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オリジナルコンテンツとは?独自性のある記事の作り方や注意点など解説

独自性のあるコンテンツとは?オリジナル記事の作り方や注意点など解説サイバー犯罪対策などのサービスを提供するnetcraftによると2023年11月現在、世界中に10億サイト以上(稼働しているのは約1.9億)が存在すると報告しています。このようにインターネットには多くの情報が氾濫しているため、コンテンツの独自性が重要度を増しています。

 

検索エンジンの観点から見てもオリジナルで差別化されたコンテンツは高く評価されており、Googleの公式発表でも検索ランキングに大きな影響を与えることが示唆されています。

 

SEOコンサルタントこのような状況から、独自性のあるコンテンツを制作することは必須ですが、実際にどのような方法や手順で独自性のあるコンテンツを作れば良いのか分からないのではないでしょうか。そこで今回は、オリジナリティを高めたコンテンツの作り方や注意点など詳しく解説します。

 

目次

コンテンツ悩み解消

オリジナルコンテンツとは?

オリジナルコンテンツとは、独自性のある経験や信頼性の高い第1次情報を取り入れたコンテンツのことです。Googleがコンテンツの検索順位を評価するうえで欠かせない指標になります。Google検索で上位表示を目指したいなら、独自性の高いコンテンツを作成しなければいけません。

 

近年は、WebマーケティングでSEOに取り組む企業が増えています。しかし、インターネット上に多くのコンテンツが溢れる現代では、簡単に上位表示することが難しくなりました。上位表示を目指すには、コンテンツの独自性と信頼性を保ちながら、競合サイトと差別化することが求められます。

 

独自性のあるコンテンツとは?

検索エンジンに評価される独自性のあるコンテンツとは、ユーザーの検索意図に合致したもので、かつ有用性が高く、他のWEBサイトでは満たすことができない価値を提供できるものです。オリジナルコンテンツと独自性のあるコンテンツは同義語です。

 

具体的には、独自の分析や視点、データ、統計、体験などを含んでいます。このような、ユーザーに新しい気づきや情報を提供できるコンテンツは検索エンジンに高く評価されます。

 

参考ページ: What Exactly is Original Content & How to Write Original Pieces? – rockcontent

 

コンテンツの例

独自性のあるコンテンツ例としては次のようなものがあります。

コンテンツの例
体験談
旅行記やお客様の成功体験、イベント報告など、個人的な体験談や感想などは独自性のあるコンテンツの1つです。具体的には「東北旅行に行った体験記とその写真」や「コーヒー豆焙煎のレポート」などが挙げられます。

 

インタビュー記事
専門家や業界の著名人、本の著者々などにインタビューをおこない、その内容を記事化したものは独自性のあるコンテンツになります。例えば「名店のシェフにインタビューした記事や料理の写真」、「業界をリードする専門家との対談」などが挙げられます。

 

独自の調査や研究に基づくデータ
自社で独自調査したり、アンケートをとるなどしてその結果を記事やレポートにすれば独自コンテンツになります。例えば「地域のカフェに関する顧客満足度調査」や「近年の市場変化を分析したデータ」などが該当します。

 

ハウツー・チュートリアル
特定のトピックについての独自ノウハウや、ツールの新しい使い方などを公開すれば独自性のあるコンテンツになります。たとえば「年間100万円貯蓄できた7つの節約術」や「ノンプログラマー向けのアプリ開発ガイド」などが該当します。

 

Googleはコンテンツの独自性を重視

2017年2月、Googleの公式サイトでは低品質なコンテンツ対策の一環として「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります」と発表しました。

独自性のないコンテンツは低品質と判断されるため、Google検索で順位が下がります。有用で信頼度の高いコンテンツをユーザーに提供することこそが、上位表示する最大の近道なのです。

Googleは検索ユーザーのニーズを満たすため、コンテンツの独自性を重視しています。そのため、Googleのアルゴリズムでは、オリジナルで有益な情報を含んでいるWEBページを高く評価し、検索結果でも上位表示させる傾向があります。

逆に、他のサイトで書かれている内容とほぼ同一のことしか掲載されていないようなページは、検索ユーザーに新たな価値を提供できていないため低く評価されます。Googleはこのようにして、ユーザーに最も関連性の高く、かつユニークで信頼性のある情報を提供することを目指しています。

参考ページ: 日本語検索の品質向上にむけて – Google検索セントラル

 

