 × × 写真、Web画像
PNG 可逆 × イラスト、ロゴ
GIF 非可逆 簡易アニメ
WebP 可逆・非可逆 写真、ロゴ、アニメ

 

静止画だけでなく動画にも利用可能

WebPなら、透明化もでき、GIF形式同様に動画の作成が可能です。画質を保ち、軽量化して書き出すことができます。また、GIF形式の動画にくらべ、繊細な色彩調整ができるため、色彩鮮やかなアニメーションでの表現をすることができます。

 

WebPとJPEG・PNG・GIFの違いを比較

WebPは、静止画と動画の作成・保存が可能です。1つのフォーマットでさまざまな編集等が行え、利便性が高く使いやすいです。ここでは、従来から使用されている他の画像形式との違いについて解説します。

 

JPEG

JPEG(ジェイペグ)は表現できる色数が約1,677万色と多彩で、カメラ画像を保存する際によく使用される主流な画像形式です。非可逆圧縮方式を採用しているため、高い圧縮率をかけられて容量を大幅に軽くできます。

 

PNG

PNG(ピング)はファイル形式によって表現できる色数に違いがありますが、図やイラストなどの保存によく使われる画像形式です。背景など画像の一部の透過処理を行えるのが特徴です。

 

GIF

GIF(ジフまたはギフ)は、動画作成できるのが主な特徴です。色数が最大256色と表現に制限がありますが、データの軽量化やサイズ変更しても画質劣化が起きにくいです。

 

関連記事:SEO初心者がまずやるSEO対策5/画像最適化

 

WebPを導入するメリット:UX向上とサーバー負荷の軽減

WebPは、静止画と動画の作成・保存に対応しており、Webサイト制作者にとって使い勝手が良いフォーマットといえます。画像作成の便利さだけでなく、以下の2つのメリットがあります。

 

  • 画像サイズを小さくしても同画質
  • ページの表示スピードの改善

 

画像サイズを小さくしても画質がきれい

WebPは、正しい方法で行えば、高圧縮をかけてサイズを軽くしても画質を保てます。可逆圧縮と非可逆圧縮の両方を選択することが可能です。そのため、他の形式と見栄えが変わらずに、軽量化することができます。

参照:An image format for the Web

ページの表示スピードの改善

軽い容量の画像は、Webページを開いた際の読み込み時間が速くなります。そのため、高圧縮で軽量化したWebPをWebページに使用すれば、表示スピードの改善につながります。

表示スピードを改善すると以下のようなメリットがあります。

  • SEO評価が上がる可能性がある
  • ユーザーの離脱率が改善する可能性がある
  • CVRが良くなる可能性がある

SEOの評価基準の中に、ページの読み込みスピードの高速化があります。ページの読み込みが遅ければ、ユーザーエクスペリエンスを損なえる結果になります。

 

参照:Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について

 

WebP導入の注意点(2026年現在のブラウザ対応状況)

WebPは現在、主要なブラウザのすべてに対応しています。 以前はSafariやInternet Explorerでの非対応が課題でしたが、2026年現在ではChrome、Edge、Firefox、Safariの全モダンブラウザでフルサポートされています。

ブラウザ対応表
現在は主要ブラウザが対応しているため、かつてのように代替画像を常に用意する必要性は低くなっています。 ただし、非常に古い環境まで完璧にカバーしたい場合には、依然としてファイル管理やコーディングの手間が発生するという側面もあります。

 

 

WebPの作り方:変換ツールからPhotoshop、WordPressまで

WebPを使いたいけれども具体的にどうすればよいのか分からないという方のために簡単にWebPを作る方法と使い方をご紹介いたします。

 

WebP変換におすすめのツールと作成方法

.webpファイルの作成方法は複数ありますが、一般的には次の4つが挙げられます。

  • Squoosh
  • WEBP変換ツール
  • コマンドラインによる変換
  • Photoshop

 

Squoosh

squoosh
おそらくもっとも簡単なWebP変換方法です。2018年からGoogleが提供しているSquooshを使うことでドロップとクリックだけですぐにWebP化することができます。

 

WEBP変換ツール

webp変換ツール
「WebP 変換」で検索すると複数の画像変換ツールが出てきます。前述したSquooshもその1つですが、それ以外にもSyncerはよく挙げられます。

