アイスクリーム店・かき氷屋のWEB集客についてSEOキーワードを解説
地球温暖化によって、例年夏場の気温が上昇を続けています。それにともない、冷をとるアイテムやサービスのニーズが高まっています。そして、アイスクリームやかき氷といったスイーツも例に漏れず、市場が拡大を続けています。
こうした背景から、アイスクリーム店やかき氷屋としては、店舗集客を図ることで商品の売上アップを見込めます。とくに、WEB集客には不可欠となるSEO対策の重要性が高まっています。
関連記事:業種別SEO対策について解説!業界ごとの施策や市場動向など解説
アイスクリーム店のSEO対策について解説します。アイスクリームやかき氷は、夏期にニーズが高まります。初夏の段階で検索順位を高めておくためにも、毎年、はやめにSEO対策に取り組むことが大切です。
アイスクリーム店・かき氷屋がSEO対策すべき理由
近年では、夏期の猛暑続きやアイスクリームなどの商品の品質が向上していることなどが背景となって、アイスクリーム類や氷菓の市場規模が拡大を続けています。そこで、とくに、アイスクリームやかき氷の専門店としては、SEO対策を中心としたWEB施策で顧客を集客することの重要性が高まっています。
猛暑続きでアイスクリーム類と氷菓の市場規模が拡大している
一般社団法人日本アイスクリーム協会が公表した「アイスクリーム類及び氷菓」販売実績によると、近年では、アイスクリーム類と氷菓の市場規模が拡大していることがわかります。さらに、2024年度においては、国内のアイスクリーム販売金額(氷菓含む)は、過去最高をマークしたとのことです。
| 集計時期 | 国内のアイスクリーム販売金額 |
| 2005年度 | 3,533億円 |
| 2010年度 | 4,063億円 |
| 2015年度 | 4,647億円 |
| 2020年度 | 5,197億円 |
| 2021年度 | 5,258億円 |
| 2022年度 | 5,534億円 |
| 2023年度 | 6,082億円 |
| 2024年度 | 6,451億円 |
この要因としては、地球温暖化によって年々と日本の平均気温が上昇していることから、アイスクリームや氷菓のような嗜好品のニーズが高まっていることが挙げられます。このほか、商品の価格改定を背景に単価の販売金額が増加している点も原因となっています。
ただし、販売金額だけでなく、販売物量も増加していることから、単純にアイスクリームや氷菓のニーズが伸びていると読み取れます。
アイスクリーム店・かき氷屋向けのSEOキーワードの例
アイスクリームやかき氷の店舗サイトでは、地域キーワードを設定することがもっとも大切です。また、店舗で販売する商品の種類やフレーバーのキーワードを抑えてください。
このほかの留意事項としては、同キーワードは、夏期に検索ニーズが大きく伸びる点が挙げられます。そのため、初夏には、検索順位を引き上げておくことが大切です。
関連記事:SEOキーワードの選び方とは?WEB集客に成功する効果的なキーワード選定のコツなどを徹底解説!
