SEO内部対策(オンページSEO)とは? チェックすべき26項目
SEO内部対策とは、対象となるWEBサイトの内部を修正することにより検索の上位を狙うことです。そもそも、SEO対策には、内部対策と外部対策の2つの施策があります。そして、さらに、内部対策は、コンテンツSEOとテクニカルSEOにわかれます。そのため、SEO内部対策として挙げられる施策は膨大にあります。
そこで、SEO内部対策として、「結局、どのような施策をすればいいのかわからない」といった声をたびたび耳にします。
今回は、こうした声を踏まえて、SEO内部対策に必要な施策をピックアップしてご紹介します。SEO内部対策の業務は多岐にわたりますので、エクセルファイルなどで施策のチェックリストを作成のうえで、漏れがないように注意して作業を進めてください。
SEO内部対策の関連記事 | |
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内部リンクとは? | クローラビリティとは? |
ユーザビリティとは? | コンテンツSEOとは? |
クローラビリティ対策 一覧 | ||
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タイトルタグの最適化 | メタディスクリプションタグの最適化 | 見出し(Hタグ)設定 |
alt属性の設定 | 内部リンクの最適化 | ディレクトリ構造の最適化 |
パンくずリストの設置 | サイトマップの送信 | インデックス対策 |
構造化データの実装 | SSL化(HTTPS) | Canonicalタグの設定 |
wwwありとなしの統一 | robots.txtの設定 | URL正規化 |
ユーザビリティ対策 一覧 | ||
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ページ表示速度の改善 | UIとUXの改善 | コアウェブバイタルの改善 |
サーバー処理の高速化 | モバイルフレンドリーの改善 | レスポンシブウェブデザインの導入 |
目次
SEO内部対策とは
SEO内部対策とは、WEBサイト内のコンテンツやシステムを改良することで、SEO効果を高める施策のことです。別名で、オンページSEOと呼ばれることもあります。SEO内部対策では、主に、下記の4要素を向上させることを目的とします。
施策の対象 | 施策の目的と効果 |
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▼クローラビリティ | 【概要】検索エンジンのクローラーを巡回しやすくすること
【目的】クローラーが頻繁に巡回するWEBサイトに改良 【効果】インデックス促進のほか、ページ更新時に、検索エンジンに反映されるまでの期間が短くなる |
▼インデックス | 【概要】検索エンジンに登録されること
【目的】検索結果に登録されやすくなるようにWEBサイトを改良 【効果】インデックスにかかる期間が減るほか、インデックスされるページ数が増加する |
▼検索ランキング | 【概要】検索エンジンのランキングのこと
【目的】検索ニーズに適切なWEBページを作成 【効果】検索ランキングで上位表示されにくくなる要因を排除 |
▼ユーザービリティ | 【概要】検索ユーザーの利便性のこと
【目的】検索が使いやすいWEBサイトに改良 【効果】検索ユーザーにコンテンツを使われやすくなり、WEBサイトに対する印象が高まる |
SEO対策の全体像
そもそも、SEO対策を大別すると、SEO内部対策とSEO外部対策の2種類あります。さらに、SEO内部対策は、コンテンツSEOとテクニカルSEOにわかれます。
施策 | 解説 |
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テクニカルSEO | WEBサイト内のシステムや機能を改良する施策。厳密には、SEO内部対策の一環。 |
コンテンツSEO | WEBサイト内に良質なコンテンツを作成する施策。厳密には、SEO内部対策の一環。 |
SEO内部対策 | サイト設計や内部のコンテンツやシステムを改良する施策。 |
SEO外部対策 | サイト外の環境を用いて自社サイトの評価を高める施策。 |
関連記事:SEOとは? SEO対策のやり方を初心者にわかりやすく解説
SEO内部対策にはコンテンツSEOとテクニカルSEOの2つある
コンテンツSEOとテクニカルSEOは、どちらも内部対策(オンページSEO)と呼ばれるものですが、作業の内容が異なります。
コンテンツSEOは、その名の通り、記事をどれだけ作り込めるかに大きく関わってきます。検索ニーズを考慮しつつ、ユーザーの潜在的な欲求を満たす記事を作る必要があります。主に、ライターによる記事執筆、ディレクターによるキーワード選定やライターハンドリングが重要になってきます。