ユーザーにとって独自性が重要な理由

そもそもなぜ、独自性のあるコンテンツは高く評価されるのでしょうか。ここでは、オリジナルなコンテンツがユーザーにどのようなメリットを与えているのかという視点で、独自性の重要性について解説します。

 

新しい視点や気づきがえられる

ユーザーが独自性のあるコンテンツに触れれば、新しい気づきをえることができ、この体験は非常に有益といえます。そもそも検索をしているユーザーはまだ自分が知らない新しい情報を求めています。そのため、一般的で基本的な情報に加え、そのWEBサイト独自の知見や視点に触れることができれば、満足度が高まります。

 

例えば、あるユーザーが『電気ケルト』を購入しようと検討しているとします。その際、ユーザーは価格や性能などの一般情報を知りたいと考えていますが、その情報だけで満足するわけではありません。

 

実際の購入者が、どのような感想を持っているのか、その商品は本当に使いやすいのかといったことも気になります。そのため、すでに商品を購入した人の詳しい体験談が書かれているWEBサイトがあれば、ユーザーにとってその情報は有益です。

 

個別のニーズが満たされる

独自性のあるコンテンツはユーザーの個別ニーズに応えることができます。例えば、年代や興味に基づいてカスタマイズされた『東京観光コースの案内記事』があるとします。

 

この場合、検索しているユーザーが20代の場合、最新のトレンドスポットやアクティブな遊園地などが紹介されたコンテンツを好むはずです。

 

一方、検索ユーザーが60代の場合、歴史的な観光地や静かな庭園、文化体験などを重視したコースを好むかもしれません。少なくとも20代とは異なった興味をもっているはずです。

 

同じ『東京観光コースの案内記事』ということをテーマにしていても、特定のユーザーに特化した独自性のある記事を提供すれば、ユーザーの個別ニーズに応えることができます。

 

オリジナルコンテンツを作成する4つのメリット

自社サイトでオリジナルコンテンツを提供することで、どのようなメリットを得られるのかわからない方もいるはずです。オリジナルコンテンツ作成の主なメリットには、次のようなことが挙げられます。

 

  • Googleから評価される
  • 競合サイトと差別化できる
  • コンバージョンにつながる
  • 充実したコンテンツは資産になる

 

それぞれのメリットを確認していきましょう。

 

Googleから評価される

オリジナルコンテンツを作成することで、Googleから高い評価を得られます。Googleの公式サイトでもオリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが上位表示されると公言しています。

単にコンテンツの数を増やしてもGoogleから評価されることはないため、いつまで経っても検索エンジンで上位表示されません。検索順位を上げたいなら、オリジナルコンテンツの作成を徹底して有用で信頼の高いものを発信することが大切です。

引用:日本語検索の品質向上にむけて

 

競合サイトと差別化できる

オリジナルコンテンツを作成することで、競合サイトと差別化を図れるメリットがあります。近年は情報のデジタル化が進んでおり、インターネット上は多くのコンテンツで溢れています。

 

独自性のないコンテンツは上位表示されず、競合サイトのコンテンツに埋もれてしまうため、ユーザーから選んでもらえません。また競合サイトと似た内容になると、コピーコンテンツと判断されて順位が下がる可能性もあります。いかに競合サイトと差別化できるコンテンツを作成するかが重要なのです。

 

コンバージョンにつながる

オリジナルコンテンツは、コンバージョンにつながりやすいメリットもあります。コンバージョンとは、資料請求や会員登録、購入など自社サイトが目標とする行動をユーザーが起こすことです。

 

オリジナルコンテンツは独自性のある情報を提供できるため、ユーザーの満足度が高まります。その結果、資料請求や会員登録、購入など企業の利益になる行動を取ってくれるようになるのです。

 

逆にコンバージョン率が低いコンテンツは、ユーザを満足させる訴求ができていない証拠です。高い収益が見込めないため、改善する必要があります。

 

充実したコンテンツは資産になる

有用で信頼度の高いコンテンツを作成することで、そのコンテンツが企業の資産になります。WEB広告やテレビCMと異なり、自社サイトは削除しない限りインターネット上に残り続けます。

 

充実したコンテンツを発信すれば、商品やサービスの価値を高めたりブランドの知名度を上げたりなど、広告と同じ効果が期待できるのです。過去に発信したコンテンツがきっかけで集客が高まることもあるため、企業の資産として機能してくれます。