※本項目で記載する月間検索件数は、2025年8月単体のもの。また、検索結果(SERPs)は、2025年10月調べで、原則として位置情報が東京都内のものです。
アイスクリーム店の類義語や同義語
アイスクリームの喫食を検討している人は、アイスクリームの専門店を探すことがあります。このとき、検索ユーザーは、次のようなキーワードを入力します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| アイスクリーム | 検索件数:823,000
検索結果:ECページ / アイスクリームの案内ページ / 解説記事 |
| アイスクリーム店 | 検索件数:49,500
検索結果:比較・ランキング記事 / まとめページ / アイスクリームの案内ページ |
| アイス屋 | 検索件数:22,200
検索結果:まとめページ / 比較・ランキング記事 / アイスクリームの案内ページ |
検索結果では、アイスクリーム店の案内ページやアイスクリーム販売のECページのほか、まとめページ、ランキングページが目立っています。
このうち、アイスクリーム店の案内ページやECページとしては、サーティワンアイスクリーム、シャトレーゼ、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンといった、大手のアイスクリーム専門店やスイーツ店が並んでいます。このほか、ふなばしアンデルセン公園の牧場のアイス屋さん、東京ディズニーランドのアイスクリームコーンのように、施設内のレストラン情報の露出もみられました。
冷菓(アイスクリーム類)と氷菓の種類
一般的に、アイスと呼ばれる食べ物は、アイスクリーム類と氷菓の2種に大別されます。さらに、アイスクリーム類は、アイスクリーム、ラクトアイス、アイスミルクの3種に分岐します。そこで、検索ユーザーは、アイスにおける好みのジャンルをキーワードとして用いることがあります。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| ラクトアイス | 検索件数:49,500
検索結果:解説記事 / ECページ |
| アイスミルク | 検索件数:12,100
検索結果:解説記事 / ECページ |
| 氷菓子 | 検索件数:5,400
検索結果:ECページ / 比較・ランキング記事 / アイスクリームの案内ページ / 解説記事 |
検索結果では、解説記事の露出が目立ちました。とくに、「アイスクリームとラクトアイスの違いとは」をテーマとする、アイスクリームの種別に関連する記事が上位に表示されています。このような結果になっている理由としては、「指定のアイスを購入したい」という検索意図だけではなく、「アイスの知識を身につけたい」といったニーズがあるためと推測されます。
また、アイスクリーム類と氷菓には、さらに具体的な商品の呼び名があります。その代表的な例としては、かき氷やソフトクリームが挙げられます。そして、このように身近な食べ物名のキーワードは、検索ニーズが高く、度々、検索されている様子がうかがえます。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| かき氷 | 検索件数:4,090,000
検索結果:かき氷屋の案内ページ / まとめページ / 比較・ランキング記事 / 解説記事 |
| ソフトクリーム | 検索件数:1,000,000
検索結果:まとめページ / 比較・ランキング記事 / ECページ / ソフトクリームの案内ページ |
| アイスキャンディ | 検索件数:27,100
検索結果:ECページ / 比較・ランキング記事 |
| シャーベット | 検索件数:22,200
検索結果:ECページ / レシピページ |
夏の風物詩ともいえる「かき氷」のキーワードの検索結果(2025年8月時点)をみると、かき氷屋の案内ページ、まとめページなどが上位表示しています。このうち、店舗案内ページとしては、かき氷専門店のひみつ堂、かき氷工房 雪菓、これがかき氷がランクインしています。
そして、「ソフトクリーム」では、まとめページやランキング記事が1ページ目の大半を占めるなか、ソフトクリームのメニューが人気を誇る、コンビニエンスストアのミニストップの露出がみられました。
その一方で、「アイスキャンディ」や「シャーベット」のように、パッケージに包装して販売するケースが多い商品の場合、ECページの上位表示が目立っていました。
アイスクリーム・かき氷のフレーバー
