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コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?SEOへの影響と改善方法

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corewebvitalGoogleの公式サイトの検索セントラルでは、コアウェブバイタル(Core Web Vitals)を「ページエクスペリエンス」の評価要素としており、良好なスコアを推奨しています。

さらに近年は、AI OverviewsをはじめとしたAI検索の普及により、WEBサイトが快適に閲覧できることの重要性も高まっています。(関連記事:AI 機能とウェブサイト )表示速度や操作性の悪いWEBサイトはユーザーの離脱につながるため、SEO対策の一環としてコアウェブバイタルを理解し改善することが重要です。そこで、基本から改善方法までわかりやすく解説します。

こちらの動画でも詳しく解説していますのでご視聴ください。

 

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監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
SEOとLLMOの専門家。大学では経営法学を専攻。広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にAI検索最適化(LLMO/AIO/GEO/AEO/SEO)専門会社[国内・海外]アドマノ株式会社を設立。2000社以上のSEO/LLMO支援実績が大手企業からグローバル企業まで国内、海外(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)に豊富。SEO書籍6冊LLMO書籍1冊「海外SEO 成功メソッド」「2026 LLMOはこうする」「2025 SEOはこうなる」「経営者向け DX新時代に中小企業が生き残る最新企業戦略」「ChatGPT×SEOライティング実践技術」「Breaking into JAPAN SEO」「東京SEOメーカー2023年最新SEO対策完全ガイド」刊行。YouTube動画の東京SEOメーカーAIO戦略室【世界基準でSEO / LLMOを設計するプロ集団】チャンネル登録者数23600人。SEOコンサルティングLLMOコンサルティングのプロフェッショナル。
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コアウェブバイタルとは?

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは、WEBサイトを訪れたユーザーにとっての「使いやすさ(ユーザー体験)」を測るためにGoogleが定めた指標です。
主に3つの要素で構成されています。
まず、1つ目がメインの画像やテキストがどれだけ速く画面に表示されるかを測る「LCP(読み込みパフォーマンス)」。
2つ目がクリックなどのユーザーの操作に対してどれだけ素早く反応するかを測る「INP(インタラクティビティ)」。
そして、ページの読み込み中にレイアウトが予期せずズレないかを測る「CLS(視覚的な安定性)」になります。

これらのスコアを良好に保つことは、ユーザーのストレスを減らして快適にWEBサイトを閲覧してもらうためだけでなく、Googleの検索結果で上位に表示されやすくする(SEO対策)ためにも重要です。

 

AI検索時代でもコアウェブバイタルは重要なのか?

AI検索時代においても、コアウェブバイタルは非常に重要です。なぜなら、AIを用いた検索エンジンは信頼性が高く、素早くアクセスできるWEBサイトを好んで情報源として選ぶからです。

もしWEBサイトの読み込みが遅かったり、レイアウトが予期せず崩れたりすると、情報を集めるAIのクローラーがページの読み取りを途中で諦めてしまうなどの可能性があります。スコアを完璧にすれば必ず選ばれるわけではありませんが、コアウェブバイタルを良好に保つことはAIに対するWEBサイトの信頼性を保つ上で大切です。

 

コアウェブバイタルを構成する3つの指標

上述したとおり、コアウェブバイタルには、LCP・INP・CLSがあります。まずはこの3つの指標の意味を理解することが改善の第一歩なので早速、詳細をわかりやすく解説します。

 

LCP(Largest Contentful Paint)

LCPとは、ページの読み込みの速さを測る指標です。ユーザーがページを開いてから、そのページ内で一番大きな視覚要素(メインの画像や動画)が画面に表示されるまでの時間を計測します。

この時間が短いほど、ユーザーは「知りたい情報がすぐに表示された」と感じます。Googleの基準では、ページの読み込み開始から2.5秒以内にこのメインコンテンツが表示されれば「良好」と評価されます。逆に、表示までに4秒以上かかってしまうと「不良」と判定され、ユーザーが待ちきれずにWEBサイトから離脱してしまう可能性があります。

 

INP(Interaction to Next Paint)