一方、テクニカルSEOは、サイトの技術的な面を強化することで、検索エンジンに対して最適化する手法です。コーディング、サーバー設定、サイト設計など、技術的な観点から改修作業をします。そのため、コーダー、プロデューサー、サーバーエンジニアなどが協力しておこない作業を進めます。
クローラビリティが向上する7項目【テクニカルSEO】
クローラビリティとは、クロールされやすさのことです。対策すべきことは多数ありますが、とくに注意したい点は、下記の7項目です。
- サイトマップ
- 内部リンク
- パンくずリスト
- robots.txt
- ディレクトリ構造
- ページネーション
- リダイレクト
関連記事:クローラビリティとは?SEOとの関係と改善方法を解説
サイトマップ
サイトマップには、以下の2つの種類があります。そして、ここでいうサイトマップとは、後者のXMLサイトマップを指します。
- HTMLサイトマップ:検索ユーザー向けのサイトマップ
- XMLサイトマップ:検索エンジン向けのサイトマップ
XMLサイトマップを検索エンジンに送信することで、WEBサイトの構造を伝えることができます。そのため、検索エンジンにクローリングされやすくなります。
関連記事:サイトマップとは?作成方法やSEO効果について解説
内部リンク
内部リンクとは、WEBページから同じサイト内の別ページにリンクを設置することです。
クローラーは、リンクを巡回して新しいURLを発見します。そのため、内部リンクを充実させることでクローリングの効率が高まります。とくに、新規ページは既存ページからの内部リンクで発見されることがありますので重要な役割を担います。
こうした特徴から、WEBサイト内で中核を担う重要ページに内部リンクを集中させると、検索エンジンに「重要ページ」であることが伝わりやすくなります。
関連記事:内部リンクとは?SEO強化のための内部リンクのポイント
パンくずリスト
パンくずリストとは、検索ユーザーが「閲覧中のWEBページがサイトのなかで、どの位置付けなのか」を把握するための内部リンクのことです。
原則的には、検索ユーザーのために設置するものですが、検索エンジンに正しいサイト構造を伝えるという役割を兼ねています。
robots.txt
robots.txtとは、検索エンジンのクロールを制御するためのテキストファイルのことです。
たとえば、クロール必要がないページ、クロールしてほしくないページを指定して、クローラーに対して指示を出すことが可能です。
関連記事:robots.txtとは?設定する目的や具体的な書き方を解説
ディレクトリ構造
ディレクトリ構造とは、WEBサイトの構造のことです。
そもそも、ディレクトリとは、WEBページ(HTMLファイル)を配置するためのフォルダを指します。ディレクトリを適切に配置することで、WEBサイト内のページを整理できます。その結果、検索エンジンに対しても、わかりやすくシンプルなディレクトリ構造に仕上がります。
ページネーション
ページネーションとは、1つの長文記事を複数のページに分割する技術のことです。
代表的な例としては、ニュース記事やレビュー記事で用いられます。利点としては、ページを分けて公開する場合と比較して、ページ間に強い関連性がある旨を検索エンジンに伝えることができる点が挙げられます。WEBサイトとの相性を考慮のうえで、採用を検討してください。
関連記事:ページネーションとは?メリット、デメリットや実装方法を解説
リダイレクト
リダイレクトとは、WEBページの検索ユーザーやクローラーを強制的に別ページに転送移動させる技術のことです。
リダイレクトすると、転送元のWEBページから転送先の別ページにSEO評価を引き継ぐことが可能です。そのため、なにかしらの事情でページURLを変更したいときには、リダイレクトを利用してください。
関連記事:リダイレクトとは?
インデックスが向上する5項目【テクニカルSEO】
インデックス(index)とは、検索エンジンのデータベースにWEBページが登録されることです。そして、この作業のことをインデキシングといいます。
- URL正規化
- canonical
- 構造化データ
- noindex
- nofollow
関連記事:インデックスとは?用語の意味や仕組み、確認方法まで詳しく解説
URL正規化
URL正規化とは、インデックスすべき正しいページURLの情報を検索エンジンに伝える作業のことです。たとえば、次のようなケースでURL正規化が必要です。
- ホスト「www」の有無
- URLパラメータの有無
- SSL化(https)の有無
URL正規化の具体的な手法としては、canonical設定、リダイレクト設定の2つの技術があります。
関連記事:URL正規化の方法
canonical
canonical(カノニカル)とは、どのページURLをインデックスすべきかを指定する技術のことです。
カノニカル設定は、主に、URL正規化やページを統合する際に利用されます。指定の仕方は、HTMLファイルの<head>タグ内に記入するだけです。詳しいやり方は、下記記事をチェックしてください。
関連記事:canonicalタグとは?