アイスクリームやかき氷の商品には、それぞれで多彩なフレーバーが用意されています。たとえば、アイスクリームの場合は、バニラやチョコレート、いちご、抹茶など、さまざまな味の商品が存在します。そこで、検索ユーザーは、自身の好みのフレーバーのキーワードを交えて検索します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| 抹茶 かき氷 | 検索件数:18,100
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷屋の案内ページ / レシピページ / ECページ |
| マンゴー かき氷 | 検索件数:12,100
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷の案内ページ / レシピページ / ECページ |
| ソフトクリーム | 検索件数:9,900
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷の案内ページ / ECページ |
| いちご アイス | 検索件数:6,600
検索結果:ECページ / レシピページ |
検索結果では、かき氷の案内ページのほか、まとめページなどがランクインしています。
このうち、店舗案内ページとしては、銀座福祿壽(ふくろくじ)がランクインしています。 同店では、日本の伝統文化の継承に貢献する考えのもと、日本の良質な茶葉にこだわった和菓子を提供しています。
そして、サイトの作り方をみてみると、「かき氷」と「抹茶」をタイトルタグに盛り込むとともに、description(ディスクリプション)では、上質なお茶を楽しめる和カフェである旨をアピールしています。このように、自社店舗の強みをサイトに反映することで、狙ったキーワードを獲得できる可能性が高まります。
このほか特筆したいのは、プレスリリースのランクインがみられた点です。具体的には、八十八良葉舎の八十八渋谷と同店の八十八鎌倉のプレスリリースが1ページ目に食い込んでいます。
内容は、期間限定で抹茶かき氷を提供するもので、2025年夏季の商品販促に向けて情報を発信しています。とくに、かき氷のニーズが高まる夏期に合わせて、プレスリリースを通じて検索上位の枠を確保するテクニックもあります。
その一方で、まとめページにおいては、一般的なポータルサイトのほか、静岡茶を使ったかき氷の茶氷を楽しめる店舗情報をまとめたサイトのランクインもみられました。
アイスクリーム店・かき氷屋の地域キーワード
アイスクリーム店やかき氷屋に行くとなると、現地のエリアに訪問する必要があります。そのため、検索ユーザーは、地域キーワードとセットで店舗を探します。
| キーワード | 月間検索件数と検索結果の特徴 |
| かき氷 近く | 検索件数:90,500
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷屋の案内ページ / まとめページ / SNSページ |
| かき氷 京都 | 検索件数:60,500
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷屋の案内ページ / SNSページ |
| 新宿 かき氷 | 検索件数:40,500
検索結果:比較・ランキング記事 / かき氷屋の案内ページ / まとめページ / SNSページ |
| ソフトクリーム 札幌 | 検索件数:12,100
検索結果:比較・ランキング記事 / アイスクリーム店の案内ページ / まとめページ / SNSページ |
| 柏 かき氷 | 検索件数:12,100
検索結果:まとめページ / かき氷屋の案内ページ / 比較・ランキング記事 / SNSページ |
検索結果では、アイスクリーム店やかき氷屋の店舗情報を集めたランキング記事が目立っています。このほか、それぞれの地域で営業する店舗案内ページの姿がみられました。
そして、検索ボリュームをチェックすると、アイスクリームやかき氷で有名な地域で検索数が高まっている傾向がみられることがわかります。さらにいうと、こうしたエリアでは、観光誘致のサイトが目立っています。
たとえば、乳製品で有名な北海道札幌市を指す「ソフトクリーム 札幌」では、ようこそさっぽろがトップで表示されています。また、日本文化の伝統を色濃く引き継ぐ京都府のキーワードでは、同じく観光サイトのそうだ 京都、いこうがランクインしています。
つまり、アイスクリーム店やかき氷屋の事業者としては、こうしたまとめページやランキング記事に店舗情報を掲載できると、集客効果が生まれるということです。
アイスクリーム店・かき氷屋で効果的なWEB集客の手法
アイスクリーム店やかき氷屋に集客するためには、下記のようなWEB施策が効果的です。
- MEO対策を通じて、検索マップ上で店舗情報の露出を高める
- LLMO対策を導入して、生成AIユーザーを呼び込む