INPとは、WEBサイトの「反応の速さ(操作への応答性)」を測る指標です。ユーザーがリンクをクリックしたり、スマートフォンの画面をタップしたり、キーボード入力などの操作をおこなってから、実際に反応するまでの時間を計測します。

 

以前使われていたFIDという指標に代わって2024年に導入され、最初の操作だけでなくページを見ている間のすべての操作を対象とするのが特徴です。Googleの基準では、操作からの反応時間が200ミリ秒(0.2秒)以下であれば「良好」と評価されます。この反応が遅いと、ユーザーは「重い」「ボタンがきちんと押せていない」などのようにストレスを感じてしまうため、INPを短く保つことは快適なWEB体験を提供するうえで重要です。

 

CLS(Cumulative Layout Shift)

CLSとは、WEBページの「視覚的な安定性」を測るための指標です。ページの読み込み中に、テキストや画像などのレイアウトがどれくらいズレるかを計測します。

たとえば、スマートフォンでボタンを押そうとした瞬間に、表示された画像や広告にレイアウトが押し出され、間違えて別の場所をタップしてしまったというようなユーザーのストレス要因を数値化したものです。Googleの基準では、このズレを示すスコアが0.1以下であれば「良好」と評価されます。

 

コアウェブバイタルの確認方法

自社のWEBサイトで、コアウェブバイタルがどう評価されているかを確認する方法についてお伝えします。改善を進める前に、どのような状態なのかを正しく把握することで、適切な施策をとることができます。いくつか方法があるので、1つずつ確認してください。

 

Google Search Console

Google Search Consoleは、WEBサイト全体のコアウェブバイタルの状況を確認するためによく使われるツールの1つです。このレポートの最大の特徴は、実際にWEBサイトを訪れたユーザーの体験に基づくデータを利用して評価をおこなっている点にあります。

メニューの「エクスペリエンス」からレポートを開くと、パソコンとモバイルそれぞれの環境において、各ページが「良好」「改善が必要」「不良」のどの状態にあるかをグラフで確認できます。

また、同じような原因でパフォーマンスが落ちているページを自動的にグループ化して表示してくれるため、初心者でも「どのページに共通の問題があるのか」をまとめて把握し、優先順位をつけ効率よく改善できます。

関連記事:Google Search Consoleどう使う?初心者でもできるSEO改善手順を解説

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、調べたいWEBページのURLを入力してボタンを押すだけで、パソコンとスマートフォンの両方の表示環境におけるコアウェブバイタルを診断できます。このツールの特徴は、単に0から100までのスコアを判定するだけでなく、画面の下の「診断」セクションで画像のサイズやプログラムの遅延など何が原因で遅くなっているのかを分析してくれる点にあります。

これを確認すれば、どう直せばページがより速く、使いやすくなるかという具体的なアドバイスをえることができます。そのため、初心者でもページごとの問題点を特定しやすく、パフォーマンス改善に向けた非常に役立つツールといえます。

関連記事:PageSpeed Insightsを使ったページ表示速度の計測と改善方法を解説

コアウェブバイタルの改善方法

WEBサイトの表示速度や操作性の問題は、画像最適化・JavaScriptの見直し・サーバー改善などのポイントを押さえることで改善できることが多いです。そこで、LCP・INP・CLSを改善するための具体的な方法をわかりやすく解説します。

 

画像の最適化

画像の最適化とは、ページ内でデータ量が大きくなりがちな画像を軽くすることで、読み込み速度(LCP)や視覚的な安定性(CLS)を向上させる施策です。具体的には、画像を圧縮してWebPやAVIFといった軽量なファイル形式に変換し、読み込み時間を短縮します。

また、あらかじめ画像の幅と高さを指定して表示スペースを確保しておくことで、画像が遅れて表示された際にテキストなどのレイアウトがズレる現象を防ぐこともできます。その他の方法としては、画面の見えない位置にある画像を遅延読み込みさせるレイジーロードなどの手法もあります。こういった工夫をおこなうことで、ユーザーにストレスを感じさせない快適なWEBサイトを実現できます。