構造化データ
構造化データとは、検索エンジンにコンテンツ情報を伝えるためのデータ形式のことです。そして、構造化データを構築することを構造化データのマークアップといいます。構造化データをマークアップすることで、次のような情報を検索エンジンに伝えられます。
- 「東京SEOメーカー」(※本サイト名)=WEBサイトの固有名詞
- 「アドマノ」(※弊社名)=企業の固有名詞
この技術を用いることで、WEBサイト内の情報を正しく検索エンジンに伝えられます。そのため、コンテンツが適切な評価を受けやすくなり、インデックスの促進に貢献する可能性があります。
関連記事:構造化データとは?
noindex
noindex(ノーインデックス)とは、クロールされたWEBページをインデックスさせないためのmetaタグの属性を指します。主なシーンは、次のとおりです。
- デバッグ用のテストサイトを運用するケース
- WEBサイト会員専用のページを用意しているケース
- CVなどの都合上、低品質ページや重複ページを要するケース
noindexは、HTMLファイルの<head>タグ内に記述することで設定できます。
関連記事:noindexとは?nofollowとの違いとSEO効果を解説
nofollow
nofollow(ノーフォロー)とは、リンク先にページ評価を渡さないとともに、クロールしないように指示するmetaタグの属性のことです。通常は、ページと関連性が低い外部リンクを設置する際に利用します。誤って内部リンクにnofollowを設置すると、インデックスの妨げになりますので注意してください。
関連記事:noindexとは?nofollowとの違いとSEO効果を解説
検索ランキングが向上する8項目【コンテンツSEO】
検索ランキングを高めるためには、コンテンツの品質を高める、または他サイトと差別化を図り、「自サイトでないとえられない検索体験」を検索ユーザーに提供することが不可欠です。
しかし、それ以前に、サイト内で不適切なコンテンツや作業方法を採用すると、検索ランキングが低下する要因となることがあります。サイト内部のささいなミスなど、検索ランキングを下げる要因を取り除いておくことも大切です。そこで、最低限、抑えるべきコンテンツSEOの施策を7項目ピックアップします。
- タイトル
- メタディスクリプション
- 見出し
- 画像のalt属性
- 重複コンテンツ / コピーコンテンツ
- 発リンク
- リライト
- 著者や監修者の情報
関連記事:SEOランキングとは?検索順位の調べ方とおすすめチェックツールをご紹介
タイトル
ここでいうタイトルとは、HTML言語のタイトルタグ(title tag)のことです。コンテンツSEOでは、タイトルタグ内にページテーマとなるキーワードを含めることが基本的な考え方となります。ただし、下記のような使い方は不適切ですので注意してください。
- キーワードを乱用する
- ページ内容と異なるタイトル文に仕上げる
メタディスクリプション
メタディスクリプション(meta description)とは、WEBページの説明文を挿入するmetaタグのことです。
メタディスクリプションで設定した説明文は、検索結果のスニペットと呼ばれるページ情報の欄に表示されます。そのため、検索結果の画面上のクリック率に影響を与えます。こうしたことから、間接的なSEO効果をもたらすことがあります。
関連記事:ディスクリプション(description)とは? 意味や書き方、文字数の変化を解説
見出し
ここでいう見出しとは、WEBページ内に見出しとして配置されるhタグを指します。
見出しを整理することで、読みやすい記事ページに仕上がります。検索ユーザーだけでなく、検索エンジンにも、正しく情報が伝わりやすくなり、コンテンツとしての価値が高まります。
関連記事:見出しとは?SEOにおけるh1~h6の使い方や役割について解説
画像のalt属性
alt(オルト)とは、画像データの説明文を挿入するためのimgタグの属性を指します。altタグで画像データに補足文を入れることで、検索エンジンに画像データの内容を正しく伝達できます。
重複コンテンツ / コピーコンテンツ
重複コンテンツとは、同じサイト内における類似コンテンツのことです。一方、コピーコンテンツとは、外部サイトのコンテンツをコピーしたもの、または、コピーしたものに少し手を加えてオリジナルコンテンツに見せかけたものを指します。いずれにしても、ページの評価が下がる行為ですので注意してください。
- 不要なページをnoindex設定する
- 残すページに対して、不要なページをリダイレクトする
- 不要なページを削除する
仮に、自社サイトのコピーコンテンツが他サイトにあった場合は、次のように対処します。
- コピーコンテンツを作ったWEBサイトに削除要請を出す
- DMCAの申請を出す
関連記事:重複コンテンツとは?コピペ率を確認する方法や取るべき対策をわかりやすく解説
関連記事:コピーコンテンツがSEOに与える影響や対処法について解説
発リンク
発リンクとは、自社サイトから外部サイトに対して設置したリンクのことです。適切に発リンクを設置することで、検索ユーザーの利便性が向上しますので、WEBページのコンテンツとしての価値が高まります。さらに、まれではありますが、リンク先のサイトから被リンクを返されるケースもあります。
関連記事:発リンクとは?