 

オリジナルコンテンツを作成する3つのデメリット

独自性のあるオリジナルコンテンツを作成することで、多くのメリットを得られます。しかし、オリジナルコンテンツの作成には考慮すべきデメリットがあるのも事実です。主なデメリットには、次のようなことが挙げられます。

 

  • コンテンツ作成に時間がかかる
  • 調査費や監修費がかかる場合がある
  • 担当者の業務負担が増える

 

それぞれのデメリットを確認していきましょう。

 

コンテンツ作成に時間がかかる

充実したオリジナルコンテンツを作成する場合、独自性が必要になります。独自性のあるコンテンツを作成するには、アンケート調査や競合サイトの分析などが必要になるため手間がかかることが多いです。

 

特に初めてオリジナルコンテンツを作成するときは、予想以上に時間が必要になる場合もあります。ただし、充実したコンテンツを作成することは重要ですが、準備に時間がかかり過ぎるといつまで経っても情報を発信できません。工数を踏まえたうえで、完成までのスケジュールを立てることが大切です。

 

調査費や監修費がかかる場合がある

独自性のあるオリジナルコンテンツを作成するには、事前調査が欠かせません。アンケート調査や街頭調査などを行うことにより、お客様の意見を多く集められます。ただし、実施方法によっては費用がかかることがあるので注意しなければいけません。

 

また専門性の高いコンテンツを作成すると、専門家に監修を依頼することもあります。このような場合は、監修費は発生することが多いです。専門家の権威性によって監修費は変わるため、予算内に収めたいのであれば事前に確認しましょう。

 

担当者の業務負担が増える

独自性の高いオリジナルコンテンツを作成しようとすると、担当者の業務負担が増えるデメリットがあります。特にはじめは慣れていないこともあり、試行錯誤しながら作成する担当者も多いです。

 

また、ほかの業務と並行しながらオリジナルコンテンツを作成しなければいけないため、ストレスを感じる担当者も少なくありません。ほかの業務が疎かになる可能性もあるため、工数をしっかり把握してサポート体制を整えることが大切です。

 

オリジナルコンテンツの質を上げる4つのポイント

単にオリジナルコンテンツを作成しても、Googleに質の高いコンテンツとして評価されることはありません。オリジナルコンテンツの質を高めるには、ポイントを押さえて作成することが必要です。

 

オリジナルコンテンツの質を上げるポイントには、次のようなことが挙げられます。

 

  • 検索クエリとの関係性を考慮する
  • 独自の情報や体験談を提供する
  • サイトのターゲットを明確にする
  • 導入事例やお客様事例を作成する

 

それぞれのポイントを確認していきましょう。

 

検索クエリとの関係性を考慮する

質の高いオリジナルコンテンツを作成するには、検索クエリとの関係性を考慮する必要があります。検索クエリとは、検索エンジンでユーザーが入力した単語の組み合わせのことです。

 

たとえばユーザーが検索エンジンで「ヨガ やり方」と入力した場合、ヨガのやり方を知りたいと考えていることがわかります。独自性のあるオリジナルコンテンツを作成しても、ユーザーが知りたいことが書かれていないと満足度は下がります。

 

また検索クエリと大きくズレたコンテンツは、高いコンバージョン率も見込めません。訪問したユーザーの満足度を高めて、コンバージョンにつなげるには検索クエリを考慮することが大切です。

 

独自の情報や体験談を提供する

オリジナルコンテンツは、独自の情報や体験談を提供することが大切です。ほかのサイトにはない独自の情報や体験談が掲載されたコンテンツは、ユーザーにとって価値のあるサイトになります。

 

自社にしかない情報や体験談を求めて再度訪問してくれることも多いです。リピート率の向上にもつながるため、コンバージョンを上げられる可能性も高まります。競合サイトとの差別化にもなるので、オリジナルコンテンツの作成では独自の情報や体験談を提供することを意識しましょう。

 

サイトのターゲットを明確にする

やみくもにオリジナルコンテンツを作成しても、自社商品やサービスのターゲットに情報は届きません。またターゲットから大きくズレたコンテンツを作成し続けても、コンバージョンを上げるのは難しいです。

 

質の高いオリジナルコンテンツを作成したいなら、自社商品やサービスのターゲットを意識することが重要になります。ターゲットは細かく設定するほど高い効果を見込めるため、ペルソナ設定で具体的な人物像を想定するのもおすすめです。