 

コマンドによる変換

CWEBP
環境によってはコマンドラインでの作業が必須になることがあります。その場合にはGoogleがコマンドライン用にcwebpというツールを提供しています。

 

Photoshop

photoshop
デザイナーはPhotoshopを使って画像の作成、加工を行うことがありますが、Photoshopからも.webpの形式で保存することが可能です。ただし、Photoshop 23.2以降であれば、プラグイン不要で標準機能としてWebPの保存が可能です。

 

WebサイトでWebPを表示させる実装方法(pictureタグ)

.webpは画像ファイルですが、対応していないブラウザがある以上は次のようなコーディングをして.webpが読み込めない場合の対処をする必要があります。

<picture>
<source type=”image/webp” srcset=”sample.webp” />
<img src=”sample.png” />
</picture>

サーバー設定(.htaccess)によるWebPの自動配信

pictureタグでコーディングすることでWebPを使うことができますが、数百ページ~数千ページのサイトの場合には全てを手動で書き換えることは非常に困難です。

そのため、可能であれば.htaccessに追記することで.webpに対応していない場合でも対処できます。

追記例としては次のようになります。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_ACCEPT} image/webp
RewriteCond %{SCRIPT_FILENAME}.webp -f
RewriteRule .(jpe?g|png|gif)$ %{SCRIPT_FILENAME}.webp [T=image/webp]
</IfModule>
<IfModule mod_mime.c>
AddType image/webp .webp
</IfModule><IfModule mod_setenvif.c>
SetEnvIf Request_URI “\.(jpe?g|png|gif)$” _image_request
</IfModule>
<IfModule mod_headers.c>
Header append Vary Accept env=_image_request
</IfModule>

次世代のさらに先へ:AVIFとWebPの使い分け

avif画像
ここまで次世代の画像フォーマットであるWebPについて説明してきましたが、実はWebPよりも圧縮率の高いAVIFというフォーマットもあります。

現在ではSafariやiOSを含む主要ブラウザで広くサポートされており、WebP以上の軽量化が必要な際の有力な選択肢となっています。

次のようにコーディングすることでAVIFを使うことは可能ですが、手間を考えれば画像形式は増やすのは得策ともいいきれません。

 

<picture>
<source srcset=”img/sample.avif” type=”image/avif”>
<source srcset=”img/sample.webp” type=”image/webp”>
<img src=”img/sample.jpg”>
</picture>

また、Page Speed Insightsで推奨しているJPEG2000のブラウザ対応状況は次のようにSafariとiOSに偏っているため、使い勝手が悪いのが現状です。

AVIF2
同じく、Page Speed Insightsで推奨されているJPEG XRのブラウザ対応状況も次のようにIEとEdgeだけになっており、汎用性が高いとはいえません。
AVIF3
このように、現状を鑑みればWebPが使い勝手が良く、圧縮率が高い画像フォーマットと言えます。

 

まとめ:WebPは現代のWebサイト運営に欠かせない標準形式

SEOコンサルタントWebPへの移行は、もはや検討事項ではなく、現代のSEOにおける必須要件となりました。WebPを採用することは、モバイルユーザーの離脱を防ぎ、最終的なコンバージョン率を改善するための強力な武器となります。

現在では、WebPをさらに進化させたAVIFという形式も普及し始めていますが、運用の手軽さとブラウザ互換性のバランスを考慮すれば、依然としてWebPがWebサイト運営における最適解といえます。

まずは、Squooshなどの無料ツールを用いて主要な画像を変換することから始めてみてください。WordPressを利用している場合は、プラグインによる自動変換を活用するのも効率的です。画像の軽量化は表示速度の向上だけでなく、サーバー負担の軽減や転送量の削減にもつながり、中長期的なサイト成長に大きなメリットをもたらします。本記事を参考に、ぜひ自社サイトのWebP化を積極的に推進していきましょう。

 

 

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。2000社以上のSEO支援実績が大手企業から中小企業まで国内、海外に豊富。SEO書籍7冊刊行。SEOのYouTube動画「東京SEOメーカーAIO戦略室」チャンネル登録者数16000人。SEOのプロフェッショナル。
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