リライト
リライトとは、WEBページの情報を更新する作業のことです。リライトが求められる場面としては、たとえば、下記のようなケースが挙げられます。
- 古い情報を最新情報に書き換える
- 低品質ページのクオリティを高める
リライトは、コンテンツSEOの施策のなかでも重要な作業に位置付けられています。ページをリライトすると、検索順位が劇的に変動することもあります。
関連記事:リライトとは?
著者や監修者の情報
WEBページの著者や監修者情報を掲載すると、ページ内で書かれている情報の信憑性を担保できます。
2022年に発表されたWEBサイト評価指標のE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)にもあるとおり、昨今では、コンテンツに対する信頼性が重視されています。そこで、ページの信頼性を裏付けるために、記事を作成した著者情報や監修者の情報が役立ちます。あわせて、ドメイン情報が掲載されるwhois情報にも、サイト運用者の情報を追加してください。
関連記事:記事監修とは?費用や相場から、効果を高める監修者選びのポイントまで解説
ユーザビリティが向上する6項目【テクニカルSEO】
ユーザビリティを高めると、インデックスの状況や検索ランキング面で好影響をえられます。ユーザービリティを疎かにすると、なかには、検索順位を下げる要因となるケースもありますので注意してください。具体的には、下記のような点をチェックしてください。
- SSL化(https化)
- フォントサイズ
- 404ページ
- ページの表示速度
- サーバー速度
- MFI対応
関連記事:ユーザビリティとは?SEOにおける影響とアクセシビリティとの違いなど解説
SSL化(https化)
SSL(Secure Sockets Layer)とは、WEBサイト上の通信で発生するデータのやりとりを暗号化する技術のことです。SSLが導入されたサイトでは、URLのプロトコル部分が「http」から「https」に変化します。
WEBサイトをSSL化することで、セキュリティが高まり、外部の第三者によるハッキングなどを防げます。とくに、ユーザー情報を保有する、会員サイトや決済機能を有したサイトでは、SSLの導入が不可欠です。さらに、2024年現在では、Googleが「SSL化はSEOに影響を与える」ことを明言していることもあって、SEO対策の一環としても広く取り入れられています。
関連記事:HTTPS(SSL化)とは?設定方法とサイトのSSL化について解説
フォントサイズ
ここでいうフォントサイズとは、WEBページ内におけるパラグラフテキストの文字の大きさを指します。
一般的には、検索ユーザーが閲覧しやすいサイズに設定します。この適切なフォントサイズに関して、Googleは、16pxを推奨しています。ただし、サイトのユーザーにご年配が多い場合は、老眼を考慮して、やや大きめのフォントサイズに変更するといった配慮が求められます。
404ページ
404ページとは、存在しないページに対するリンクをクリックした際に表示されるエラーページのことです。404ページは、ユーザーに対して「ページが存在しない」ことを伝える役割を担います。
この404ページをカスタマイズすることで、ユーザーのサイト離脱を防ぐ一助となるケースがあります。404ページをカスタマイズするうえでは、デザイン変更、内部リンク設置といった作業が挙げられます。
関連記事:404 not foundとは?404エラーページはSEOにどのような影響を与えるのかを解説
ページの表示速度
ページ表示速度とは、検索ユーザーがリンクをクリックしてから、デバイス上でWEBページが表示されるまでにかかる時間のことです。
ページ表示に要する時間が長いほど、ユーザーにストレスを与えます。Googleによると、3秒以上の時間がかかると、半数以上のモバイルユーザーが直帰するというデータを公開しています。さらに、Google検索エンジンには、ページ表示速度が極端に遅いと、ページ評価を下げるというアルゴリズムが実装されていますので注意してください。
関連記事:サイトスピード(ページ表示速度)とは? チェックツールや改善方法を解説
サーバー速度
サーバー処理を高速化することで、WEBサイト全体のページ表示速度が高まります。サーバー速度を上げる方法には、次のような手法があります。
- サーバースペックを上げる
- キャッシュ機能を使う
- ソースコードを整理する
- コンテンツ容量を小さくする
- データベースを整理する
サーバー処理は、ページ表示速度だけでなく、ページの反応速度などにも関係してきます。そして、こうした速度の評価を数値化した指標をコアウェブバイタル(Core Web Vitals)といいます。コアウェブバイタルは、SEO評価にも影響を与えますので、対策が必要です。
MFI対応
MFI(Mobile First Index / モバイルファーストインデックス)とは、検索ランキングの決定要因などにモバイルページの情報を優先して使うという、Googleの検索アルゴリズムのことです。