- グルメ系のポータルサイトに店舗情報を掲載する
- SNSでクーポンキャンペーンを展開する
MEO対策を通じて、検索マップ上で店舗情報の露出を高める
MEO対策とは、店舗や施設の情報を検索マップ上に表示し、その露出を高めるためのテクニックのことです。とくに、大きなシェアを占めるGoogleマップに対する施策を指します。
Googleマップに店舗情報を掲載する際には、Googleビジネスプロフィールと呼ばれるツールを利用して、店舗名や住所、電話番号といった基本情報を登録することになります。
LLMO対策を導入して、生成AIユーザーを呼び込む
LLMO対策とは、生成AIチャットサービスの回答テキストに対して、自社サイトのコンテンツの引用を促す施策のことです。
近年では、生成AIの技術が飛躍的に進歩しているとともに、ユーザーが増えています。Google検索エンジンにおいても、生成AIの「AIモード」が2025年9月に搭載されました。そのため、これからは、SEO対策とLLMO対策をセットで進めることが推奨されます。
グルメ系のポータルサイトに店舗情報を掲載する
アイスクリームの関連キーワードで検索すると、多数のグルメ系のポータルサイトのまとめページが上位表示されます。
そこで、アイスクリーム店やかき氷屋としては、店舗やサイト情報をポータルサイトに掲載できると、集客効果が生まれます。アイスクリーム店やかき氷屋の情報を扱うポータルサイトには、下記のようなメディアがあります。
SNSでクーポンキャンペーンを展開する
アイスクリーム店やかき氷屋は、飲食店の一種です。そのため、たとえば、クーポンを配布して集客する手法が挙げられます。とくに、拡散力を持つSNSを組み合わせると効果的です。
サーティワンアイスクリームは、LINEギフトのキャンペーン「LINEギフト10周年記念Xキャンペーン」を用いて、集客の結果を出しています。そもそも、同キャンペーンは、LINEギフトのサービスが2025年で10周年を迎えるにあたり、同年4月にXで展開されたものです。
そして、同キャンペーンには、サーティワンアイスクリームを含む複数の企業が参加しました。ユーザーとしては、参加企業の公式Xアカウントをフォローしたうえで、「#LINEギフト10周年おめでとう」のハッシュタグをつけて引用ポストすると、抽選で10名にギフトが当たるといったものです。
/
抽選で10名様に
「バラエティボックス レギュラー
12コ入りギフト券」が当たる🎁
\サーティワンのギフト券が購入できるLINEギフトが10周年‼️
おめでとうキャンペーン開催✨応募方法
①@BR31_Icecreamをフォロー
②「#LINEギフト10周年おめでとう」をつけて引用ポスト
応募は4/6(日)23:59まで pic.twitter.com/YPDRlYeWuB— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) April 3, 2025
同キャンペーンのポイントは、キャンペーンに参加した企業同士で「#LINEギフト10周年おめでとう」のハッシュタグが共有される点にあります。
つまり、同ハッシュタグがトレンド入りして話題を呼ぶことで、企業間でユーザーを送客しあえるということです。その結果として、サーティワンアイスクリームのキャンペーンポストは2万5,000引用ポストに達し、新規フォロワーの獲得に成功しています。
アイスクリーム店・かき氷屋におけるSEO対策のよくある質問
アイスクリーム店やかき氷屋のSEO対策に関する、よくある質問をまとめています。
Q:アイスクリーム店では、どのようなSEO対策が効果的ですか?
Answer)ローカルSEOの優先度が高いです。
ローカルSEOとは、店舗の地域情報の露出を高めて、検索エンジン上から店舗集客を促す施策のことです。具体的には、自社サイトに地域キーワードを設定する、検索マップに店舗情報を登録するといった施策が挙げられます。
Q:アイスクリーム店のWEB集客がうまくいかないときは?
Answer)WEB集客するうえでは、専門知識が必要不可欠です。そのため、SEO対策やマーケティングの専門会社に相談してください。
まとめ
近年、アイスクリーム類と氷菓の市場規模が拡大しています。その背景には、例年、猛暑が続いていることなどが挙げられます。そのため、単純に物価上昇にともなう商品単価の引き上げが原因となっているわけではなく、アイスクリームやかき氷のニーズが高まっていることが推測されます。
そこで、アイスクリーム店やかき氷屋としては、商品の販売数を伸ばすために、集客活動を強化することが求められてきます。とりわけ、WEB施策の軸となる企業サイトのSEO対策が重要視されています。