 

導入事例やお客様事例を作成する

導入事例やお客様事例を紹介するオリジナルコンテンツを作成するのもおすすめです。ユーザーのなかには企業が発信する情報だけでなく、実際に利用したお客様のリアルな声を知りたい方も多くいます。

 

お客様にインタビューやアンケート調査を実施し、その活用事例をまとめたオリジナルコンテンツを作成しましょう。ユーザーが求める商品やサービスであることを伝えられれば購入につながります。

 

 

独自性のあるコンテンツの作り方

ここでは、具体的に自社のWEBサイトに独自コンテンツを掲載する場合、どのような手順でそれを作成すれば良いのかについて解説します。

独自性のあるコンテンツの作り方

Step1.ターゲット分析

独自性のあるコンテンツを作る場合、誤解してはいけない点が1つあります。それは「とにかく独自性さえ出せば良い」という思い込みです。独自性があるコンテンツを作っても、そもそもその情報をユーザーが求めていないなら、必ずしも価値がるものにはならないからです。独自性のあるコンテンツとはいえ、その情報をユーザーが求めていることが前提です。

 

そのため、独自性のあるコンテンツを作るための最初のステップは、ターゲットユーザーのニーズや関心、欲求などをリサーチすることです。具体的には、市場調査、ソーシャルメディアでの交流、既存客からのフィードバック、検索クエリ分析などをおこないます。このように、まずはユーザーがどのようなニーズを持っているのかを事前に確認してください。

 

Step2.一次情報を収集

ユーザーのニーズや欲求をリサーチしたら、今度は自社の情報を整理・収集します。これはいわゆる一次情報と呼ばれるもので、直接的なデータソースやオリジナルの情報のことを指します。自社の内部データ、独自に実施したアンケート結果、または社員や顧客の個人的な体験談などが該当します。

 

このような情報は、検索エンジンからも高く評価されるため、この一次情報の中からユーザーのニーズを満たすことができるコンテンツがないか探ってください。

 

参考ページ: 一次情報とは?獲得するポイントや具体的な事例を解説

 

Step3.二次情報を収集

ユーザーに提供できる一次情報が不足している場合は、二次情報の収集をおこないます。二次情報とは、他の研究や公開されている情報源からえられるデータのことです。例えば、既存の研究論文、業界レポート、公的機関から出された統計情報、専門家の分析などが該当します。

 

ただし、二次情報を使用する場合は「このような情報がある」と伝えるだけでなく、そのデータに基づいた自社独自の見解や分析を加えるようにしてください。そうしなければ一次情報をコピーしただけになるからです。

 

例えば、業界団体がおこなった市場動向を示す統計データを二次情報として取得し、さらに自社でそのデータを基にした未来予測をおこないます。そして、その未来予測をコンテンツに整理し発表すれば、独自性のあるコンテンツとなります。

 

 

独自性のあるコンテンツを作る際の注意点

ここでは、独自性のあるコンテンツをつくる際の注意点についてお伝えします。

 

根拠を記述する

独自性のあるコンテンツをつくる際、意見には必ず根拠を加えるようにしてください。例えば、独自性を出そうと考え、変わったことを伝えても、その意見に根拠がないのであれば、信頼性がありません。論理的に筋道を立てて意見すると同時に、データや統計、研究結果、事例などを記載するようにしてください。

 

このような方法で書かれた記事は、ユーザーの賛同をえられやすくなると同時に、自社の専門性や信頼性を構築することに役立ちます。

 

ブランドイメージとの一貫性

独自性を追求することは大切ですが、そのコンテンツが自社のポリシーやブランドと一貫性を保つことが重要です。

 

例えば、ある企業が環境意識の高いブランドイメージ持っているにも関わらず、環境に反するコンテンツなら、そこに独自性があったとしても企業の信頼性を傷つけることになります。このように、自社のブランドとの整合性を考えて独自性のあるコンテンツを作るようにしてください。

 

競合サイトを細かく分析する

オリジナルコンテンツを作成するときは、競合サイトがどのようなコンテンツを発信しているのか細かく分析することが大切です。検索エンジンで上位に表示されるサイトは、Googleから高い評価を得たコンテンツになります。

 

そこには上位表示させるためのヒントが隠されているはずです。上位表示されたサイトはすべて確認し、どのようなコンテンツ内容が高い評価を得ているのか分析しましょう。分析結果は、自社のオリジナルコンテンツに取り入れることが大切です。