そのため、モバイルフレンドリーなページ(モバイル環境で閲覧しやすいページ)を作成する必要があります。具体的な手法としては、レスポンシブデザインという技術の導入などが挙げられます。
関連記事:モバイルファーストインデックスとは? SEOへの影響とMFIについて詳しく解説
SEO内部対策における26項目のチェックリスト
SEO内部対策を実行するとなると、多数のタスクが発生します。そこで、タスクに漏れが生じないように、チェックリストを作成してください。
本ページでピックアップした施策を例に挙げると、下記の表組データをエクセルファイルなどで作成します。そして、終えた作業に対して、「チェック」に○印をつけていきます。
チェック | チェックリスト 一覧 |
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サイトマップを送信したか? | |
内部リンクを適切に設置しているか? | |
パンくずリストを設置しているか? | |
robots.txtでクローラーに適切な指示を出しているか? | |
ディレクトリ構造がわかりやすいか? | |
ページネーションを採用しているか?(※必要な場合) | |
リダイレクトを適切に設定しているか? | |
URL正規化を設定したか? | |
canonicalを設定したか? | |
構造化データを設定したか? | |
noindex処理は適切か? | |
nofollow処理は適切か? | |
タイトルとページ内容が一致しているか? | |
meta descriptionとページ内容が一致しているか? | |
見出しはわかりやすいか? | |
画像にalt属性を設定しているか? | |
重複コンテンツやコピーコンテンツが存在しないか? | |
発リンクを適切に設置しているか? | |
ページ更新頻度は適切か? | |
著者や監修者情報を掲載したか? | |
SSL化したか? | |
文字サイズを適切に設定しているか? | |
404ページを設置したか? | |
ページの表示速度が遅くないか? | |
サーバー速度が遅くないか? | |
MFI対応したか? |
SEO内部対策のよくある質問
SEO内部対策に関する、よくある質問をまとめています。
Q:SEO内部対策でもっとも重要な施策は?
Answer)SEO内部対策は、「やるべき」よりも「必須」というニュアンスを含みます。そして、本ページで紹介している施策は、原則的に確認が必要です。
ただし、WEBサイトの環境によっては不要な施策があります。たとえば、ワードプレス(Wordpress)を導入している場合、利用しているテーマによっては、ある程度のSEO内部対策が完了しているケースもあります。こうしたときは、チェックリストとWEBサイトを照らし合わせて、必要であるにもかかわらず、反映されていない施策のみを実施してください。
Q:SEO内部対策と外部対策の違いは?
Answer)SEO内部対策とSEO外部対策は、SEO対策という点では共通していますが、そのための手法が異なります。
SEO内部対策では、サイト内部を改良して検索エンジンやユーザーと相性がよい作りを目指します。一方、SEO外部対策では、サイトの外的要因を用いて、自社サイトの評価を高めます。
関連記事:SEO外部対策とは
Q:テクニカルSEOとコンテンツSEOはどちらが重要か?
Answer)テクニカルSEOとコンテンツSEOは、両方重要です。
WEB担当者であれば「Contents is King(コンテンツが王様)」という言葉を聞いたことはあると思います。それだけSEOにとってコンテンツは重要です。しかし、SEO対策に求められるのは、コンテンツの価値だけではありません。そもそも、サイト設計の完成度が不十分だとコンテンツが正しく評価されないこともあります。そのため、テクニカルな面も整える必要が出てきます。
Q:SEO内部対策でセキュリティを高める方法は
Answer)セキュリティを高める手法として、SSL化(https化)が挙げられます。
WEBサイトをSSL化することで、アクセス時に発生する通信データを暗号化できます。すると、外部の第三者によるデータの盗聴を防ぐことが可能です。とくに、顧客データを有する会員機能や決済機能を持つサイトとしては必須の対策です。
関連記事:SSL化とは
Q:WEBサイト診断とは何ですか?
Answer)WEBデータの解析、市場や競合調査を通じて、自社サイトの状況を把握することです。さらに、抽出した課題をもとに、SEO内部施策を進めます。
東京SEOメーカー(本サイト)では、初回のみ対策サイトのキーワード最適化やサイト設計が正しいかを診断するサービスを提供しています。そして、30ページにわたる、サイト内部修正診断書を提出します。そのうえで、サイト内部修正診断書にそってサイトを修正していきます。
サイト内部修正診断書は、サイトを育てていくうえでの指針となるものです。この指示通りにサイトを修正しつつ、良質な外部リンクを獲得すると、自然と対策キーワードで上位表示していきます。
まとめ