関連記事:次世代画像フォーマットWebPとは?WebPの作り方と使い方を解説

JavaScriptの最適化

メニューやアニメーションなどWEBサイトに動きをつけるためのJavaScriptを整理することで、主にINPなどを改善できます。JavaScriptのデータ量が多すぎると、ブラウザに負担がかかり、ボタンを押してもなかなか反応しないといった遅延の原因になります。

そこで、不要なコードや使われていないライブラリを削除し、処理の負担を減らします。また、一度に実行される重い処理を細かく分割することで、ユーザーがクリックなどをした際にWEBサイトがスムーズに反応できるようになります。

関連記事:JavaScript SEOの基本とユーザーエクスペリエンスの向上のための施策

サーバー応答時間の短縮

ユーザーがWEBサイトを開く際、表示までの待ち時間を短くするには、サーバーの応答時間を短縮できないか検討してください。もしサーバーの反応が遅いと、画像やテキストの読み込みが遅れてしまい、結果的にページ全体の表示に時間がかかるためです。

より処理能力が高く安定したサーバーに乗り換えたり、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)という仕組みを導入して、ユーザーとの物理的距離が近い場所からスピーディーにデータを配信するなどのことが効果的です。また、一度読み込んだデータを一時的に保存して次回から素早く表示させるキャッシュ機能も検討してください。

タスクの分割

タスクの分割とは、WEBサイトの裏側で動いているJavaScriptなどの処理を、細かく小さな作業に切り分ける施策のことです。WEBブラウザは基本的に一度に1つの作業しかこなせないため、1つの処理が長引くと、WEBサイトがフリーズしたように感じられてしまいます。そこで、時間のかかる大きな処理をいくつかの短いタスクに分割することで、クリック(タップ)に対して素早く反応できます。

 

コアウェブバイタルのよくある質問

ここでは、コアウェブバイタルのよくある質問を取りあげ解説します。自社WEBサイトをより快適な環境にするためにも、重要な施策なので早速お読みください。

Q.コアウェブバイタルの改善後、すぐにGoogleに反映されますか?

Answer)改善効果は、通常すぐにはGoogleへ反映されません。なぜなら、Googleは実際のユーザー行動をもとにしたデータを評価しており、一般的に過去28日間のデータを基準にしているためです。そのため、画像最適化やコード改善をおこなっても、Google Search Consoleで「良好」に変わるまでには、数週間〜1か月程度かかるケースが多いです。また、アクセス数が少ないサイトではデータ収集に時間がかかり、さらに反映が遅れることもあります。

Q.WordPressでプラグインを増やすとコアウェブバイタルは悪化しますか?

Answer)必ずしもコアウェブバイタルが悪化するわけではありません。しかし、その可能性もあります。重要なのはプラグインの数ではなく「重さ」と「処理内容」です。たとえば、不要なCSS・JavaScriptを大量に読み込むプラグインは、表示速度や操作反応に影響を与えることが多いです。一方で、キャッシュや画像圧縮など、速度改善に役立つプラグインもあります。

Q.コアウェブバイタルはAI検索でも影響しますか?

Answer)現時点では、コアウェブバイタルがAI検索の評価指標として使われていると明言されてはいません。しかし、間接的な影響は考えられます。なぜなら、信頼できる情報源やユーザー満足度の高いWEBサイトをAIも重視するためです。このように、快適で信頼されるWEBサイト作りの一環として、今後も重要性は高いといえます。

Q.キャッシュ系プラグインを入れれば改善しますか?

Answer)キャッシュ系プラグインを導入すると改善につながることはありますが、それだけで劇的に変化するわけではありません。キャッシュは、一度表示したページデータを保存して再利用することで、サーバー負荷を減らし表示速度の改善に役立ちます。ただし、画像サイズが大きい、不要なJavaScriptやCSSが多いなど、根本的な原因が別にある場合は効果が限定的です。

まとめ

コアウェブバイタルは、ユーザーにとって快適で使いやすいWEBサイトを実現するための重要な指標です。特にAI検索時代では、信頼されるWEBサイトの土台として、より重要度が高まるはずです。ただし、完璧なスコアを目指すことが目的ではなく、まずは現状を把握し、改善できる部分から少しずつ取り組むようにしてください。


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