 

独自体験や経験を盛り込む

オリジナルコンテンツを作成するときは、独自の体験や経験を盛り込みましょう。たとえば自社商品やサービスを紹介して登録者を増やしたいのであれば、実際に社員が使用した体験談をコンテンツとしてまとめるのがおすすめです。

 

画像と文字だけで情報を伝えるのが難しいのであれば、動画を制作する方法もあります。ただ、体験談を発信するときはデメリットにも触れましょう。良い面と悪い面を知ったうえで商品やサービスを購入したいと考えるユーザーは多いです。そのニーズに応えられるコンテンツ作りを心がけましょう。

 

オリジナル写真やデータを使用する

オリジナルコンテンツを作成するとき、文章だけでなく、合間に写真やデータを入れることでユーザーは読みやすいと感じることも多いです。特に自社商品のデザインを売りにしている場合は、写真を挿入することでイメージしやすくなります。

 

ただし、写真やデータは、オリジナルのものを使用しましょう。近年はフリー画像でも質の高いものも増えていますが、誰でも使えるのでコンテンツの独自性が失われます。自分で撮影したオリジナル写真を用意するのがおすすめです。

 

 

独自コンテンツのよくある質問

ここでは、独自性のあるコンテンツについて、よくある質問と答えをお伝えします。
 

Q:アンケート実施で注意すべき点は?

Answer)一次情報を収集するために自社でアンケートをおこなうことがあると思います。その際には、いくつかの注意点があります。

 

まず、最初にアンケートの目的を明確にしてください。どのような情報やデータを収集したいのかを明確にすることで、アンケートの質問項目を絞ることができるからです。

 

また、質問は明瞭で簡潔にし、被調査者が質問内容を理解できるように配慮してください。これらの注意点を踏まえ、アンケートから一次情報をえれば独自性のあるコンテンツをつくることができます。

 

参考ページ:アンケート調査とは?概念や調査の進め方、種類などについて詳しく解説

 

Q:体験談を掲載する場合のポイントは?

Answer)独自性のあるコンテンツを作るために、体験談を使用することがあります。この場合、次の点がポイントです。

 

できる限り詳細を記述
体験談を記述してもらう人には、できる限り具体的な内容を含めてもらうようにしてください。実際にWEBサイトなどで公開する際には、内容を絞ることもありますが、最初の時点で詳細な情報が記載されていることが肝心です。例えば、日時、場所、具体的な状況、そのとき感じた気持ちなどを記述してもらいます。

 

テーマが絞られていること
体験談の内容は、主題に関連していることが必要です。主題と外れる情報は、いくら詳しく書かれていてもユーザーの知りたい情報ではないため、あまり役に立たないことが多いです。体験談を記述してもらう人には、その目的や意図を事前に説明してください。

 

Q:インタビュー記事は独自性がありますか?

Answer)インタビュー記事は独自性があります。専門家からえられる洞察や専門知識は、一般的な情報源ではえられないため、記事に独特の視点や知見、深みなどを与えることができます。しかし、インタビューを効果的におこなうためには、適切な専門家の選定や質問内容などに注意してください。インタビューの中身が濃いほど、最終的な記事の質も高くなります。

 

Q:図や画像も独自のものが良い?

Answer)画像や図解も、独自のものを用意してください。自社で制作したビジュアルコンテンツは独自性を強調することができますし、ブランドを強化する役目もあります。オリジナルの画像や図解はコンテンツの質が高いと印象づけることができ、読者のエンゲージメントを促進する働きがあります。

 

参考ページ: 画像SEO(画像検索最適化)とは?SEOに有効な画像の設定ポイントを解説

 

 

まとめ

SEOコンサルタント独自性のあるコンテンツは、ユーザーに有益な価値を提供するだけでなくSEOにおいても高く評価されます。Googleはコンテンツの独自性を高く評価し、ランキングに影響を与えるからです。オリジナルコンテンツは一朝一夕ではつくれませんが、これをWEBサイトに掲載できれば他社と差別化することが可能です。また、独自性のあるコンテンツを制作するには、ターゲットユーザーのことを理解することから始めてください。独自性があるからといって、ユーザーが求めていない情報を提供しても、あまり価値を感じてもらえないからです。ユーザーを徹底的にリサーチし、そのニーズを満たす範囲で独自性を出すことができれば、上質なコンテンツを提供することができます。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

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